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2023年01月24日

令和5年1月24日火曜

ドミニカ人男性29歳、前日からの高熱と呼吸器症状で来院。新型コロナは陰性、A型インフルエンザ陽性だった。
 フィリピン人男性50歳、高血圧で2か月に一回、通院中。2週間ほど前に会社の検診で胸部レントゲンに異常があると言われて来院。レントゲン写真を撮影すると小さな無気肺があった。近くの公立病院に紹介したが・・・昨日、肛門が痛くて出血すると来院。診察を行って痔だと話すと、「がんじゃないの、先生」と言う。違うと話すと、「またがんかと思ったよ」との返事。「また」とはなんだと思って訊ねてみたら、無気肺の部分に肺がんがあると言われたとのことだった。近くの公立病院からまだ、紹介状の返事が来ないので、本当なのかどうなのかは不明なのだが。
 フィリピン人女性44歳、先週、こども二人が感染性腸炎で受診。感染が広がらないように小児科で説明はしたのだが、前日から下痢と腹痛。同じく感染性腸炎と診断したが、症状が軽かったので便の培養はせず。
 タイ人女性62歳、高血圧で「ときどき」やってくる。今回も昨年の7月に2か月分を処方していてその後は来院せず。血圧測定するとわりとよくコントロールされている。なぜ?と不思議に思って訊ねたところ、来院する前の一週間ぐらいは内服するのだそうだ。ある意味、感心し、ある意味、あきれてしまった。このような受診傾向は何度説明しても変わらない。先日、フィリピン人男性が脳梗塞で倒れたが、彼の内服の仕方も同じようなもので、倒れたと聞いてほんとに残念、複雑な気持ちだった。
 東アジアの某国の女性、ゆえあって小児科を受診。あまりにも態度がおかしい、なんだかいつも処方している眠剤を大量に内服しているようだと連絡があった。何があったのかを訊ねたら、娘さんがパートナーとして同じ性の女性を連れてやってきたのだそうだ。人間の平等や性の平等等さまざまなことについて頭で理解できていても、いざ、それがわが身に降りかかるような状況になると、理解しきれないということなのだろう。
posted by AMDAcenter at 07:35 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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