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2022年12月17日

令和4年12月17日土曜

ラオス人男性16歳、前日より軽度の発熱と咽頭痛で来院。新型コロナの抗原検査で陽性だった。アメリカ人男性60歳、右の季肋部から心窩部にかけての疼痛で初めて来院したのが月曜日だったか・・・エコーでは著明な脂肪肝。朝一に準緊急として内視鏡検査を予定したが・・・内視鏡を口腔内に挿入しようとした時点で内視鏡をつかんで入れさせてくれない。こういうことが2回繰り返された時点で、内視鏡検査を断念した。というのも20年近く前か、かなりひどい心窩部痛を訴えてやってきたタイ人男性が「お金はない」と言うものの、検査結果によっては緊急医療になりかねないと思い、お金のことはあとでいいからと内視鏡検査を行った。結果は胃潰瘍だったが、内視鏡検査中にマウスピースを吐き出し、内視鏡を噛まれてしまった。その後、オリンパスに内視鏡のチェックをお願いしたところ、修理に50万円かかると言われて泣いたことがあるからだ。インド人女性27歳、頭が痛いと来院。
経過を聞いているうちにいつのまにか、甲状腺疾患で薬を内服しているという話になってしまった。病気の名前を聞いてもわからず、甲状腺機能亢進症で薬を内服しているという。チアマゾールを内服しているのかと思ったら、バッグから出してきた薬はレボチロキシンだった。要するに甲状腺機能の低下があり、内服しているわけで・・・・本人の話を信用すると手痛いミスにつながりかねないということだ。頭痛は「頭痛は頻回に来るが、そのほとんどはたいした痛みではなく、ときどきだが、ひどい痛みがあり、そのときにはめまいがして倒れるほどに痛い」と言う。いつもは緊張性頭痛でときどき片頭痛の発作が混じると理解した。トリプタン製剤を処方してみた。
posted by AMDAcenter at 08:46 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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