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2022年07月07日

令和4年7月7日木曜

5日の外国人患者は12名。ペルー人男性56歳、先週末の採血の結果、中性脂肪が400を超えていて、「お呼び出し」した。検査を行って、結果があまりよくないときには次の診察日を待つと時間がかかる場合、すぐに電話で本人に電話して「お呼び出し」する。これは外国人に対しても日本人に対しても変わらない僕の診療スタイルだ。彼には看護師が電話したので、細かい点まで話しておらず・・・汗かきながらやってきた。どうしたらこんなデーターになるのか?とやさしく詰問したら・・・御飯がおいしくて体重が4キロも増えたとのこと。厳重に注意したが、彼のいつもの行動から、体重を落とすことができるとは思えず、やむをえないので、ベザブィブラート200mgを夕食後一回一錠開始した。ベルー人女性80歳、たぶん僕のベルー人患者の中では一番日本語がわからない人だと思う。血圧が高く、ほかに体調もよくなく、いろいろな医療機関に行くも、主に言葉の関係から長続きせず・・・本人もつらそうだったのを覚えている。4年ほど前に頼まれて市内某所で、外国人市民向けに講演を行ったときに、僕のことを知って、それから通院が始まった。引っ込み思案な性格も重なり、うまく自分を表現できずにいらいらしていたが、気がつけば、それなりに互いのコミュニケーションが取れるようになってきた。今は「せんせい、おはよう」とにこにこ、来てくれる。夕方、発熱でやってきた22歳の女性、発熱後、まだ4時間ということなので、抗原検査どころか、PCR検査もまだタイミング的に早いかと思ったが・・・かなりの発熱と咽頭痛という新型コロナオミクロン株の症状にぴったりだったので抗原検査を行ってみることにした。本人には「抗原検査なら15分でわかる、PCRなら明日になるし、ベストはあした検査することだが、すると結果は木曜日になってしまう。陰性なら検査代はいただかないから一度、抗原検査をさせてほしい」と話した。納得してくれたので、鼻咽頭から検体採取して検査、看護師からも早すぎませんかあと言われたが・・・机に向かってカルテに記載をしていたら・・「先生、もう出ましたよ」と大きな看護師の声が聞こえた。振り返って確認すると、コントロールよりかなり濃い線が患者を表すTの上に出ている。やったあと心の中でガッツポーズしながら、再度、カルテをよく見たら、どこかで聞いた名前。日系のベルー人のお嬢さんで、小さい頃はよく母親に連れられてやってきた。外に出て、結果を教えてあげながら、「〇〇ちゃん?大きくなったねえ」と言うと「はい、そうです」と答えてくれた。今は障害者施設の教員として働いているそうだ。ベルー人の子弟、とくに女性は顔だちもスタイルもエキゾチックで新宿や渋谷、六本木の繁華街を歩いているときにモデルにスカウトされたりとそういう派手な世界に惹かれて行ってしまう人も少なくない。彼女が堅実な道を選んで生きていることを知り、うれしかった。
posted by AMDAcenter at 07:56 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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