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2022年06月30日

令和4年6月30日木曜

タイ人女性75歳、日本人の40代ぐらいの女性が付き添ってきた。この女性の父親である彼女の日本人のご主人が脳梗塞で倒れ、回復してきてはいるが、以前のように車を運転してはここまで来れないという。住まいは隣のA市だ。A市も広く、かなりここからは遠いことがわかる。どういう病気で通っているのですか?と問われた。この付き添いの女性からみるとタイ人女性は父親の後妻にあたる人か、法律的には単なる同居人なのか、そんなところだ。ある意味、利害が反することにもあり、質問によっては答えにくいところもあるのだが、どうやら険悪な雰囲気はないので高血圧ですと答えた。そこからいろいろと話しをしたが、要するに僕のクリニックまで車で送ってくるのは大変なので、近くの医療機関ではいけませんか?と転院について質問しているのだとわかった。タイ人女性は電車で遠回りしても自分で来れるからそれでいいと話しているとも教えてくれた。タイ人女性がいつもやってくるのは土曜日だ。土曜日はタイ語の通訳スタッフが毎週いて、そのうちの2人はタイ人だ。彼らとタイ語で話をしていくのが楽しみでたまらないのが毎回、よくわかる。精神的な癒しとなっているのだろう。この点についても話したら、付き添ってきた日本人女性はよくわかってくれた。
 月曜日に受付においてあるAMDA国際医療情報センターの募金箱の回収に事務局スタッフがやってくるというので、中の金額を確認したら4万4千円を超える金額が入っていた。患者の皆さんの好意に感謝。看護師が言うには、市内でタイレストランを経営しているタイ人女性や北隣のS市に住んでいるインドシナ難民として日本に定住を許可されたカンボジア人女性などがやってくるたびに募金箱にお金を入れてくれているのだとのことだった。もしかしたら彼らにとってはタイ語でタンブンという徳をこの世に積むという上座部仏教の教えの実践なのか・・・・いずれにしてもいつもの彼らの生活はつつましいものなのに・・・感謝の言葉がなかなか見つからない。
posted by AMDAcenter at 08:18 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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