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2022年06月21日

令和4年6月21日火曜

この時期、特定健診を一日3人予定しているのだが・・・20日月曜日は3人ともに外国人だった。タイ人、フィリピン人にベルー人。朝からバラエティに富んでいる。9時半ごろに看護師から「バリバリの英語で電話がかかってきている」と受話器を渡されそうになった。今日は午前中、フィリピン人スタッフが近くの学校に行っている。僕が電話に出ると診療がストップしてしまうし、英語で「午後に電話してください」と話すのもおかしい・・・というか当然だが、用件に話が移っていくだろう。看護師に「午後2時以後に電話してください」だけを返事してもらった。その直後、発熱患者のPCR検査のためにクリニックの外に出たところ、欧米系の男性がクリニックの看板をのぞき込んでなにやら手帳とにらめっこしている。連れと思われる女性が向かいの道路の端に立ってこちらを見ている。クリニックのスタッフのだれも声をかける様子がないので、思わず声をかけた。すると米国の主治医がこの検査だけを受けて結果を見せてほしいと話しているのだが、できますか?と言われた。手元の紙には尿検査のほか、HbA1C、PSA、脂質代謝、末梢血が英語で書かれてあった。中に招き入れ、カルテの作成はスタッフに任せた。当然だが、自由診療となる。カルテがなかなか手元に来ないので、スタッフに訊ねると「在留カードの確認やらしている」という。あわてて止めた。というのも保険診療ではないから本人確認はあまり意味がない。日本の公的保険に加入していれば、自ら保険証を呈示するだろう。さらに米軍属などでそもそも住民基本台帳に乗っておらず、したがって在留カードを持っていないかもしれない。「外国人が初診でやってきたらまずは在留カードで身分確認」というのは保険診療の場合の原則である。必要がないのに在留カードを見せろと言えば、怒り出す人もいるかもしれない。こういうところ、なぜ在留カードを確認しなければならないか?という理由を考えれば原則と原則外が理解できるはずなのに・・・・それが理解できないというのは根本的なところが理解できていないということにほかならない。結果は明日には判明するだろう。
 午後からフィリピン人54歳男性の前胸部と腰部のかなり大きな良性腫瘍の摘出術を施行。一日の外国人患者総数は21名。
posted by AMDAcenter at 09:02 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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