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2022年05月24日

令和4年5月24日火曜

甲状腺にしこりがあり、都内の超有名甲状腺専門病院に診断をお願いしたフィリピン人女性45歳、本日、同病院より返信があり、悪性ではないとのことで安心した。この病院とはなんとなく縁があって、創立者の先生が大学の外科学教室の大先輩、学生時代には大学の研修で一日見学させていただいたことがあった。また、卒後4年目に初めて台湾に行ったとき、中華航空の機内で話しかけてきた台湾人のおばさまが、何か月かに一回、台湾からこの病院に通院していて、今はその帰りと教えてくれて、海外からも定期的に通院している人がいることに驚いたことがあった。海外からも信頼されているということだから。今なら医療滞在ビザの対象だろう。僕が卒後の研修の一環として1年間をすごした静岡日赤病院の当時の外科部長が甲状腺を専門としていたこともあり、その下で学んで甲状腺についてはかなりの知識があると思ってはいたし、開業後もエコーを使って嚢胞性と判明した場合には穿刺、細胞診を行うなどしていた。10年ほど前に県立高校の検診で甲状腺にしこりがあるのでは・・・と指摘されたタイ人女性がやってきたときにもエコーの診断のもとに穿刺を行い、しこりは消失。引けた液もきれいな漿液なので悪性ではないだろうと推察していたら、細胞診ではがんと診断されて漿液性だからと細胞診を出さなかったらどうなったかと一抹の不安を感じたことがあった。検査技術の向上を含む診断に至る過程がかなりのスピードで進歩していく過程で、僕の知識を過信していては誤診につながりかねないと考え、以後は甲状腺ホルモンが正常な場合はこの病院まで患者に行っていただいて専門医の診断を仰ぐことにしている。7年ぐらい前だったか・・フィリピン人女性の甲状腺の腫大について診断をお願いしたら、大学時代の同級生の名前で返信が来て、かなりうれしかった記憶もある。その同級生もそれから数年して亡くなった。来月の17日で73歳になる。昨年には大学の付属の高校3年のときに同じクラスで学んだ親しい産婦人科の同級生が亡くなり、今年になって1年のときのクラスメートの整形外科医が亡くなった。そういう年齢になったのだと思った。残された人生を悔いないように自分に忠実に過ごしたい。
posted by AMDAcenter at 08:23 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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