昨日は久しぶりに不愉快になった。夕方、クリニックが入っているマンションの住人と思われる男性から電話があった。最初は看護師が対応していたが、看護師が僕に代わってくれと言う。受話器を受け取るとクレームだった。発熱患者がクリニックの前にたむろしていて気持ちが悪い、外国人が使ってはいけない他人の駐車スペースに停めるし、路上駐車をしていて困る、PCR検査など大和市立病院でやればいいなどと話していたが・・・僕としてはかなり切れたと思う。路上駐車はいちいち注意してやめてもらっている。今は新型コロナとの戦争だ。どこかが無理をしてでも発熱患者を受け入れないと検査さえ受けられない人が続出する。県の相談センターから僕のクリニックの紹介を受けたという人たちの電話、頻回にかかってくるが、これがいい証拠だ。そして僕が感じるのは「有事の際の差別」だ。発熱している人やコロナの人は気持ちが悪い、外国人はルールを守らない、だから自分から遠くに排除したい、そういう思想が根底にあるのだろう。僕の行っていること、クリニックが行っていることを良いことだとか誰かに褒めてほしいとか、そんなことは思わない。だれとも名乗らない、こういう輩とはまともに話はしない。ただし、クリニックの電話に出たこの人物の携帯番号は書き留めておいた。
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