• もっと見る

2022年02月26日

令和4年2月26日土曜

新型コロナの減少傾向はさらに明らかになってきた。昨日は抗原検査2人で陽性が1人、PCR検査は発熱等の症状があって行った人が19人、そもそも平日に20人以下というのが6週間ぶりぐらいだろうか? そして陽性者は9人。PCR検査での陽性者だけについてみれば一桁というのも6週間か7週間ぶりだ。ベルー人女性30歳、夕方になって発熱していると電話なく直接やってきた。1月にはPCR陽性で新型コロナに感染していることが判明、自宅療養していた。2週間ほど前に、昨年の8月にPCR検査で陽性今回もPCR検査で陽性という女性がいた。8月はデルタ株、今回はオミクロン株と考えれば2回感染しても不思議はない。このベルー人女性の場合は1月にたぶんオミクロン株に感染したと思われるので、2月にまたオミクロン株に感染することはないだろうと思いながら、PCR検査を行ったが・・・結果は陰性だった。フィリピン人男性52歳、高血圧。11月に2か月分処方しているということは12月か1月で内服が終わっているはずなのに・・・血圧が高いのは当たり前。毎度のことながらがっかりする。
 昨日は久しぶりに不愉快になった。夕方、クリニックが入っているマンションの住人と思われる男性から電話があった。最初は看護師が対応していたが、看護師が僕に代わってくれと言う。受話器を受け取るとクレームだった。発熱患者がクリニックの前にたむろしていて気持ちが悪い、外国人が使ってはいけない他人の駐車スペースに停めるし、路上駐車をしていて困る、PCR検査など大和市立病院でやればいいなどと話していたが・・・僕としてはかなり切れたと思う。路上駐車はいちいち注意してやめてもらっている。今は新型コロナとの戦争だ。どこかが無理をしてでも発熱患者を受け入れないと検査さえ受けられない人が続出する。県の相談センターから僕のクリニックの紹介を受けたという人たちの電話、頻回にかかってくるが、これがいい証拠だ。そして僕が感じるのは「有事の際の差別」だ。発熱している人やコロナの人は気持ちが悪い、外国人はルールを守らない、だから自分から遠くに排除したい、そういう思想が根底にあるのだろう。僕の行っていること、クリニックが行っていることを良いことだとか誰かに褒めてほしいとか、そんなことは思わない。だれとも名乗らない、こういう輩とはまともに話はしない。ただし、クリニックの電話に出たこの人物の携帯番号は書き留めておいた。
posted by AMDA IMIC at 08:48 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック