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2022年02月21日

令和4年2月21日月曜

新型コロナの第6波が頂点に達して下り坂に転じたように感じるとは昨日、書いたが・・・この傾向、さらに如実になってきた。昨日のPCR検査数は19件、抗原検査が2人。検査結果をお知らせするために電話するのにもあまり時間がかからなくなってきた。ただし、検査数に占める陽性者の割合も5割ぐらいに減少してきた。それでも日中の電話はひっきりなしだが・・19日の土曜日は記憶にないぐらい久しぶりに新型コロナの検査を受ける外国人がゼロだった。こういう日が続いてほしい。昨日の夕方に検査会社から今月分の請求書が届いた。新型コロナが発生するまでの毎月の支払は35万円程度。その請求書の額が766万。単純計算すると第6波の一か月のPCR検査代が730万程度。約800件のPCR検査を行ったことになる。一か月の診療がおよそ20日なので、平均すると一日40件、これに抗原検査の人の数を加えると、45人程度か? 発熱患者をこれだけ毎日受け入れていれば、十分に地域医療に貢献していると言っていいだろう。
 2週間前に米軍基地内からやってきたアメリカ人女性、160/100ぐらいの血圧で頭痛も訴えていたため、アムロジピンとピソプロロール、各々5mgを処方したところ、130/80台に落ち着いていた。今回は空腹で来ていただいて採血も行った。肝機能、脂質代謝、腎機能、末梢血プラス母親が糖尿病だというので、血糖値やHgA1C、尿検査も行った。もし、糖尿病の傾向が見えるなら次回から腎機能に影響が出かねないピソプロロールをやめて、腎機能に「やさしい」といわれるArb系統の降圧剤に変更したほうがよいことを説明しておいた。診察室でもにこにこしていて少し冗談も言ってくれるようになり、安心した。
posted by AMDA IMIC at 10:15 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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