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2021年12月18日

令和3年12月18日土曜

今日は楽しい話。フィリピン人女性5人にインフルエンザ予防接種を行った。4人は診察もあり、1人は予防接種のためだけに来院。やってきたのはばらばら、いっしょに来たわけではない。そして新患はひとりもいない。ここがみそ。みな、長年の顔見知り。予防接種を行う直前に「きょうはお尻に打つよ、さあお尻を出してもらおうかなあ」と言う。すると、誰一人として真剣な顔で悩んだり、いやだという人がいない。みな、「ハイ、ドク、いいよ」と言いながら、笑い転げている。僕が冗談を言っているのを知っているのだ。笑い転げているうちに腕をつかんで、はい、接種終了。「はやい」とか「痛くない」と言ってくれる。ときどき、こういう僕のいたずら心が顔を出す。フィリピン女性で高血圧でやってきた人、コレステロールや中性脂肪が高い人、そして太ってしまった人や「やせた」と自称する人など・・・診察が終わると、「どれどれ」と言いながら彼らが座っている椅子を回転させて後ろ向きにする。そして後ろからぷくっとしたおなかを両手でなでなで。「やだぁ」と言いながら笑い転げるのは先と同じ。「お代官様には隠せないよ、脂肪ついたよね」と言うと、「だってクリスマスだもん」という返事。フィリピン人のマリガヤンパスコ(メリークリスマス)は9月から始まる。そして12月ともなると、あちらこちらで連日のようにパーティ。今年も行っているのかな? それにしてもこういう行為は普通はセクハラだろう。あの嬉しがり方は何なんだろう。誤解されないように新患や若い女性には決して行わない。フィリピン人の男性の場合はおなかを前から撫でて、「ほら、食事療法しようね」などと話す。後ろから両手でなでなでするとそういう高尚な趣味があるのかとあらぬ疑いをかけられそうだから。こちらもみな、大笑い。そうそう、女性の場合、〇〇はリンゴが似合っているよと言うと、勘のいい連中はにらみつけるそぶりで「ドク、またそんなこと言って、バボイじゃないよ」と反応する。バボイはタガログ語で大豚、豚の口にリンゴといえば連想するのは豚の丸焼き、タガログ語でレチョンだ。クレスマスやお祝いの席の定番のごちそう。これってセクハラ+パワハラだろう。こうして僕とフィリピン人患者の楽しい時間は過ぎていく。
posted by AMDAcenter at 09:58 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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