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2021年12月17日

令和3年12月17日金曜

熱傷で包帯交換中のフィリピン人女性、たぶん通院し始めてから2か月は経過したはず。ようやく授傷部位にも治癒傾向が見え始めた。包帯交換すると前日、包帯交換したときに塗ったエキザルベがくっついていて受傷部位が乾いてきているのかどうかがわからない。そこで明日までと限定してエキザルベを塗らずに、ソフラチュールを貼ってその上から包帯で巻いてみた。しばらくして外来のソファーにまだ座っている彼女を発見、どうしたのかと訊ねると、「痛い」と言って泣いていた。かなりの痛みにも耐えてきた彼女なので、これは尋常ではないと判断、再度、診察室に入ってもらっていつものようにエキザルベを塗ってソフラチュールを貼った。こうするとやはり痛みが軽減するようで、僕の試みも時期的に少し早すぎたのだろう。かわいそうなことをした。
 外国人ではないが、昨日のこと、5日前から軽度の発熱と風邪症状の方が来院。新型コロナの抗原検査を行ったところ、陽性だった。濃厚接触者の状況を訊ねてみたら、娘さんが同じころから発熱、ご主人は昨日から軽度の発熱、さらに13日に会ったというこの方の母親が昨日よりごく軽度の発熱とごく軽度の下痢をしているという。全員、濃厚接触者で早く検査すべきと話した。娘さんがすぐにやってきたので抗原検査したところ、陽性。母親とご主人はPCR検査を行い、本日の早朝に判明した結果が二人とも陽性。家族内クラスターだ。予防接種を受けていたのは娘さんと母親、本人とご主人は受けていなかった。全員、軽度の症状のため、ご主人は会社へ、娘さんは学校に登校していた。この程度でも医療機関を受診すべきことを一般の方にもわかってもらわないといけないし、医師はこの程度でも新型コロナを疑って検査を行わないといけない。しかし、罹患してもこの軽度なら2類感染症でよいのかどうか、オミクロンのこともあるが、議論になりそうだ。
posted by AMDAcenter at 09:17 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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