CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2021年11月27日

令和3年11月27日土曜

フィリピン人女性43歳、どきどきする、体が重いと訴えて来院。フィリピン人のご主人が付いてきた。診察に入る前にフィリピン人スタッフが話を聞いてくれていて、職場でいじめにあっていると教えてくれた。このような情報は大切だが、一方的な情報でもあることを理解しておかないと、妙な感情注入をしてしまうことになりかねない。診察室に入ってきた彼女はうつむいて、話もせず・・・というより日本語がよくわからない風であった。血圧測定するも正常、採血をするとHbは10.2、たしかに貧血だが、この数字で動悸がするかどうかは不明だ。軽いうつ状態にあるのではないかと思った。いま、小学校の英語の先生として働いているが、次の4月からは再契約はしないと言われたことがどうやらその原因らしいとわかった。再契約はしないという理由についてだが・・・・何度か彼女のところに税金の支払いの用紙が届いたのだが、彼女は日本語が読めず、何が書いてあるのかわからずに捨てていたという。役所からの知らせで、すでに税金が未納状態になっていることを知り、ご主人の給与からまとめてすでに支払い済みなのだそうだが、どうやらそれが理由と思い込んでいるようだった。実際、先方との話し合いでこのtaxの話をされたというのだが、真実はわからない。今年の5月まで5期10年、郡市医師会長を務めてきたので、この「先方」にも知り合いが多いのだが、もちろん「介入」はしない。ただし、納得ができないなら、日本語が普通に話せる、理解できる人物に同行してもらい、もう一度話を聞かせてほしいと先方に接触してはどうかとは言った。鉄剤とアルプラゾラムを処方した。昼休みに食事に行こうと外に出たら、調剤薬局から帰るこのご夫婦とばったり出会った。そのときの本人の症状が笑顔で、僕の前のあの顔つき、態度は何だったのか、安堵とともに拍子抜けした。
 昨晩、タイ政府は12月16日の入国から、「指定の国からの入国で」「ワクチンパスポートを所持し」「搭乗72時間以内のPCR検査が陰性」である人について、現在、タイ入国時に行っているPCR検査をやめて、抗原検査にすると発表した。したがって現在はPCR検査の結果が陰性と判明するまで指定のホテルに一泊隔離されなければならないとしているのだが、それを「隔離は必要なし」ということになる。このタイの新システムは米国が11月から行っている方法とまったく同じだ。僕はタイ政府が遠くない時期に入国時のPCR検査をやめて抗原検査に変更するだろうと、このブログでも書いてきたが、やはりその通りとなった。いよいよ日本だけが、WITH コロナの国際的往来から取り残される可能性が出てきた。
posted by AMDAcenter at 08:13 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック