外国人の場合、「体を診てほしい」とか「ヘルスチェックアップをしてほしい」と訴えるので、中長期の滞在者で住民基本台帳に掲載があって我が国の公的保険に加入している場合は保険診療できず、自費診療になると医療者側が勘違いしやすい。僕の経験ではそういう方に直接、診察室で話を聞くと、ほぼ100%、医療機関をわざわざ受診して検査をしてほしいと思うなんらかの症状がある。だから何よりも診療に入る前の問診が大切だ。この方の場合はもともとが米軍関係者なので、何年、日本に在留しようと住民基本台帳に掲載されることはなく、すなわち日本の公的保険に加入することはできず、結果的に症状があろうがなかろうが自費診療ではあるが・・・
僕のクリニックの近くには米軍キャンプが3つある。最近、気がつくことはやってくる軍属や家族が明らかに増えていて、なおかつ3つのキャンプから万遍なくやってくるということだ。
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