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2021年10月22日

令和3年10月22日金曜

フィリピン人女性31歳、午前11時頃、突然やってきて、就職のための検診が受けられるかどうか、書類を出して見せてくれたとフィリピン人スタッフが教えてくれた。血液検査がなく、これなら朝食を食べて来ても問題ないだろうと判断。ただし、結果を持参した書類に記載してすぐにも欲しいとのこと。書類は英文だが、悩むような内容ではなかったので了解した。レントゲン写真を撮影し、血圧を測定し、検尿を行い、そのまま診察室で記載した用紙を受付で受け取り帰っていった・・・はずだったが、それから30分ぐらい経っただろうか、彼女から電話があり、頻尿があるので診てほしいとのこと。国民健康保険の有効期限が今日までと話したそうだ。昼休みに入ってしまったので、午後2時に来てもらい、診察を行ったが、朝の検尿結果を見ても尿路感染症とは言い難い。話を聞くと、行きたくはないが、仕事のために〇〇県に一人で行くのだと教えてくれた。フィリピン人スタッフの話では待合室で彼女と話しながら、涙目になっていたという。こういうストレスも原因の一つなのかもしれないが、念のために抗生剤を処方しておいた。午後3時頃、米軍基地からアメリカ人男性38歳、こちらも突然の来院。フィリピン人スタッフからのメモには一週間ぐらい前から背部痛があり、腎臓を心配していると話していると書いてあった。午後から内視鏡検査が2件入っていたので、検査を行っている間に検尿だけ、行っておいてもらったがまったく異常なし。どうして腎臓を疑うのか、理由がわからない。血液検査を行ってまずは腎機能を✓しようと考えた。結果は明日の午後にはわかる、それまで鎮痛剤など必要ないか?と訊ねたら、不要との返事。ますますよくわからない。巨大な体で毎日、ジュースをたくさん飲んでいるというので、採血にあたり、糖尿病関係の検査を含めるべきかどうか、家族歴等尋ねたところ、父親をはじめ、叔父2人が糖尿病であるとのことなので、食後2時間ではあるが、血糖値とHbA1c も検査項目に入れておいた。血圧もやや高めなのだそうだ。当初、拝見したときには単なる整形外科の患者かと思ったのだが、どうしても腎臓が気になるらしい。外国人の中には思い込んだら、何を言っても主張を曲げない人がいる。もちろん日本人にもそういう人はいるが、日本人よりも率にして多い気がする。言葉の関係なのか、あるいは外国人の医師の言葉が信用できないのか、なかなかこちらの言い分に耳を傾けてくれない。僕以外の日本人の医師もきっとこういうことで悩んだ経験があるに違いない。
posted by AMDAcenter at 09:16 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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