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2021年09月28日

令和3年9月28日火曜

新型コロナの感染者が明らかに急激に減少してきた。PCR検査も発熱して受ける人もいるものの、海外渡航等で希望して受ける人の割合が上がり、クリニックにも「平常」が戻りつつある。昨日PCR検査を受けた日本人二人が陽性で、これで9月中に当クリニックで診断した新型コロナ感染者は59人、昨年4月にPCR検査で初めての陽性者を見つけてからぴったり400人、外国人は132人となった。この数倍の発熱患者を受け入れ、クリニックで働くスタッフの14人のうち、感染者がゼロというのもすばらしい。
 昨日、帰国のための海外渡航のPCR検査と英文書類の作成を希望してやってきた市内在住のナイジェリア人男性にPCRの検体採取終了後に訊ねられた。ワクチン接種が二回終わっているけど、その証明書は?と・・・・僕が独自に作成した書式はあるが、国境を超える際のワクチンパスポートの役割が果たせるかというと疑問だ。とくに日本に帰ってくる場合、隔離が必要ないと判定されるには厚労省と市役所発行の正式なワクチンパスポートでないと認められないだろう。かばんの中から彼が取り出したのは接種終了時に渡される接種証明書であった。ワクチンパスポートはすでに7月24日からほとんどの市町村区役所で受け付けていて、僕も申し込んでから4日目に郵送で市役所から届けられた旨、話した。ほんと?と彼。やはり、このような重要事項が外国人に伝わっていない。今の時期、海外に出かける人といえば、海外にルーツのある人々が少なくない。ゆえに、このような通達は多言語で行わなければいけないと思うが、大和市に限らず、役所はどのような工夫をしているのだろうか。彼にはどのようにしたら入手できるかを教えたが、時間的に今回は間に合わないということで、あきらめると話してくれた。
posted by AMDA IMIC at 09:05 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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