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2021年05月27日

令和3年5月27日木曜

ペルー人男性45歳、2日前に友人と遠くのY市の同国料理店で食事をしたとのこと。帰宅後、夜中に吐き気、嘔吐、痒み、朝になって体に細かい発疹があることに気がついたが、一日様子をみていたが、よくならないと来院。何が原因かはわからないが、アレルギーと考え、処方を行った。
新型コロナのワクチン接種は開始当初は「原則として医療従事者が最初」「医療従事者の接種が終わらないと一般高齢者の接種はさせない」「終わってから一般の85歳以上の高齢者」「次に65歳以上の人」「接種は原則として住民基本台帳に記載のある市町村で、ただし学生や主治医のいる人はそのかかりつけでもよい」というのが大原則であったはずだが・・・接種会場を訪れない予定者がいて、ワクチンを無駄にすることがないように・・という厚労省の見解で、そのような場合、会場を手伝っている人にも接種を行ってきたが・・さらに一週間ほど前に65歳以上の接種対象者が見つからず、接種液を廃棄したことに河野大臣が怒り、「ワクチンを無駄にするな」と掛け声をかけてからは、そのような場合は65歳以下でも予診票がなくても接種券がなくても接種してよいという方向となっている。大和市においては予診票は無記名のものが2回目接種用に医療機関に大量に送付されており、それを使えば予診票の件はクリア、そして接種券についてはその旨を市役所の担当に連絡してくれたらすぐに送付すると言っており、こちらもクリア。するともはや「65歳以上」というのも単なる原則論であり、市町村を跨いでも「一日でも早く日本に住んでいる人たちの中に接種希望者にワクチンを接種する」ということが至上命題で、その方向に向かっていればなんでもありということに事実上、なってしまっているようだ。
posted by AMDA IMIC at 15:35 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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