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2021年03月18日

令和3年3月18日木曜

モンゴル人女性24歳、15日に左の上腕の皮下埋没型避妊用インプラントを2本、局所麻酔下に摘出した。彼女の場合、この2本が扇状には入っているのだが、扇の要の部分が少し距離が開いていた。できるだけ小さな創で摘出してあげようと、2本のインプラントの先端がちょうど傷の両端に来るように6ミリ程度の切開を加え、柔らかいところなので創をひっぱりながら、インプラントの反対側を皮膚の上から押して、なんとか10分程度で摘出した。の6-0シグマ針で2針縫合して終了。16日に創の包帯交換をしたところ、皮下出血も全くなかった。次は彼女の都合で23日に抜糸をするのみ。この2カ月ぐらい、3件の摘出を行っている。昨年の後半にも数件、やはり日本人の医師にとってはなんだかよくわからないものを摘出するのはハードルが高いのだろうか? たしかに電話で「こういうものを摘出してくれますか?」と外国語で、あるいは日本語で依頼されてもイメージがわかないものは引き受ける気持ちにはならないのだろう。だからこそ、皮下埋没型避妊用インプラントについて日経メディカルに書かせていただいたり、学生の講義や医療機関の国際化研修、日本医師会のe-ラーニングでも取り上げて解説しているのだが・・・前回の大阪在住の韓国人女性のように、摘出してくれる医療機関が見つからないからと摘出の当日に関空から羽田にとんで来て、僕のところに直接やってきて局所麻酔下に摘出、その足で羽田に戻り、関空に帰るなんてことを聞くと申し訳ない気持ちとともにがっかりする。
posted by AMDAcenter at 09:00 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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