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2021年03月05日

令和3年3月5日金曜

ペルー人女性72歳、コロナの自粛ムードの中、家の中ではお菓子をたくさん食べていたという。3カ月前には正常と異常の境界ぎりぎりだった血糖値が150を超えるところまで上昇していた。これはもう糖尿病の内服薬を開始しなければならないかと思ったが・・・お菓子のせいだからお菓子をやめるからだいじょうぶと言われて、一か月後に再検の採血を行うことにした。フィリピン人女性54歳、いつもの高血圧の治療で来院。血圧を測定した後に、何か変わったことはありますか?と尋ねたところ・・体がだるい、ときどき痰が出るという返事。ゴム手をつけたまま、彼女の額に触ってみたところ、ゴム手を通しても熱いのがすぐにわかった。額で計測すると39度。看護師と目が合ってしまった。やむをえず、その場でPCR検査を行って、そのままクリニックの外に出てしまった。彼女を診察室で迎えたときの僕の装いは防護服にマスク、そして手袋。発熱に気がついてからはフェイスシールドを着用。部屋を出て行ってからは部屋中消毒。こういうことがあるから恐ろしい。発熱しているかどうか、コロナに罹っていないかと過敏に心配をする人もいるが、逆にこのように全く意識の中にない人もいる。わんこには気の毒なことをした。このわんこというのは盲導犬。毎月一回、ご主人様の御供をしてやってくる三代目のわんこなのだが・・・たまたま部屋を消毒しきった後に入ってきたので、頭を上げて嗅ぎまわっていた。犬も犬好きの人がわかるのだろうか? 僕のほうを見た瞬間、「お仕事中」なのにしっぽがぐるぐる回っている。ご主人さまの診察が終わった後、頭をなでなでさせてもらっている。ほんとはいけないらしい。
犬はいい、心が軽くなる。夜は県医療会館で県外国人医療推進検討会議の第一回会議があったので出席。ワンポイント窓口のことが話題の一つになっていたが、県もどのようにしてワンポイント窓口をつくるのか、そもそもどのような仕事まで守備範囲なのか、悩んでいるように見えた。僕は今でも外国人医療に実効性があるワンポイント窓口なるものの必要性は強く感じるが、それが各都道府県に一個必要という厚労省の方針は都道府県を悩ませるだけだろうと思っている。ノーハウも人材もゼロから作れというのは不可能に近い。委託するのであれば、都道府県をまたいで広域で作ったほうが効率がいい。都道府県がいずれも委託に出す、その多くが同じ所なら広域に一つ作るのと結果的に同じはずだ。おろしてしまえば都道府県にとって面倒くさくなるだけ・・・・なんて思う。
posted by AMDAcenter at 09:07 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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