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2021年02月20日

令和3年2月20日土曜

1月30日から新型コロナの検査で陽性者はいなかったのに・・・・昨日の朝の結果判明でフィリピン人1人、ペル―人の一家3人がPCR検査で陽性と検査会社から連絡があった。数日前からの気温の低下が原因なのか・・・昨日はこの4人の「関係者」が自分も感染しているのではないかと検査を受けにやってきた。あと1時間半程度で結果が判明するが、陰性であってほしい。インドシナ難民として日本に永住しているベトナム人の海外渡航の英文書作成とPCR検査を依頼された。見せてくれたのは永住許可証、帰化していないので国籍はベトナムのままらしい。そして難民なので母国のパスポートを所持していない。現在のベトナム政府から見たら自分の母国を捨てた人ということになり、申請してもパスポートは発行されないだろう。彼女の行先はカンボジア、カンボジアも今でも共産政権であり、ベトナムとは友好国の立場を堅持している。そういう国に行くのに、パスポートの番号を書く欄に日本の永住許可証番号と銘打って印字した番号、それで入国できるのだろうか? 飛行機には乗ることができても現地でひと悶着、最悪はパスポートがないということで入国できないのではないかと心配になった。診療終了後、午後7時から市役所と新型コロナのワクチン接種等の話し合いに出席、外国籍住民についてはどのように接種希望者が落ちこぼれることなく、接種を受けられるのかということを「外国人への差別」と「日本人への逆差別」という微妙な問題をクリアしながら、「同じ地域住民としてともに平等なサービスを受けられる」ということを文字通り、達成するかについてディスカッションを重ねた。
posted by AMDA IMIC at 09:42 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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