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2021年01月08日

令和3年1月8日金曜

新年の通常診療第一日目の昨日、大混乱の一日だった。外国人受診者は26人、外国人を含む受診者総数が128人。やはり新型コロナの関連が多く、PCR検査施行が29人、簡易抗原検査が5人でうち、陽性者が3人。それにしてもどうしてお金にまつわるトラブルが多いのだろう。受付が混雑していたこともあり、海外渡航のためのPCR検査と英文書類作成のためにやってきたナイジェリア人男性56歳、会計の計算ができたので、窓口で名前を呼んだところ、いない。何度呼んでもいないというのでカルテに記載している携帯番号に電話したところ、もう居住地である隣のS市に帰ってきてしまったという。なんで?という気持ちでいっぱい。見ると会計ができていないカルテが10人分ほどたまっていたので、会計のコンピューター担当を一番作業が早い事務員に交代するよう指示した。「なんでも順番」は一見、民主的に見えるが、作業の効率がせかされる場面で杓子定規に行っていたら、こういうことがありえる。これで翌日、僕が診察室で彼に英文書類を手渡すと、会計をスルーして帰ってしまったら費用を支払ってもらう機会がなくなってしまう。このように会計せずに帰ってしまう人は彼が初めてではない。今までは当日のうちにクリニックに戻ってきて支払ってもらっていた。スタッフが戻ってきてくれるように話したところ、もう自宅の近くに戻って来たからと拒否したそうだ。時間の経過を考えると、本当に自宅の近くに戻ってきてしまったかどうか、怪しいが、しっかりとした事務作業をしなければ、このような「口実」を与えてしまう。もう一件はフィリピン人女性47歳、軽度の発熱で来院2日前からとのことなので新型コロナの抗原検査を行ったところ、陽性。処方箋を書いて受付に渡し、会計が終わったら発生届を記載して保健福祉事務所に提出しようとしていたのに・・・・いつまでたっても会計が終わらない様子。寒い外で待っているので見るに見かねて、どうしたのか?と事務に受付に訊ねたところ、日本の公的保険には加入しているが、保険証を忘れたと言っているという。費用は薬代も含め、保険外診療では2万5千円ぐらいになってしまう。きっと払えないだろう。医療機関を受診し、PCR検査を受ける可能性は高いと本人も自覚してやってきているのに、なぜ保険証を持ってこないのか不思議だ。これでは医療機関に迷惑をかけることを前提としていると推察さぜるをえなくなってしまう。彼女の場合、自宅待機になる可能性が強く、すると支払いに来ることができるとしても2週間後。支払ってくれる保証はどこにもない。国民健康保険をやめて社会保険に加入しているというので勤め先を尋ねて、わけを話して保険番号を尋ねるようにと指示をした。本来なら病気のことは個人のプライバシィーだが、新型コロナの場合、勤務先にはいずれわかることと思ってのことだ。それから20分も経過したころ、スタッフから報告があった。どうやら社会保険ではなく、建設国保らしい、だから今日は確認できないと。どうしましょうか?と尋ねられ、やむをえないので今日の手持ちの金額の中で預かっておくようにと伝えた。保険証番号を伝えてくれた時点で返金することも伝えておいた。
posted by AMDAcenter at 08:29 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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