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2020年10月30日

令和2年10月30日金曜

フィリピン人男性、目が痛くて見えないと来院。フィリピン人スタッフが対応し、僕に指示を仰ぎに来た。これは明らかに眼科の専門医を受診すべき。いくら、こちらで言葉が対応できるとしても、この手の専門外の疾患を診ることは結局は患者に迷惑をかけることになる。そう、話したらわかってくれたので、近くの眼科の場所を教えてあげた。アジアの某国の女性58歳、肺がん検診で胸部レントゲン写真を撮ってもらいにやってきた。現在、午前中は通常診療に特定健診、発熱者の対応に胃ガン検診の内視鏡検査と多忙で、午後は2時から3時まではインフルエンザの予防接種、だから午後3時から5時に来てほしいと事前に話しておいたら、その通りにしてくれた。こういうケース、こちらも助かる。同じ国からやってきた女性45歳、つい先日やってきた。会社の健診を受けたところ、バリウムの胃透視でなにか指摘されたそうで、結果の書類を見せてくれた。それで胃の内視鏡検査の日取りを設定して、待合室で待っていてもらったところ、会計の窓口の方から彼女の大きな声が聞こえてくる。日本語で、「きょうは健診の結果を診てもらい、検査を予約しただけなのに診察料を取るのはおかしい」と抗議しているという。不当なことをしているわけではない。健診機関は精密検査に医療機関に行きなさいと勧め、彼女はその通りにやってきた。私は彼女の持ってきた健診の結果を見て、内視鏡検査が必要と判断した。保険診療でカバーされるべき診療であるからして、医療費を請求しただけだ。彼女の頭の中には体を触るとか、聴診するとか、薬を出すこと、そういうことが診療であって、どういう方向に検査をすべきなどという「判断すること」は診療には入らないという観念があるのだろう。弁護士でいうなら裁判所に行って弁護したり、示談のために相手方と会って話すことは業務だが、そのために書類を作成したり、どのように相手方と交渉するかというスケジュールや作戦を考えることは業務ではないと言っているに等しい。同じ国出身でも、長く日本に住んでいてもこうもちがうのか・・・そういえば、ずいぶん前にやってきたときもなんだかそういうことでもめたことを思い出した。それならなぜ、また僕のクリニックにやってくるのだろう、不思議だ。もしかしたら彼女は、相手が言うこと、なすことに納得できない場合、このような態度となる人なのかもしれない。いちいち、説明しても不愉快さが残る。
posted by AMDAcenter at 08:57 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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