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2020年10月16日

令和2年10月16日金曜

ナイジェリア人男性49歳、いつもの高血圧の診察とインフルエンザの予防接種。血圧を測定し、さあ、予防接種をしようと準備してよく見たら・・・体の大きな彼が小刻みに震えている。どうしたのか?と訊ねたら、注射が嫌い、苦手、痛いからいやなのだと・・・打つよと声をかけた直後に接種。終わった後に「あれ?もう終わった?」と不思議そうな顔をしていた。できるだけ痛みを減らそうと接種の針を一番細い糖尿病の患者が自己注射に使う注射器付きのものを用いている。値段は高いのだが、患者の痛みには代えられないと思って・・・もちろん注射器代はいただいていない。カンボジアに行くとの理由で数日前にPCR検査を行い、英文診断書を書いた女性二人から電話がかかってきた。飛行機に乗れなくて、数日後の便になったと・・理由は書類にあった。これは僕のせいではないが、先週末からカンボジアに入国するにはPCR検査の結果等の書類の記載は結果も含めて医師のサイン以外はすべてプリントアウトしたものでなくてはいけない、さらに医師のサインはカラーでなくてはいけないと変更になったとのことだった。こういう情報は国の数が多い分、一つの国の変更について医療機関で情報を入手することは難しい。検査にやってくる個人または会社に教えてもらわないとわからない。このケース、少し気の毒に思い、来週早々の再度の検査と書類作成は無料で提供することにした。そういえば、カンボジアに行く女性がひとり、午後に書類を受け取りにやってくることを思い出し、昼休みに渡航医学会から提供された書式にアドブ・リーダーで書き込み、青のボールペンでサインした。おかげで昼休みなし。カンボジアの入国審査が厳しくなったのは、某国から入国しようとする人の中にPCR検査などの偽造書類を提出する者が少なくなく、トラブルになったからだそうだ。たしかにPCR検査やそれに関する英文書類、そして飛行機に乗ってよいとするFIT TO FLY の書類、その気になれば検査を行わなくても書き上げてしまうことができる。普通はそういうことは考えないものだが、なんでも商売にする輩にとってはいい飯の種なのかもしれない。
posted by AMDAcenter at 09:13 | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)
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