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2021年06月22日

令和3年6月22日火曜

ナイジェリア人男性51歳、頻尿等があり、先週PSAをチェックしたところ、11.5と正常上限の3.0を大幅に上回ったため、精密検査が必要なので泌尿器科を紹介すると話した。いくつか候補を上げたが、住んでいる市内の国立病院機構の病診を希望。スマホで見ると初診で受診するには予約が必要と書いてあったので、その予約専用電話番号に電話してみた。どうやら日本語でしか対応をしていないようなので、彼の病状など必要事項を話し、受け入れてもらうために日程と時間の調整も本人の前で行った。やむをえずここまで行ったが、この医療機関は日本語が話せない人に対する対応はどうしているのだろうか?と不思議に思った。こういうケースが日本のほとんどの病院なのだろう。だからいいというわけではないが、外部の人間が何を言っても、いや何かを言う機会さえないのだから困ったものだ。とくに公立病院であればその医療は専門分野のちがいなどはあるだろうが、広く多くの人を受け入れるべきものであろうと思う。スエ―デン人女性35歳、先月受診時に処方したトリメブチンで過敏性大腸症候群と診断したおなかの症状はうまく治まっている。そちらはよかったのだが、頭痛の相談も。聞けば血管拍動性でときには仕事ができないぐらい、光や音で頭痛が増悪、さらに頭痛の前に目がちらちらして見えにくくなるという。聞けば20台前半からこういうことがあったらしい。偏頭痛と診断、原因や診断方法、対処法や薬の使い方など説明してスマトリブタンを処方した。カンボジア人男性、会社でPCR検査陽性者が出たとのことで一週間前にPCR検査を施行。陰性だった。数日前にさらに会社内で陽性者がいたとのこと。2日前から再び発熱、たった今、検査会社から昨日のPCR検査の結果が来た。陽性だった。
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2021年06月21日

令和3年6月21日月曜

19日土曜の診察にやってきた外国人の中で、59歳以下で高血圧や喘息などの新型コロナの予防接種において年齢を飛び越えて高齢者の次に接種ができるという基礎疾患を持っている人は西隣のZ市在住のドミニカ人女性、大和市在住のフィリピン人男性、県の西部のH市在住のネパール人男性、大和市在住のフィリピン人女性、南隣のF市在住のペル―人女性など・・・・尋ねても皆一様に基礎疾患がある人は優先的に次の順番ということを知らなかった。おまけに次の順番と言っても誰がどのような病気で通院しているなどということは接種券を発行する各市役所にはわかりようがない。すなわち、自己申告が唯一の方法だということになる。こういうことを各市町村は外国人を含む住民にどのように伝えているのだろう? 大和市では6月1日からホームページに日本語で掲載されていたそうで、僕が紙ベースのお知らせを入手したのが6月9日の夕方、当日は夕方から会議で出かけたため、職員が見て締め切りが6月11日となっていると教えてくれた。市の新型コロナに関するアプリに登録している人にも届いたそうだが・・全体的に見ればまるでお笑いだ。たぶん、大和市だけではなく、ほとんどの市町村でこのような状態なのだろう。これって共に住む、いわゆる共生社会を目指していると公式にアナウンスしている地方自治体の行うことだろうか? 何かを行うときはそれが日本語のできない人ならアプローチできるだろうか? 目が見えない人ならどうだろうか? 体力のない高齢者ならだいじょうぶか? 小さなこどもならどうだろう?という思考法が地方自治体やその中での担当者に欠落しているとこういうことになる。残念ながらこれが今の日本の姿だろう。大げさに言えば外国人を含むいわゆるマイナーな人たちから基本的人権が保障されていないと非難されても違いますとは言えないだろう。彼らには大和市の基礎疾患がある人用の申込書を配り、あなたの市でも同じような仕組みになっているはずだから、役所に問い合わせるように、そして接種券が届いたらすぐに僕のクリニックに連絡をくれるようにと話しておいた。34年近く長年、外国人医療に携わって来て感じることは担当者が変わると再び、外国人に配慮がなくなってしまう、すなわち元に戻ってしまったり、もどかしい。組織として方針の徹底がされていない。開業してからの31年で外国人医療に関する講演会、講義などを数えると130回になる。僕の活動が僕の目には見えなくてもいいから、小さくてもいいから実を結んでいてほしい。
 19日土曜日は午後1時の診察終了からワクチン接種72人、およそ1時間と少しで終了し、診察室のパソコンからV-sysで厚労省に報告してほっとしていたら、突然、フィリピン人のスタッフに付き添われて県西部のI市に住む80歳を超えたフィリピン人女性が入ってきた。手には箱を持っていて・・・「ドク、お誕生日、おめでとう」と一言。自分で作ったというケーキだった。抱きしめて手にキス、「ドクのおかげで私は元気」と言われた。嬉しさに泣きそうになった。
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2021年06月19日

令和3年6月19日土曜

長く甲状腺機能亢進症などで診てきたフィリピン人女性43歳、掌がじっとりする、疲れやすい、喉が渇くと訴えて来院。たしか、家族に糖尿病の人がいると聞いた記憶があるので、聞きなおすと父親が糖尿病がひどかったとのこと。本人は甲状腺機能亢進症の再発を恐れて来院したのだが、甲状腺機能だけでなく血糖値やHbA1cについても採血した。フィリピン人については、家族歴を尋ねると幼いころに親が亡くなってしまい、既往症がわからないという人が少なくない。ある意味、悲しいことだ。昨日のブログに書いた中国人男性、採血の結果を奥さんが聞きにやってきた。この奥さんが早とちりがひどく、僕が説明し始めると途中で「どうしたらいいか?」「大変か?」と質問が飛んでくる。悪い人ではないということはわかっているのだが、こちらが参ってしまい、「だからあ・・」と声のトーンが上がることになる。中性脂肪が400を超えている。昨日のフィリピン人と同じで尿酸値も高い。きちんと内服をすることの重要性を説明して処方したが、うまくいくだろうか。診療終了後にワクチン接種。1回目18人、2回目18人。疲れ果てた。
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2021年06月18日

令和3年6月18日金曜

フィリピン人男性56歳、数日前に大和市の各種がん検診、特定健診を受けた。その結果・・
便潜血反応が一日目に相当、高い数字、専門医を紹介した。胃がん検診の内視鏡検査、肺がん検診は問題なし。特定健診で尿酸値が8.8、中性脂肪が472、すごい数字。血圧は150/100、聞けば一人で住むようになり、仕事がない日は朝からお酒を飲んでいるという。尿酸値が高くなったり、中性脂肪が高くなると、どのような病気になりやすいのかをまず話し、食事療法について話し、お酒は尿酸値を上げるのでやめるように説得した。そして降圧剤、尿酸を下げるFebuxsostat, 中性脂肪を下げるBezafibrateを処方した。さらに追加項目のPSAの値が6.5、前年をみると3.4だった。これについては近くの公立病院の泌尿器科を紹介した。彼の場合、がん検診、特定健診のメリットを目いっぱい使ったと考えてよいだろう。中国人男性49歳、名前を呼んだら日本語が中途半端にわかる同国人の奥さんが入って来て、本人はまだ来ていないという。以前にも中性脂肪が高く、血液検査をしてほしいが、朝、バナナを一本食べたとのこと。「だいじょうぶ?できるか?」と聞かれてもだいじょうぶとも言えないが、このチャンスを逃がすと採血する機会もなくなると思い、いいよと話した。彼が来て採血して終わろうとすると検尿はしなくていいか?と奥さんが言う。なぜ?検尿と思ったが、本人が腰が痛いと話していたのを思い出し、痛みの場所を尋ねると、腰より少し上部、叩くと響くようだ。もしやと思って検尿をすると潜血反応は陽性、腎結石の可能性あり、それなら専門医を紹介しなくてはと思い、病名を紙に書いて話すと、紙を見ながら「10年前にあった」とのこと。早く言ってよと言いたくなる。この間、日本語のわからないご主人は一言も話さない。「ここしか知らない」という奥さんにこれは僕の専門外だという説明をして近くの公立病院の泌尿器科に紹介した。夕方、ワクチン接種も終わり、帰り支度をしていた5時半ごろ、職員通用のドアのベルが鳴った。出てみるとペル―人らしい若い女性が立っている。どうしたのか?と尋ねると、明日の7時に飛行機に乗るのでPCR検査・・・と言いかける。この時間からPCR検査はできないよと伝えると、「もう受けた」と答える。よくよく顔を見ると15日に帰国のために一家3人でPCR検査と英文書類の作成のために訪れた一家の10台の娘さんだった。あれほど朝の9時にはできているよ、夕方は4時半までには来てね」と話しておいたのに・・たまたまワクチン接種が診察終了の5時から始まるので、残ってはいたが、いつもならもういない時間だ。もし、いなかったら英文診断書は入手できなかったろうし、翌日朝の7時の飛行機には乗れないということになったろう。こういうケースは信じられない。外国人みんながそうというわけではないが、時間にルーズなのは外国人患者に多いというのは事実だ。怖いのはワクチン接種を予約していて、こういうルーズな人が現れること。その場になって代わりに接種する人を必死で探さなければならない。探せなければV-sysで厚労省になぜ一人分を無駄にしたのか、報告をしなければならないから。
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2021年06月17日

令和3年6月17日木曜

帰国のためにPCR検査と英文診断書を求めてペル―人の親子3人、ベトナム人研修生2人、カンボジア人2名が来院。とくにカンボジアについては書類は医師のサインを除いてすべて印字すること、および医師のサインは黒以外と決められているので注意して作成した。やはり二人分を印字するには時間がかかる。ベトナムについても最近は赤字でサインしてくれとか赤の印鑑を押してくれとか検査を受けに来た人から言われる。ベトナムについては国からの注文ではなく、彼らにチケットを売った旅行会社からのリクエストだそうだ。大使館に確認するとそんなことはないと言う。旅行会社がこういうことを勝手に帰国希望者に言うのはいかがか?と思う。ただ、カンボジアがすべて印字と医師のサインは黒以外となったのは中国から偽の書類を持って入国しようという人が少なからずいるからと言われた記憶がある。ベトナムについてもその旅行社の言い分は同じだった。たかが紙切れ、偽造しようとすればできてしまう。よほどのことがない限り、空港のチェックのときに怪しんで書類に記載された海外の医療機関にまで電話するなどということはないだろうから。インドネシアに帰国する実習生2人の書類を受け入れ先の会社の女性が受け取りに来たが、帰国する人ばかりで、入れ替わりに実習に来るはずの人が来られなくて困っているそうだ。実習生が事実上の労働の担い手になっていれば、当然、困ることだろうと思う。
 きょう72歳になった。父親は放蕩がたたって心臓発作で59歳で亡くなった。放蕩おやじで幼い時に家を出ていき、1カ月に1回ぐらい、家に帰って来たような気がする。帰ってくると必ず母親と言い争いになり、子供心に帰ってきてほしくなかった。父親が亡くなったという一報を聞いた時には悲しいと言うより、もうこれ以上、迷惑をかけられないというある種の安堵感にひたった。北海道のドンのような祖父は72歳で胃がんでなくなった。胃がんであることなど知らなかったが、亡くなる半年前に僕を北海道に連れ戻そうと東京にやってきた。医師になることを断念させて北海道の事業を継ぐように説得するためにやってきたのだが、18歳だった僕はそれまでの養育費として母親に〇〇〇〇万円払うという祖父の言葉を聞いて激高し、部屋を飛び出した。次に祖父と会ったのは札幌の斗南病院の病室、すでに酸素テントの中にいて意識はなかった。今になって思えば、全身への転移で亡くなる半年前の胃がんの状態といえば、すでに相当に体調が悪いはず。祖父の血を引くのは僕だけだったからどんな思いで上京したのか容易に想像できる。周りの経済人には一目置かれるとともに恐れられ、雲の上の人のような祖父だったが、祖父なりに僕を愛してくれていたのだろう。そして今、とうとう祖父の年を追い越した。
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2021年06月15日

令和3年6月15日火曜

14日の月曜日、雨が降っているというのに来院した外国人患者は15人、土曜日の11人より多かった。ガーナ人男性45歳、海外から帰国してすぐにやってきた。PCR検査で陰性が証明されないと会社で働けないと会社から言われたそうだ。不思議に思ったことは・・海外から入国する時、空港でPCR検査を行わないのだろうか? あるいは証明書を発行してくれないということなのだろうか? 証明書が発行されなくても陽性なら自宅には帰れないと思うのだが、どうなんだろう。ナイジェリア人男性59歳、高血圧で治療中なので年齢的にはまだ接種が受けられる時期ではないが、「基礎疾患がある方」として市役所に接種券の発行をお願いすることはできる。この話をしたところ、首をすくめて「ワクチンはしないよ」と言われてしまった。それはそれで個人の考え方なので、誰からも非難されることではないと思う。フィリピン人男性68歳、高血圧の治療の後にワクチン接種の話をしてみた。役所から黄色いこういう封筒が送られてきているはずだが・・・と切り出すと「来ている、なんだかよくわからなくて今日聞いてみようと思っていた」との返事。接種券がすでに手元にあるようなので、予約を取った。同じくフィリピン人男性64歳、今年度で65歳になるのですでに接種券が入った封筒が市役所から届いているはず。本人は来ていないと言う。なぜか、わからないが住民票のある住所とちがうところに住んでいる可能性がある。外国人ではよくありがちなこと。市役所に問い合わせるように伝えた。そしてペル―人男性46歳、高血圧で受診中なので、接種優先順位が「次」であることを告げ、基礎疾患があることを市役所に伝えて接種券を送ってもらうよう話した。彼の場合は南隣のF市に住んでいて、大和市とは対応の仕方が少しちがうかもしれない。それにしても日本人を含む、やってくる60歳以下の高血圧、慢性呼吸器系疾患、糖尿病の人、慢性肝臓病やがん等免疫力が低下している疾患など接種順番が早くしてもらえる「基礎疾患」を持っている人に、市役所に申請すれば接種券が送ってもらえることを説明してもだれも知らない。役所のホームページには6月1日から11日まで載っていたそうで、僕が役所から聞いたのは6月10日の夕方、翌日で締め切りとホームページには書いてあった。行政のサービスとしては異常、「押しかけられたら困るからこっそり載せてみようか? どうせ遅れても接種できないわけじゃないから・・」と言っているようだ。
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2021年06月14日

令和3年6月14日月曜

不思議なもので・・マスコミの取材がある日に限って外国人患者の数が少ない。いつもではないが、そんなジンクスがある気がする。土曜日にはNHKワールドの取材があった。外国人患者は11人、新型コロナの感染が広がっている状況の中で、社内規定でクリニックの中で取材するのは禁じられているらしく、あれでは「生」の診察風景や言葉など外国人受け入れに対する僕のクリニックの努力は断片的にしか伝わらないだろう。それも致し方ないと思う。この新型コロナの感染症も猛威をふるって早や1年3カ月ぐらい経過して、ようやく長いトンネルの向こうに光が見えて来た。しかも日に日に少しずつだが、確実に光が大きくなってきている気がする。この長い1年3カ月で人々は疲れ果てている。僕の患者でも感染を恐れてほとんど家から出ない高齢者、休日を利用して田舎に帰ろうとしたら、「こういう時期だから帰って来るな」と言われた人、土曜にやってきたインド人男性43歳のように奥さんと息子二人をインドに帰国させたら、それっきり日本に来ようにも来ることができなくなってしまい、感染の状況がひどい故国にいる妻子を毎日心配している人、皆、心が傷ついている。それだけではない。経済的に追い詰められ、寝られない人もいる。毎日のように電車が人身事故で不通になる。こんな社会は普通ではない。助け合おうにも会って話ができない。オンラインという新たなコミュニケーション ツールの短期での発展はそれはそれで目を見張るものがあるが、やはり人間とは言葉を交わし、触れ合って、互いを確認しあって生きていけるのだと思う。
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2021年06月12日

令和3年6月12日土曜

11日にやってきた新規の外国人は5人、再診の患者も含めると受診外国人患者は18人。初めてやってきた5人について書いてみる。ナイジェリア人男性44歳、近隣のE市から来院。会社の健診でなにかがひっかかったと健診結果を持ってきた。見ると、血糖値が200近く、ほかに異常はなし。再度、採血して現在の状況をまずは把握することにした。ペル―人男性18歳、市内からやってきた。父親が付いてきた。この2週間ぐらい食欲がないと訴える。外見から非常にやせているという印象を持ったので身長と体重を尋ねたところ、BMIで17を切るぐらい。僕の印象ではもっとやせている気がした。もしかして拒食症か?とも思ったが、それにしては2週間前からというのが気になる。王道としてはまずは消化管に本当に器質的疾患がないかどうかを内視鏡検査で確かめ、異常がなければ拒食症やメンタルな疾患を疑うべきと思い、「まずは内視鏡で検査をして・・」と切り出すと、父親が「学校がオンラインになり、そのころから寝られなくなったようで・・」と話し始めた。父親の話をさえぎって、さきほどの「まずは器質的疾患がないことを内視鏡検査で確認し、もしなにもなければ・・」と説明すると納得してくれた。父親はメンタルな問題が原因と思っていることがわかった。その可能性のほうが強いと思う。翌日、すなわちきょう12日の土曜日はすでに内視鏡検査が2件予定されていたが、父親の仕事の都合やできるだけ早く診断してあげたいことから3件目として予定に入れた。セネガル人女性57歳、北隣のS市から来院。帰国のためのPCR検査と英文書類の作成のために来院。英語で話しかけてもにこりともせず、反応がない。フランスの植民地だったセネガルの公用語はフランス語だった記憶がある。もしかして英語は話せないのかと思い始めたが、その通りだった。日本語も話せず。今日12日に書類を受け取りに来るときは娘さんと来るということだけわかった。娘さんは日本語か英語を話せるのだろうか? そう、願いたい。ネパール人男性35歳、県内遠方のH市からやってきた。足をひきずっていて本人はかかとが痛いと訴える。痛風を疑ってコルヒチンを処方し、採血した。一週間後に来てくれるように話した。カナダ人女性25歳、市内からやってきた。腹痛と吐き気で仕事を2日間休んだので診断書がほしいとのこと。いろいろと尋ねるとどうやら過敏性腸症候群らしいとわかった。故国にいるときからストレスに直面すると腹痛をおこしていたと話してくれた。病気の説明をしたら、現在は痛みもないので様子をみたいとのこと、それでいいと話した。
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2021年06月11日

令和3年6月11日金曜

どうにも納得がいかないことがひとつ。市役所からは64歳から60歳の方、そして60歳未満でも基礎疾患を有する方のワクチン接種は「次」であって、7月の中旬に接種券を発行、予約は7月の下旬から、そして接種は8月からというタイムスケジュールだという文書が回って来ていた。まず、「接種の予約開始が7月下旬から」というのは大和市役所のコールセンターで予約を取る集団接種と大和市役所のコールセンターに予約を委託している医療機関の個別接種の予約が7月下旬から始まるということであって、僕のクリニックのように大和市役所のコールセンターに予約を委託せず、クリニックで予約を受け付ける医療機関については接種券が届き次第、予約を受け付けることができるし、その分、接種開始も早くなる。これでは地域の住民は集団接種と全ての医療機関の個別接種の受付が7月下旬からと誤解するだろうし、65歳以上についてもすでにいやというほど抗議の声が何の責任もない僕のクリニックの受付に寄せられている。市役所は住民に対してもっと丁寧な、誤解をひきおこさないような説明をしなくてはいけない。さらに基礎疾患を持つ方の対応については根本的な決定的な問題がある。誰が基礎疾患を持っているのかは市役所にはわからない。だから基礎疾患を持つ方から市役所に連絡を入れてもらって接種券を送ってもらうシステムになっているとの説明は市役所から医師会を通じて聞いていた。基礎疾患を持つ人がどのようにこの情報を入手するのかについてがわからず、市役所のホームページに掲載されているらしいことは聞いていたが、基礎疾患を持つ・・ということは医療機関に通院しているということなので、医療機関を通じて基礎疾患を持つ患者に広報してほしいという依頼が市役所から来るのではないかと思い込んでいた。ところが、昨日、入手した市役所のポームページからのダウンロードした書類には「基礎疾患を持つ方の申し込みは6月11日まで」と書いてあった。昨日が6月10日であるから「明日でおわり」というわけだ。市役所の担当課に連絡したら、6月11日以後も受け付けるので心配しないでほしいと言われたが、「順番は遅くなります」とも言われた。この情報は市役所のホームページを見ることができる人か市役所のコロナ関連の情報連絡アプリに登録している人は入手できるが、それ以外の人は知ることができない。もちろん外国人のように日本語が理解できない人はそもそもシステムの外にはじき出されてしまう。このようなやり方は住民に対しては公正公平であるべき行政の手法としてはいかがなものか? 納得がいかない。納得がいかないだけでなく、外国人の存在に気がついていない、または気がついているけど少数だから無視していいだろうという発想だとしたら怖さを感じる。さらに「基礎疾患を抱えた方への受付は6月11日で終了」という情報がなぜに医療機関に届いていないのかについては言葉にならないほど残念だ。先にも述べた如く、基礎疾患を抱えた方は当然ながら医療機関に通院しているはずだ。彼らに情報を届けようとするなら医療機関の受付に書類を置いてもらう等、接点である医療機関を利用することが一番確実な手段であることは疑う余地がない。医療機関によっては患者の対応で忙しく、そのようなことはさらなる受付での混乱を招くのでいやだというところもあるであろうが、その逆に積極的に患者に情報を伝えたいと思う医療機関もあるはずだ。大和市医師会には接種の予約について市のコールセンターに委託する医療機関と独自に自分の医療機関で予約を受け付ける医療機関がある。個々の医療機関の状況等考慮したうえでの判断であると思うが、今回の「基礎疾患がある方の受付は6月11日まで」という情報はすでに市役所のホームページからプリントアウトできるのであるから、受付に置いておくことを希望する医療機関には配布できるような、あるいはこれらの医療機関がプリントアウトして入手できるような、そういう方法を考えておくべきではなかったのかと深く憂慮する。6月11日を過ぎても受け付けているから、遅くなっても接種を受けることができるのだからそれでいいだろうという考えの人もいるかもしれないが、基礎疾患のある方の多くは、いや基礎疾患がない方でも接種を受けることができるなら一日でも早く受けたいという人たちの声にどう応えるのか? 基本的人権に則り、なんびとに対しても公平公正であるべき行政が、特定な人だけ結果的に情報提供を制限しているやり方には大きな問題であろう。
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2021年06月10日

令和3年6月10日木曜

スリランカ人男性44歳、内視鏡検査施行。とくに異常なし。一週間ほど前だったか・・・内視鏡検査が予定されていたのに連絡なく来なかった同国人の奥様が付いてきた。日本語は上手。看護師から連絡なく来ないというのはやめてほしい、もし連絡がもらえたらほかの人の検査の予定を組むことができたのに・・・という話をしてあると聞いたので、僕自身はそれ以上は言わなかった。午後になり、高血圧で通院してくれている日本人女性がやってきた。診察の終わりに「先生、驚いた、内視鏡検査、混んでいるのね」と言うので、訳を聞くと受付でがん検診のための内視鏡検査を申し込んだが、火曜金曜が仕事が休みなので、この2日に限定したら空いているのが11月と言われたとのことだった。新型コロナの診察等で昨年までは一日午前中に内視鏡検査を2件予定出来たものが、今年は1件に抑えているからだと思うが、こんな状況なので「ドタキャン」はやめてほしいのだ。スリランカ人女性23歳、頭が痛い、おなかが痛いと来院。頭痛は血管拍動性、痛みの前に目が見にくくなり、吐き気あり。とてもじゃないが仕事はできず、ベッドに倒れ込むだけ。寝ればよくなると言う。典型的な偏頭痛と考え、説明してトリブタン製剤を処方した。偏頭痛の症状としてひどい腹痛を訴える人もいるので、訊ねてみたが、腹痛は頭痛とは関係がなく、以前からあり。ときどき腹鳴が聞こえて、便がゆるいとのことなので、過敏性腸症候群を考え、こちらも説明して内服薬を処方した。付いてきたのが同国人のご主人。ここで気がついたが、数日前に奥様の保険証を持ってきて診察を受けようとした人物だった。自分の保険証は家に置いてきたと話していた。当日は自費で診療、自分の保険証を持って来たら返金すると話したのに、この件には全く触れないのでやはり彼は無保険、もっと詳しく言えば「日本に在留する資格はあるし、公的保険に加入する資格もあるのに自分の意志で加入していない」という状態なのだと思う。奥様が入っていれば一家で二人が加入する、すなわち保険の掛け金を支払う必要はないと考えたのだろう。大きい病に倒れたらどうするつもりなのだろう? 公的保険の加入については加入資格のある人にとっては加入は義務、ただし罰則のない義務という現状に問題があると言わざるをえない。
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