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アマニヤアフリカではクラウドファンディングに挑戦しています [2015年03月08日(Sun)]
理事長の石原です

来る4月10日、17日にアマニヤアフリカ主催のトークイベントを開催いたします。

4月10日が仙台講演、17日が東京講演です。

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アマニヤアフリカではこのイベントの諸経費を捻出する為、クラウドファンディングに挑戦しています。
クラウドファンディングとは、インターネット上で自分の夢などを発表し、その夢の達成に向けて世界中から支援者を募るというものです。

仙台と東京のイベント経費250,000円を目標額にしています。
クラウドファンディングには期限があり、あと10日で締め切りとなっていて、期間内に目標額に1円でも達しなかった場合は無効となってしまいます。
現在156,000円が集まっており、残り94,000円が必要です。

クラウドファンディングページ


以下のイベント内容をご一読頂き、共感してくださいましたらご支援のほどよろしくお願い致します。

イベントの詳細


スラムで生き抜く500人の子供たちのビッグママ
〜火災を乗り越え、子供たちの未来を語る〜
仙台・東京講演

アフリカの大地、ケニアの首都ナイロビにあるケニア最大のスラム、
キベラスラム。

このスラムを走る線路から路地に入り土壁やトタンでできた家々の隙間を
しばらく歩いていくと、
壁を超えて元気な子ども達の声と活気にあふれた音が耳に飛び込んできます。
かわいい茶色と鮮やかなオレンジの制服を着た500人を超える子ども達が通うマゴソスクール。
日本では感じることのないギラギラの日差しが差し込む教室で子ども達が
ぎゅっと座りながら一生懸命勉強をしています。
勉強する子ども達、先生達、食事を作るママ、カンガを縫って運営資金となる製品を作るパパとママ、新しく始まった特別学級、机を作る大工さん、そしてみんなを見守るリリアンさんと早川千晶さん。

そんなマゴソスクールからリリアンさん、早川千晶さんのお二人を迎えて、トークと音とアートのイベント
『スラムで生き抜く500人の子供たちのビッグママ』
東京公演を開催致します。

ゲスト 
早川千晶さん(ケニア在住フリーライター)
リリアン・ワガラさん(マゴソスクール創設者)
大西マサヤさん(ンゴマ奏者)
ミヤザキケンスケさん(アーティスト)

主 催 NPO法人アマニ・ヤ・アフリカ
日 時 仙台講演 4月10日(金)東京講演 4月17日(金) 
    18:30開場 19:00〜21:30(仙台講演は21:00に終了)
入場料 一般1,500円 学生1,200円 
    高校生500円 中学生以下無料
会場  
仙台:エルパーク仙台 6Fスタジオホール 
〒980-8555 仙台市青葉区一番町4丁目11番1号141ビル
仙台三越定禅寺通り館)  

東京:アーツ千代田3331 1Fコミュニティースペース
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
地図 http://www.3331.jp/access/
最寄駅 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分/東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分/都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分/JR御徒町駅南口より徒歩7分/JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分/JR御茶ノ水駅聖橋口より徒歩15分

メインゲストはマゴソスクール創設者のリリアンさん。
お話の案内役はリリアンさんと共にマゴソスクールの創設から一緒に歩んできたケニア在住26年の早川千晶さん。
どん底のような貧困がはびこるキベラスラムの暮らしは、
病気、強盗、大火事、空腹など辛いことも沢山あります。
しかしそれでも日々の喜びや悲しみを共に分かち合う仲間たちがいます。
近所の人々との助け合いと、ありとあらゆる工夫と努力によってスラムでは生き抜くことができます。18人兄弟姉妹の長女リリアンさんは、病気で両親を亡くしてからキベラスラムで弟妹を支え、子どもたちだけでたくましく生き抜いてきました。
やがてリリアンさんは、同じように早くに親を失い、よりどころを無くした子どもたちを自分のもとに引き取り、小さな寺子屋をはじめました。
最初20人ではじまったその学校は、今では560人の子どもたちを抱える大家族になっています。
昨年12月近隣から出火した火による火災に見舞われました。
リリアンさんは自分も火災で家財道具を失いながら、地域を代表する学校の会長として、マゴソスクールを焼け出された人たちの避難所として被災者を受け入れる判断をし、全員が新しい生活を始めるまでを見届けました。
その強さと優しさは一体どこから来るのでしょうか?
今回の来日では約1か月かけて全国を回る予定ですが、
仙台からの連続講演として開催する東京イベントです。

ケニアのキベラスラムでマゴソスクールを運営するリリアンさん。
その姿、声、雰囲気を実際に目で見て、聴いて、感じてもらい、遠いアフリカ、ケニアを少しでも身近に感じてもらい、少しでも考えてもらうきっかけにしたいと考えています。

講演中にケニアの村で8年間伝統音楽の修行を行って帰国した大西匡哉さんが、ケニアのドゥルマ民族のタイコ・ンゴマを鳴り響かせます。
あの音とリズムを聴けば体が一気にアフリカへジャンプ間違いありません。
そして、今年の1月〜2月にかけてマゴソスクールの壁に壁画を描き、
子ども達とアートプログラムをしてきたミヤザキケンスケさんがその場で絵を描くライブペインを行います。
会場にはアートプログラムでマゴソスクールの子ども達が描いた絵も展示します。

アフリカ、キベラで育んだ子ども達の感性で描かれた色鮮やかな絵を見ると誰もがきっと惹き付けられるますよ。
また、学校運営を支える今回のイベント主催アマニ・ヤ・アフリカがケニアで制作しているカンガや牛骨を使った様々な製品も見て頂けます。

ゲスト紹介
●リリアン・ワガラ
マゴソスクール創設者。18人兄弟姉妹の長女。病気で両親を亡くしてからキベラスラムで弟妹を支え、子どもたちだけでたくましく生き抜きながら、同じように早くに親を失い、よりどころを無くした子どもたちを自分のもとに引き取り、マゴソスクールの前身となる小さな寺子屋をはじめる。
●早川千晶さん(はやかわ・ちあき)
ケニア在住24年。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科ウルドゥ語専攻。1985年から世界各地を旅し、長い旅の末ケニアに定住。ケニア最大のスラム街、キベラで、孤児、貧困児童、労働させられていた子どもたちなど困難な状況下にある子どもたちを救済している駆け込み寺的な学校、マゴソスクールをキベラスラムの仲間たちと共に運営している。1999年より日本全国でライブ&トークを行っている。著書「アフリカ日和」(旅行人)マイシャ・ヤ・ラハ基金 (http://www.maisha-raha.com/

●大西匡哉 (おおにし・まさや)
神奈川県出身、ケニア在住8年のパーカッショニスト。映像作家。ストリートミュージシャン、ジャムロックバンド「らぞく」、打楽器グループ「楽」「ブルケンゲ」で活躍、その後、2004年からケニアのミジケンダ・グループに属するドゥルマ民族の村で伝統文化継承者スワレ・マテラ・マサイ氏に師事し、センゲーニャと呼ばれる伝統音楽の修行を続け、20人目の息子となった。2004年、アフリカの伝統音楽家とそのコミュニティをサポートするためのプロジェクトJIWEを設立。知られざる伝統音楽の発掘、CD制作、音楽を通じての村おこしに取り組んでいる。

●ミヤザキケンスケ 
1978年佐賀市生まれ。筑波大学修士課程芸術研究科を修了後、ロンドンへ渡りアート活動を始める。帰国後、NHK「熱中時間」にてライブペインターとして活躍。その他ケニアのスラム街の壁画プロジェクトや東北支援プロジェクトなど、日本各地、世界各国で多岐にわたって活躍中。今年の1月〜2月にかけてマゴソスクールの壁に新たな壁画を描いてきた。また、壁画を描きながらマゴソスクールの子ども達と日本の子ども達をアートで繋ぐプログラムを行い、今後もマゴソスクールの子ども達に描いてもらった絵の展示会など子ども達のアートを通じた活動の企画に取り組んでいる。
ミヤザキケンスケホームページ http://www.miyazakingdom.com/

申し込みなどはこちらから

仙台講演オフィシャルページ

東京講演オフィシャルページ
壁画プロジェクト終了 [2015年02月11日(Wed)]
石原です

先月末からはじまっていた、画家のミヤザキケンスケ君のケニア壁画プロジェクトは2月8日のお披露目パーティーでフィナーレを迎えました。

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壁画の進行状況などはアマニのフェイスブックにアップしてあります。是非ご覧ください。
アマニフェイスブックページ

お披露目パーティは完成した壁画をバックに行われたのですが、もう数えきれないほどの人、人、人。

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最後はもう会場が埋め尽くされいったい何人いたのでしょう??

私の予想では700人はいたのではないかと思います。

日本の荒川区の小学校とマゴソスクールとのフラッグ交換の為に描かれたフラッグもとても綺麗でした。
荒川区の小学校の生徒がケニアのイメージを描き、マゴソスクールの生徒達が日本のイメージを描く、そのフラッグを交換するというものです。

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アマニからもスタッフ全員、そして生徒達がマゴソにお邪魔し、4時間にわたるお披露目パーティを楽しんでおりました。
マゴソの子供達の歌、OBOGによるアクロバット、ニャティティ(ルオー族の伝統楽器)演奏、マシモニユースの歌、ファッションショー、ゲストで来てくれたサイディアフラハの子供達の踊りに校長先生のダン先生が喋るDJが会場を盛り上げます。
校長先生、仕事変えても食べて行けるね。

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昨年12月の火事で中止になっていたクリスマスパーティも兼ねてのお披露目パーティーでしたので先生方のはじけようがハンパない。

ケニアの人たちのこの明るさとエネルギーにはいつも圧倒されますが、それに壁画の明るさがプラスされて科学反応を起こし、最後のファッションショーの時には会場はもう歓声の渦。

これがミヤケンの絵の持ち味なんですよね。

アマニはこの壁画プロジェクトに全面協力してきました。
毎日できあがっていく壁画を見ながら、プロジェクトメンバーのスタッフでケニア入りしたカメラマンの小野さん、アシスタントの山田さんと話をしながら、活動の原点になる力を分けてもらいました。

前回の4年前よりもさらに進化を見せたミヤケンの壁画プロジェクト、4年後はいったいどんなことになるのでしょうか?
その時にまた、壁画の前でこの日のことを思い出して感慨にふけるのでしょう。

日本の子供達と大人たち、ケニアの子供達と大人たちみんなを巻き込んで完成したこの壁画が意味するものとその絵に込められた想いは4年先、8年先、12年先へと続きます。
その時によってこめられる想いは違うかもしれないけど、いつになっても壁画の前で楽しく笑い合えるマゴソスクールでありますように!







マゴソスクールと壁画プロジェクト [2015年02月01日(Sun)]
石原です

1月30日、ミヤザキケンスケ君の壁画プロジェクトオープニングセレモニーとマゴソを訪問するキベラスタディツアーが同時に行われました。

キベラスラムの中を護衛警官の付き添いで歩き、スラムの状況や社会背景、その中で住民と連携して運営されるマゴソスクールを訪問するというツアーです。

29日に壁画プロジェクトのスタッフがケニア入りしましたが、ただ壁画を描くだけではマゴソスクールやキベラスラムを知ることはできません。その社会背景などを目に見て学ぶ事で、この壁画プロジェクトの意味が一層大きくなるのだと思います。

さて、当日は朝9時から早川さんのレクチャーを聞きながらキベラスラムを歩いてマゴソスクールに到着。壁画プロジェクトのオープニングセレモニーを行いました。

壁画の完成図を見ながら壁画の内容説明が行われます。そこに描かれている偉人たちが一体どの様な人物なのかを詳しく知ってもらう為、アマニからはその偉人たちの伝記をプレゼントさせて頂きました。


壁画プロジェクトメンバーと一緒にケニア入りした、72歳を迎えるアマニの長老、吉村副理事長からの贈呈です。

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マゴソスクールは新学期が始まり、新入学生徒を含めると今年の生徒数は500名を超えるのではないかと思われます。
スラムと言う特殊な環境にありながらその中で強く生きる人たち、そしてそこで生まれた子供達。子供達は生まれてくる場所を選ぶことができません。

貧富の差が激しいケニアの中で、貧しさの中で生まれてきた子供達が少しでも勉強に励むことができ、失望することなく未来を描けるようなお手伝いをアマニはこれからもさせて頂きたいと思います。


ミヤザキケンスケ ケニア壁画プロジェクト [2015年01月28日(Wed)]
石原です
ケニアは暑い毎日が続いています。午前中は比較的涼しいですが、10時頃から気温はグングンと上がり始め、午後2時〜3時がピーク。

日本の様に蒸し暑くはありませんが直射日光の強さがハンパない!すぐ乾燥してしまうんで汗はかかないのですが、水分補給を忘れると意識が朦朧としてきます。

さて、そんな暑さの中、お友達の画家ミヤザキケンスケ君がキベラスラムのマゴソスクールで24日から壁画製作を開始しています。
日本でもお知らせしておりましたが遂にその時がやってきた!と言う感じ。

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4年前も、8年前も壁画を描きに来てくれました。4年に一度、ワールドカップの様に、オリンピックの様に開かれるこのマゴソスクールでのアートの祭典は子供達やマゴソスタッフの楽しみの一つとなっています。

マゴソスクールでは昨年末に火災があり、校舎の一部を失ってしまいました。現在その修復作業が続けられておりますが、この火災では近隣住宅が焼け野原と化し、それで受けた子供達の恐怖と心の傷はなかなか拭い去れません。

この壁画を一緒に描く事で、少しでも子供達が明るさを取り戻してくれればという想い。
そして焼けてしまったマゴソを新しく生き返らせる為には彼の明るい絵が必要だと思います!

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マゴソスクール卒業生であり、そしてマゴソOBOGクラブ前会長で今はアマニで働いているオドンゴ(コリンズ・オドンゴ)が今回の壁画プロジェクトのアシスタントとして働いています。

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朝早くにキベラの入り口でミヤザキケンスケ君を待ち、最後にキベラの入り口まで送り届ける。そしてマゴソスクール内でのいろいろな雑用、マゴソスクール外でもペンキの調達のお手伝いなど、フル稼働で頑張ってくれています。

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2月7日まで壁画を描き、2月8日にはお客様を招いての壁画のお披露目会を計画しています!

アマニヤアフリカも日本での準備段階からこのプロジェクトに全面協力しております。

ぜひ、ミヤザキケンスケ君の壁画に日本からも皆様の力を送ってください!

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マゴソスナップ [2014年07月16日(Wed)]
石原です

先日マゴソスクールに行ってきたときのスナップ、数枚ですがどうぞ!

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お馴染みのオギラ教頭先生 相変わらず元気です

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校長のダン先生。スワヒリ語の採点中

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何だかわからないけど好きな写真

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ティラピアの煮つけ
マジで絶品です!日本の居酒屋で出したら人気間違いなし。

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ウガリ、ティラピア、などなど。
マゴソのご飯は、ホントにおいしい。




マゴソOBトニーのPV [2014年05月17日(Sat)]
石原です

マゴソスクールのOBで、高校を卒業後マゴソスクールでボランティアをしながら頑張っていたトニー(本名アントニー・ムワンギ、芸名Lontone)がCDデビューしました!
デビュー曲は「YESU ANAWEZA」と言う曲なのですが、CDに続きそのPVも完成です!

YESU ANAWEZA

彼はCDの売り上げをコツコツと貯めてPVを製作しました。
著作権等がしっかり守られないケニアではCDを作ってもそれで収入にはほとんどなりません。コピーされまくって終わりです。有名になったとしても50シリング(60円)ぐらいで売られちゃいます。ですので、PVを作って顔を売る事が大事なのです。

先日トニーがアマニファクトリーに来てくれた時(デビュー前)、マネージャーのマイナが「彼の頭の中は音楽しかないな〜、何を話しても音楽の話に行っちゃうんだよな」と言っていたのを思い出します。

このPVの曲のCDが欲しいという方、アマニで持ってますのでご連絡ください!
ちなみに1枚800円です


マゴソ訪問 [2014年02月16日(Sun)]
石原です

日本からケニアにアマニのスタッフがやって来て約一週間、二人ともケニアを存分に楽しんでいます。

アマニファクトリー、モヨ・チルドレンセンター、ナイロビのマーケット、マゴソスクールなど、アマニが活動する場所やお世話になっている所を次々と訪問してきました。

寒い仙台からケニアへ、そして雨季への季節の変わり目である今、毎日降る雨と暑さで体調管理も難しいと思いますが二人とも毎日精力的に動いています。

一昨日はマゴソスクールを訪問してきました。

昨年8月にアマニの副理事長の福井大輔君がマゴソに来てくれましたが、今回は二人です。こうして毎年アマニスタッフがケニアに来てくれると、日本の支援者の方に私たちの想いをはっきりと、自信を持って伝えることができますね。
来年は何人?アマニスタツアを作りたいなと思っています。

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さて、マゴソスクールは今、東京のNPO「Doooooooo!」からの支援で建設された新校舎が完成に差し掛かっている所でした。

2階建ての立派な建物で、今まで建設されたどの校舎よりもキレイでしっかりしています。
1階は障がい児クラス、2階は新しい洋裁ワークショップとして使用する予定です。

昨年、一昨年とマゴソのリリアン、オギラ教頭、そしてOBOG3名が来日した際に日本各地の老人介護施設や障がい者施設を見学して回りました。そこで日本とケニアの障がい者への扱いが全く違う事に気づいたリリアンが、キベラにもたくさんいる障がい児の為に、その子供たちが家から出て遊ぶことだけでもできる場所を作りたいと考えて始まったものです。
ケニアでの障がい児の扱いは日本とは違い、全く外に出て行く場所がありません。政府が運営する養護学校も数は少なく、障がいを持った子供たちは家の中で静かに暮らし、外にはほとんど出られないというのが現状です。
親が外に出してあげたいと思ってもその場所が無いのです。
結果的に家に閉じ込めてしまわなくてはならない、そんな子供がマゴソの周りにも数名いるそうです。

マゴソを卒業して高校へ進学したOBOGの中の2名が、そのクラスのお手伝いをしたいという夢を持っていますし、今後学校に通い、きちんとした先生の資格を得てそのクラスを引っ張って行ってもらえたらと思っています。

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新しい2階建ての校舎!ムチャクチャ立派です。

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アマニスタッフ2名、マゴソを存分に楽しみました。歌と踊りでの歓迎、そしてマゴソOBOGでマゴソスクールで働いているスタッフとの出会いは特別なものがあったでしょう。

昨年仙台にやってきたOBOGの中のオドンゴ(アマニでスタッフとして働いています)、ドリス、ザブロンとの再会はまた格別だったでしょうし、マゴソでの彼らの頑張りを見てくれる事で、彼らが日本のイベントで話してくれた内容と彼らの厳しい生い立ちを現実として受け止められるようになるのではないでしょうか。
今後のアマニの活動には無くてはならない力になると思います。
是非、日本で彼らから直接話を聞いてください。

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OBOG,先生たちと

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給食の配膳をお手伝い

マゴソでミーティングをしている間に雲行きが怪しくなってきたので、ちょっと急いでオギラ先生の自宅にお邪魔してきました。
キベラで豪雨に降られると、道路は一瞬で川と化し、私達には歩くのが難しくなります。
もうすぐ一歳になるオギラの息子のあーちゃんと奥さん、それからオギラの弟にも会う事ができました。
あーちゃんの一歳の誕生会をしたいそうですが、その頃私と千晶さんは日本ツアーに出かけています。
その事を伝えたら、「じゃあ帰ってくるまで待ってる」
だそうです。
二か月遅れの誕生会はあまり意味がないのでは・・・

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歌を指揮するオギラ

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オギラファミリーとアマニ


とにかく、マゴソの子供達、スタッフ、OBOGは皆元気でした!
これからもマゴソスクールをよろしくお願いします。
マゴソファミリーの一員としてアマニもどんどんマゴソを伝え、支援を続けて行きたいと思っています。
今月末から、アマニのスタッフとなったオドンゴが「マゴソ・キベラレポート」を書いてくれるそうなので、ブログにアップしたいと思います。







横浜マリノスからのサッカーボール [2014年02月06日(Thu)]
石原です

Jリーグの横浜マリノスが、リーグ戦で勝つたびに世界の子どもたちにサッカーボールをプレゼントするというプロジェクトのボールの配布をアマニがお手伝いしています。

先月、ティカの2か所の小学校にそのボールをプレゼントしてきました!

@ティカの JOYTOWN PRIMARY SCHOOL(ジョイタウン小学校)
ここは、ケニアでは数少ない、障がいを持つ子供たちの為の小学校です。

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校長先生やセラピストのかたから、
「自由にボールを蹴る事ができない子の方が多いけれど、体の動く限りの部分を使ってボール遊びをすることはとても良いリハビリになるし、こんなきれいなボールがあれば子供達は楽しくてしょうがないと思います。ありがとうございます。」
とお礼を言われました。3個のボールを渡してきました!

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Aティカのスラム街キァンドゥトゥ地区にある、KIANJAU PRIMARY SCHOOL
(キャンジャウ小学校)
この学校は、スラムの中にあるのですが、子供たちの数の多いこと多いこと・・・

2個のボールをプレゼントしてきました。
私達が校長先生にボールを渡すその姿を見ていた子供達は、ボールが自分たちの手に回ってくるのを今か今かと待ち詫びていました。

ボールが子供たちに渡った瞬間、大勢の子が集まってしまい、100人ぐらいで追いかけ始めたため、これはちょっと危ないという事でクラスごとに遊ぶようにすると校長先生がおっしゃってました。

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校長先生より
「給食とボールは、子供たちが学校に来るモチベーションになります。家で食べる物も無く、家事の手伝いばかりをさせられている子供は、学校に来る気力も持てない事があります。でも学校に行けば、お昼が食べられてサッカーができる!と思えればいいのです」
と・・・・難しいですが、確かに。
子供にとって一番大事なのは何よりもお腹いっぱいになる事であり、そして友達と遊ぶこと。
そのきっかけになれればいいかなと思いました。

このサッカーボールでサッカーをして、未来のフットボーラ―!
という言う夢より以前に、もっと大事なものを子供たちに与えることができるのかもしれません。

まだ預かっているボールがありますので、今後も配布先が決まり次第順次配布して報告していきます。










マゴソ訪問1/9,10 No.2 [2014年01月11日(Sat)]
No2

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7年生の授業風景。教えているのは、マゴソOBOGで、今年高校を卒業したキプチュンバ。
オドンゴに代わって新しいマゴソOBOGクラブの会長に選ばれた期待のホープです。
実は私、彼がまだ小学校に行くか行かないかぐらいの頃の彼も少し知っていて、その彼がこんなに大きくなった事に密かに感動していました。しかもOBOGクラブの会長!
こうやってマゴソスクールでボランティアをし、少しですが賃金をもらいながら次目標である進学や就職に備えています。

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ダン校長先生の英語の授業風景。8年生(受験生)の授業だったので、あまり邪魔しないように後ろから撮りました。こういう風に座って教える先生、私が小学校の時もいたなぁ。

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幼稚園の年少、年中、年長クラスは一緒の部屋で授業をしています。
先生は、これもマゴソOBOGのアグネス

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たまには自分の写真も
手前に移ってるのは最近、CDをリリースしたトニー(芸名はLonetone ロントン)
マゴソでボランティアをしながらお金を貯め、次はPVの撮影に挑みます。


マゴソ訪問1/9,10 No.1 [2014年01月11日(Sat)]
昨日と今日はマゴソスクールに行って来ました。

行き帰りのマタトゥ両方とも、日陰になる席の確保に失敗!

ケニア特有の1月の強い日差しを受けて、片道1時間の移動中は汗ダラダラになりながら・・・
寝てました(笑)

昨日は、マゴソ8年生のKCPE(小学校卒業時に受ける全国統一試験)の結果に応じて学費支援をする生徒の選抜とその生徒との話し合いを行いました。

今日は、早川千晶さんが案内する現地参加のキベラスラム、マゴソスクール訪問ツアーがあったのでそこに飛び入りで参加させてもらい、久しぶりにマゴソの子どもたちの歌を聞きいてきましたよ。約半年ぶり?1年ぶり?かな

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青空にはためく(無風ですが)ケニア国旗


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相変わらずのオギラ教頭


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マゴソへの道すがら、近くのキオスク(食事処)での一枚。厨房の目の前に座ってチャイと揚げパンを頂きました。

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子供達が中庭に集まってお客様を歓迎。いつもの迫力ある光景です。


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お昼ご飯はケニア料理。ウガリとおかず5品の豪華版です 写真のウガリ、ケーキみたいに見えますが全然違いますよ。作り立てでまだ湯気が立ってます。

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アマニ新スタッフのオドンゴが案内するマゴソスクールの改築。
給食用のかまどを新しくしました!大きなのが3つ並んでます(写真では二つですが左側にもう一つあります)

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新しく始める障がい児学級と洋裁工房を建築中。セメントで固めながら石を積んでいきます。地震がないからこれでいいのか。

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授業中にお邪魔してちょっと撮ってきました。

オドンゴが写っているもの以外は、オドンゴにカメラを渡して彼に自由に撮ってもらったのですが、撮った写真の3分の1以上は手振れで使い物にならず。
オドンゴさん、来週は写真の撮り方の練習ですね。

写真はもう少し続きます。





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