スタディツアー [2012年02月19日(Sun)]
石原輝です
最近、分刻みのスケジュールをこなしているような気がするほど忙しく、ブログの更新がなかなかできていませんでした。
今日は、2月8日にティカに来てくださったスタディツアーの報告をしたいと思います。
日本から学生さん2名の他に、ナイロビのNGO関係者の方、ナイロビ在住の日本人の方も飛び入り参加して下さりとても賑やかでした。
朝はモヨ・チルドレンセンターがティカスタジアムで行っているストリートチルドレンのリハビリプログラムを見学、その後アマニ・ファクトリーに移動してご飯を食べ、アマニヤアフリカが行うプロジェクトを見学して頂きました。
自慢ではありませんが、アマニファクトリーがお客さんのために準備するランチはかなり評判がいいんです。 メニューはウガリ、チャパティ、カランガ(肉じゃがみたいなもの)、スクマウィキ、フルーツと、ケニアの一般的なパーティー料理です。日本のみなさんにも是非食べてもらいたい!
昨年初めてスタディツアーが来た時には昼食の準備に何と3時間かかってしまい、お客さんに待ってもらったのですが、今はもう手慣れたものでお客さんが到着した時にはすでに準備万端です。
今回はアマニファクトリーの生徒が初めて、自分たち主導でお客さんに歌を披露したいと言うので全てを任せました。 いったいどうなるのかとかなり不安でしたが、楽しそうに、でもかなり恥ずかしげに歌う姿を見て一安心でした。 生徒とスタッフが初めて披露する歌 前日の夕食時に、アマニヤアフリカがキベラスラムやティカで行っているフェアトレードの説明をさせてもらった時に紹介した、バナナの葉細工を作るマイナがお客さんの目の前でシマウマを作ってくれました。
マジシャンのような手つきでシマウマを作り上げていくマイナは、普段アマニファクトリーのマネージャーとして働いているのとは違った裏の(?)姿を見せてくれました。
その後はアマニファクトリーの先生であるエディスや生徒、マイナが作った物品の販売会。 バナナの葉グッズ 夕方にはモヨの子供達の家で子供たちと一緒にご飯を頂きました。 その日はティカのホテルに宿泊して頂いたので非常にゆっくりとプログラムをこなすことができました これからもどんどんお客さんが来てくれたらアマニ・ファクトリーも活気づくと思いますので、是非遊びに来てください!
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石原 輝
at 20:28 |
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夏休みアマニスタディツアー [2011年04月14日(Thu)]
アマニ事務局からお知らせです。
7月22日から、アマニ・ヤ・アフリカ主催のスタディツアーがあります。
「アフリカで一息つきたい」と言う方、「アフリカ大好き!」な方、「アフリカの抱える問題について考えたい」、「アフリカの大自然に触れたい」、「よくわからないけど行ってみたい!」 どんな方でも大歓迎です。
今回は13日間のツアーで、アマニ・ヤ・アフリカの活動地訪問、ケニアの東海岸の村ミリティーニ村(ジュンバ・ラ・ワトトのある村です)訪問、キベラスラム内のマゴソスクール訪問、そして、今でも伝統を守り続けながら生活しているマサイの村に3泊4日のキャンプ。 この内容ははっきり言ってお得です。
ナイロビの空港到着からお見送りまで、ケニア滞在部分はティカの駐在員石原輝が全日程同行します。もちろん早川千晶さんのガイド付き。
詳しくはたびせんのホームページをご覧ください。 ↓ http://tabisen-tsunagu.com/pickuptour/content000267.html
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石原 輝
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スタディーツアーご報告 第一弾!! [2010年11月26日(Fri)]
11月13日から始まった今年のスタディーツアー。 参加者の多くは、ケニアに残り、思い思いの旅を続けておりますが 一足早く、帰国したアマニ副理事長の吉村さんからの報告です。
ホクホクな情報です〜。
============ 2010.11.24 昨夜ケニアナイロビ ⇒ ドーハー ⇒ 関空 ⇒ 成田空港を経由して 独りポッチで無事到着しました。
13日に日本を出て12日間毎日が盛りだくさんのイベント。 そして出会いと再会がありました。
ティカのアマニ・ヤ・アフリカの職業訓練校を訪問して マイナさんやエディスさんに会って、 マイナさんのバオバブの手作り実演を見せて頂きました。 4人の生徒さんも緊張しながらミシンに向かってました。
マゴソでは子ども達や先生の踊りや歌を聴いて こちらのお礼の出し物も前日の特訓の成果もあり、 全員でのダンスも盛り上がりました。
翌日からの ミヤケンさんのマゴソスクールの新校舎の壁に みんなでペンキ塗りをしてオレンジ色の太陽に書き初めをして、 全員のサインをしてきました。
そして ジュンバ・ラ・ワトトのホールの壁に デッカいバオバブの木と子ども達の絵を完成して来ました。 今回はアマニのスタッフとミヤケンさんのツアーでしたので、 皆さんとても盛り上がりて充実の毎日を過ごせました。
時々体調を崩す若者もいましたが、 全行程を一緒に行動してモンバサの高級リゾートホテルにも宿泊して、 インド洋の白浜で海水浴まで出来ました。
若い学生さんやOB中心の中で 1人平均年齢を上げていた私でしたが、 皆さんと同化して毎日元気を頂いてました。
3年ぶり6度目のケニアは今回も熱く燃えて、 元気な子ども達の輝いた瞳に感動の連続でした。
アマニ・ヤ・アフリカのスタッフの願いが ケニアのあちこちに届いていました。 参加して本当に良かったツアーでした。
現地では千晶さん輝さん淳子さんに大変お世話になりました。 皆様に宜しくお伝え下さいとの事です。 永松真紀さんの旦那さんのマサイ族のジャクソンさんも来年は仙台に来ます。 JICAの海外協力隊の森英恵ちゃんも バスで9時間も掛けて駆け付けてくれました。 あいのりのヒデも顔を見せてくれました。
私の最後のケニアとなる旅でしたが、 また知人に呼び掛けてケニアの熱い思いを みんなで共感してもらえるように誘います。 そしてこれからも一層頑張ります。有り難うございました。
それぞれの思いで若者はその後元気で旅に出ました。 報告まで
吉村松二
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事務局
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スタディツアー終了! [2010年11月24日(Wed)]
石原輝です
つい先程、スタディツアーを終えてティカに帰ってきました。 今年の3月、ミヤザキケンスケ君が仙台で行ったライブペイントイベントからの続きで企画されたこの12日間のツアー、大成功でした!

アマニのボランティアスタッフが多く参加してくれましたが、今まで映像や話でしか知る事が出来なかったケニア、そしてアマニの活動現場を生で見る事が出来た事はこれからのアマニにとって、そして参加者の皆さんにとって大きな財産になると思います。
実際のケニアは彼らの想像と違っていたか?想像通りだったか? キベラスラムの現状、そのスラム内にある子供たちのオアシスであるマゴソスクール。マゴソスクールから、生活状態が悪い子供共たちを移り住ませているミリティーニ村のジュンバ・ラ・ワトト。そして、アマニヤアフリカの職業訓練所。 訪れたどれもが繋がっています。
ケニアの、特に貧しい家庭に生まれた子供たちの現状をスラムで見て、その子供達が、田舎の貧しいミリティーニ村で生き生きと生活していく様子に心を打たれたはず。 そして、そのような子供達を生み出さないためにも、親がしっかりと手に職を付けて仕事を得、収入を得る。 その流れをこのツアーで知る事ができたんじゃないかと思います。
というか、それを伝えたかった!
その他、ケニアの止められない開発の流れを目の前で見て、日本等の先進国住む人たちの生活の為にその煽りをくらって土地を奪われ、それでも必死に耐えている、と言うより、どうする事もできないケニアの田舎に住む人達の心の叫びが参加者の皆さんに届いたのではないかと思います。
そして何よりも、ミヤザキケンスケ君の描いた壁画。 マゴソスクールとジュンバ・ラ・ワトトに絵を描いたのですが、彼の絵にかける想いと子供たちへの想いがビシビシと伝わってきましたよ! 筆を持った瞬間に入る彼のスイッチの音が凄く心地よかったです。
子供達に夢を与える大人。そんな大人になりたいですね。 彼の壁画に関しては彼のブログ ミヤザキングダムをご覧ください。
参加者の皆さんは今日、日本に返る人、ケニアに残る人、他の国に行く人に分かれてそれぞれの場所へ向かいました。 今月末からはまたアマニの事務所に遊びに来てくれるそうなので楽しみにしています!
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石原 輝
at 00:18 |
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ツアー真っ最中! [2010年11月21日(Sun)]
皆さんこんにちは 現在アマニヤアフリカスタディツアー真っ最中です。 約一週間の日程を消化して今日はモンバサのジュンバ・ラ・ワトトを訪問しました。 数々の問題を抱えた子供たちの元気な姿に参加者の皆さんは心を打たれたようです。 ツアーのメインイベントである壁画も順調に進んでいます。 詳しくはミヤケンさんのブログを読んでください。 アマニのトップページから入ることができます! キベラ、サファリ、ミリティーニ村とたくさんの人たちに出会い、いろんな想いを感じることができています。 もちろんアマニヤアフリカの職業訓練所も順調に進んでいますのでご心配無く!
石原輝
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石原 輝
at 03:34 |
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アマニスタディツアー [2010年11月12日(Fri)]
石原輝です
ホームページ上でも宣伝していた 「ミヤケンと行く アマニヤアフリカスタディツアー2010」がもうすぐ出発を迎えます。 このツアーのメインは、画家のミヤザキケンスケ君と一緒にキベラのマゴソスクールの壁に絵を描こう!という企画。
ミヤザキケンスケ君を含む8名が土曜日に日本を出発します。 現地のガイドを務めるのはご存知早川千晶さんと私。
日曜日にツアーご一行をナイロビの空港でお出迎えし、12日間のツアーが始まります。 アマニでボランティアスタッフとして頑張ってくれている学生さん達が多く、はたしてどんなツアーになるのか、考えただけでもワクワクしてきます。
ティカのNGOを訪れて現役のストリートチルドレンと会った時に皆は何を思うのか?そして開校したばかりのアマニの職業訓練所見学。 キベラスラムの小学校で壁画制作、キベラの画家たちとの交流やディスカッションプログラム。 その他、ミリティーニ村の子供たちの家を訪れての交流プログラム、そして青い空と海、白い砂浜のインド洋のビーチで遊んでしまうと言う、どれをとっても贅沢なツアーです。
アフリカは一生に一回は来てみる価値のある場所だと思います。
文化も風習も、もちろん肌の色も違うここアフリカに身を投げ出す。 今まで自分の中にあった価値観や自分の中で当たり前だと思っていた事と、ここアフリカの現実との違いに戸惑うかもしれません。 戸惑いもせず、はまってしまうかもしれません。アフリカが嫌になるかもしれません。 でも、自分の世界が少し広がる事は確か。 その少しがきっかけになってこれからの人生が大きく変わるかもしれない。
ただ楽しかった。それだけではなく、何かのきっかけを与えられるツアーになればいいなと思います。
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石原 輝
at 01:32 |
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11/13出発 ミヤケンと行くスタディーツアー!! [2010年08月04日(Wed)]
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事務局
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スタディツアー 7(最終回) [2010年03月15日(Mon)]
スタディーツアー 7
キベラスラム2日目のプログラムからは、ツアーのお世話を早川千晶さんに完全バトンタッチ。私達はティカヘ仕事に戻りました。
キベラスラム内で若者達とのディスカッションプログラム、翌日からは永松真紀さんが嫁いだマサイ村で3泊のキャンプです。
私達はどうぞ楽しんでこれますようにと祈っていました。 ツアー最終日、マサイ村のキャンプはどんな感じだったかと不安に思いながらも参加者の方たちに会うのが楽しみで夕食に合流させていただきました。
皆さんマサイの生活に大興奮!のようでした。 特にヤギをつぶしてのニャマチョマ(焼き肉)が思い出深かったようです。
そして永松真紀さんの旦那さんであるジャクソンさんのおおらかさに心を打たれ、なおかつ私達の日本の生活とは180度違う世界があるのだと驚いていました。
マサイの伝統を守りながらも、情報化社会の中で自然に時代の波は押し寄せてくる為、それに対応・順応しながら生活している様子は考えさせられるものがあったようです。
翌日の最終日は2班に分かれて違うコースを経てナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港へ向かいます。

アマニのグループはスーパーマーケットやおみやげ物屋が並ぶナイロビ市内のマーケットで値段の交渉を楽しみながら日本へのお土産を買い、ナイロビの中心街から官庁街を通ってケニアの初代大統領、ジョモ・ケニヤッタの銅像の写真をパチリ。

最後は空港で涙ながらのお別れです。 日本を出てから約10日。少しハードな日程でしたが、このツアーでの経験が皆様の今後の人生に生かされることができればスタディツアーを企画した私達も大満足です。
次回のスタディツアーも企画が始まり次第ホームページでお知らせしますのでたくさんの皆様の御参加お待ちしております。
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中津川勇志
at 17:03 |
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スタディツアー6 [2010年03月14日(Sun)]
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中津川勇志
at 16:53 |
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スタディツアー5 [2010年03月13日(Sat)]
スタディーツアー 5
ツアー3日目のキベラスラム、それにしても暑い!!悪臭と足場の悪い細い道そして人込み 「チャイニーズ」「チャイニーズ」と声をかけられる。
まず羊毛とシルクの糸つむぎのワークショップを訪問。 代表のエリックさん(男性)から説明を受ける。
もともとケニヤは織物はあまり無かったらしい、彼のお母さんがエチオピアに勉強に行き 技術を持ち帰って周りのおばさんたちに指導して生活の糧にしていた。
紅茶・たまねぎの皮・等自然素材で染めた糸で織り上げたマフラーはふんわり柔らかい。
しかしフェアトレードの普及に伴い、決して彼らの為にならないことも起き始めたようです。 フェアトレードを語って外国から来た人が大量に注文をくれたので、一生懸命作って納品したが代金は振り込まれず借金を抱え、病気になってしまいました。
お母さんが亡くなった後息子のエリックがその後を継いで、このスラムのママ達を雇用して細々とこのワークショップを運営している。 皆さんお土産に何枚も買いエリックさんうれしそう・・・
スラムの中を線路が横切っている。 ウガンダとナイロビを結ぶ線路で1日数本往復している。 列車が通らない時はすごい数の人々が黙々と歩く、列車がすぐ後ろまで来ると人はいなくなり、通り過ぎるとすぐ又元通りの状態に戻る。
しばし線路の上を歩き再びスラムの中へと入り、マゴソスクールに到着。
ケニアの小学校は基本的には義務教育だが、ここに無数にある寺子屋のような学校は全部政府無認可の学校で、国からの援助は受けられず地域のコミュニティーなどで給食から先生の給料まで全て自費で運営しています。
マゴソスクールも10年前リリアンが個人で始めた学校です。 最初は20人ぐらいの子供たちに自分の家を開放して始まりました。 今では300人以上の子供たちが通う、インフオーマルスクールとしてはトップ10に入るほどの教育レベルを持った学校になっているそうです。
しかし運営費作りにはいつも四苦八苦して、ツアーのお客様を迎えることも学校の運営費作りの一環でもあります。
次へ続く
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Posted by
中津川勇志
at 03:55 |
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