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高梁市認知症月間キャンペーン [2024年09月05日(Thu)]

9月は世界アルツハイマーデー/世界アルツハイマー月間です


※認知症の人と家族の会HPより抜粋

1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、この日を中心に認知症の啓蒙を実施しています。また、2012年からは9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、様々な取り組みを行っています。
 わが国でもポスターやリーフレットを作成して、認知症への理解を呼びかけています。全国の支部が一斉に街頭での宣伝活動をしたり、「世界アルツハイマーデー 記念講演会」などを開催しています。

各市町村で上記の取り組みがされているところですが、高梁市においても令和6年度 9月認知症月間キャンペーンが開催され、

➀パネル展示・街頭啓発・まちかど相談会
➁認知症サポーター養成講座
➂オレンジガーデニングプロジェクト
➃認知症フェア
➄認知症月間にあわせた番組放送
上記の取り組みがされました。詳しくは市HP

以下の写真は 令和6年9月4日 高梁市内 ポルカ天満屋ハピータウンで開催された街頭啓発活動とパネル展示です

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Posted by 橋 at 09:39
令和6年度第1回 高梁市認知症カフェ連絡会 [2024年08月01日(Thu)]
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 令和6年7月29日 標記の会議が高梁市役所3階大会議室で開催されました。
 各カフェの実践報告があり、市内9カフェ代表者が前回の連絡会以降の近況を報告して情報を共有しました。マンネリになりがちなカフェ運営ですがここで良いヒントを見つけて以降の開催に役立てています。
勉強会として、さきがけホスピタル精神保健福祉士 妹尾菜奈氏より「認知症の人や介護家族との関わり方について」、続いて認知症疾患医療センター長 さきがけホスピタル副院長 兒玉昌純氏より「認知症の人やその家族を支援する人が知っておきたいこと」と題した講演を拝聴しました。妹尾氏は本人への具体的対応のほか、心理面から理解、介護者が元気が出るコツ等をお話され、「認知症の人の行動は介護者の鏡」という言葉が心に深く残りました。兒玉氏は認知症への医療の果たせる役割や受診の大切さ、昨年承認された新薬についてお話をされましたが、同時に医療ではカバーできない点も明確にお話をされ、人による「手当」に込められた意味の重要性を説かれました。
 高梁市地域包括支援センターからは、9月の世界アルツハイマー月間に向けた市の取り組みが紹介されました。市とカフェ運営者と一同に顔を合わせる機会が年に2回あることで高梁市の認知症カフェ事業が円滑に進んでいると感じています。 (文責 高梁市 樋口三城)

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【左】兒玉昌純氏 【右】妹尾菜奈氏

Posted by 橋 at 19:45
令和5年度第2回 高梁市認知症カフェ連絡会 [2024年02月02日(Fri)]
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 令和6年1月29日 標記の会議が高梁市役所3階大会議室で開催されました。

 高梁市の認知症カフェは、事業所や団体が市との委託契約のもとで運営されており、本年1月に薬局経営の事業者様が新規に開設され令和6年2月現在10か所のカフェが活動しています。この連絡会は年2回開催されており、第1回は7月から10月にかけて、第2回は1月から3月にかけて開かれています。

 まずは各カフェの実践報告があり、近況を報告して情報を共有し、他のカフェへの質問も可能です。私にとって他のカフェの活動内容を定期的に、しかも顔を合わせて聞くことができることは本当にありがたく、アイデアやノウハウを使わせていただいていますし、他のカフェの困りごとを聞く時には、うちだけじゃないんだなと共感することもしばしば。その解決方法や顛末まで聞く時は興味津々です。このような会を定期的に設けて下さる高梁市地域包括支援センター様には本当に感謝です。

 またその後研修会があり毎回様々なテーマで体験学習や座学での学びの機会があります。今回の研修会は「権利擁護と成年後見制度について」と題し、高梁市権利擁護センター 櫻彰朗氏の講演を拝聴しました。認知症をはじめとした高齢者に対する権利侵害の背景は、

@ 身体的(本人の症状によるもの)

A 立場的(世話をする、されるの上下関係)

B 環境的(生活の場が密室) 

C 社会的(認知症や障害への理解不足)

D 情報的(情報を集めて選び判断することの難しさ)

E 相性的(人には相性が存在することによるもの)

等があり、認知症になっても人として守られるべき権利を保護するための二つの制度@成年後見制度とA日常生活自立支援事業があることを学びました。

 認知症の人が高齢者の5人に1人になるといわれる2025年が目の前となった今、認知症カフェの果たせる役割はますます重要になります。今後とも、当連絡会を活用して認知所カフェ事業に参画し継続していきたいと考えています。

報告 高梁市 樋口三城

Posted by 橋 at 08:53