しまねの町を良くするしくみ。

【助成事業調査報告】

平成２４年２月１５日、出雲市内の助成先３か所の調査に伺いました。
この日１件目の調査は、出雲市里方町にあるさとがた保育園です。



こちらは一畑電鉄の線路沿いにありますが、なんと敷地内に昔の電車の車両が設置されていました。現役を引退する車両を譲り受けられ、展示されているそうです。



さとがた保育園では、赤い羽根共同募金の助成を受けて、ウッドデッキの修繕を行われました。



平成１２年に移転新築された時から使用されていたウッドデッキが老朽化しささくれが目立つようになり、その都度補修をして対応されていたそうですが、子どもたちがけがをするケースもあったため、今回全面的に修理をされました。



助成の明示もバッチリしてあります。

このウッドデッキがあることで雨の日でも屋外に出ることができ、子どもたちの気分転換やストレス発散にも役立っているそうです。



●事業実施直後の様子はこちら（平成22年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成２４年２月１４日、この日最後の助成先調査で松江市にある社会福祉法人島根ライトハウスのライトハウスライブラリーに伺いました。

こちらでは、赤い羽根共同募金の助成を受けて平成２２年度に点字・録音図書の発送業務などに使用する車両、平成２３年度に点字プリンターを整備されました。



こちらは今回助成を受けて更新された車両です。以前から使用されていた唯一の公用車が購入後12年経過したため、車両更新について助成申請されました。
ライトハウスライブラリーでは点字・録音図書の貸出をしておられ、その発送業務などで毎日欠かさず車を使用されています。



そしてこちらは、助成を受けて整備された点字プリンターです。
以前からある点字プリンターは片面印刷だそうですが、こちらの点字プリンターは両面同時印刷が可能で、機械音も従来のものと比べると静かということで、職員の方々の業務負担軽減にも役立っているということでした。



●事業実施直後の様子はこちら（平成22年度：車両整備）

●事業実施直後の様子はこちら（平成23年度：点字プリンター）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成２４年２月１４日、この日２件目の助成先調査は松江市にある松江市社会福祉協議会に伺いました。



松江市社会福祉協議会では、会員同士のたすけあいで家事援助や介護保険制度外の身体介助、認知症の見守り等を有償で行う住民参加型在宅福祉サービス「ゆうあいヘルプサービス」を実施されています。

今回、NHK歳末たすけあい助成を受けて、「ゆうあいヘルプサービス」のコーディネーターの方が使用される専用車両を整備されました。



以前は専用車両がなかったため、利用相談があった場合などに主に原付バイクでコーディネーターが訪問されていたそうですが、助成を受けて専用車両を整備したことで市町村合併前の旧町村部へもサービスを拡大することができたそうです。

また、必要に応じて他の事業で使用されている車を調整して使用されていたものが、専用車両が確保されたことで素早く対応することができるようになったと喜ばれていました。



●事業実施直後の様子はこちら（平成21年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成２４年２月１４日、この日は松江市内の３か所に助成事業調査に伺いました。

この日１件目の調査は、社会福祉法人つわぶきのつわぶきデイサービスです。



こちらはつわぶき保育園に併設の障がい児デイサービスで、赤い羽根共同募金の助成を受けて
園庭遊具周辺に衝撃を吸収する素材のセーフティインターロッキングを整備されました。

以前は園庭に傾斜があり、歩行器を使用する障がい児が園庭を利用することが難しかったそうです。今回助成を受けてまず園庭の低い部分のかさ上げをされました。



写真の手前、階段の下が以前の園庭の高さです。階段を３段分かさ上げし傾斜を解消したことで歩きやすくなりました。




遊具の周りにセーフティインターロッキングを設置したことで、子どもたちが転んだ場合などでもけがをしにくくなりました。
また、通常、子どもたちがよく遊ぶ遊具の周りは地面が窪んだり段差ができやすいそうですが、セーフティインターロッキングを設置したことで平面が維持され、障がいのある子どもたちも遊びやすい環境になりました。



●事業実施直後の様子はこちら（平成21年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成23年2月13日、この日最後（4件目）の助成先調査で出雲市湖陵町にある
ＮＰＯ法人みずうみの就労継続支援Ｂ型事業所ワークケアみずうみに伺いました。



こちらでは、赤い羽根共同募金の助成を受けてパンを焼くための
ガスオーブンと電子発酵器を整備されました。



こちらは整備されたガスオーブン。



こちらは電子発酵器です。



助成を受けて機器を整備したことで、パンの増産が可能となり
利用者の方の工賃も大幅にアップすることができたと喜ばれていました。



●事業実施直後の様子はこちら（平成22年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成24年2月13日、この日3件目の助成先調査で出雲市湖陵町にあるハマナス保育園に伺いました。



こちらの保育園では、赤い羽根共同募金の助成を受けて敷地内の植木を移動して通路を作り
フェンスも設置されました。



以前は園舎の脇に植木が植わっていたため、後ろにある第２園庭に移動するためには
駐車場や交通量の多い道路を通って移動する必要があり、
保育士さんや保護者の皆さんが十分に注意をして移動しなければならなかったそうです。



こちらは、通路の先の第２園庭。



反対側から通路を見た様子。



共同募金の助成を受けて整備されたことをしっかりと明示していただいていました。

植木を移動して通路を作り、フェンスも設置したことで安心して第２園庭に移動して
遊ぶことができるようになり、屋外で遊ぶ機会が多くなったと大変喜ばれていました。



●事業実施直後の様子はこちら（平成22年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成24年2月13日、この日2件目の調査で「わたりはし保育園」に伺いました。



こちらの保育園では、赤い羽根共同募金の助成を受けて３か所のシャワー設備を整備されました。



助成を受けられる前は、屋外のテラスにシャワーがあったため
冬場の寒い時期にトイレの失敗があったときはシャワーを使用することができなかったそうですが、
屋内にシャワーを設置したことで季節や天候に関わらずシャワーを使用することができるようになりました。



また、乳幼児用のシャワー台は、首の据わっていない乳児の首を固定することができ
両手を使って沐浴をさせることができるため、保育士さんの負担軽減にもつながっていました。



●事業実施直後の様子はこちら（平成21年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成24年2月13日に出雲市内の助成先調査に行ってきました。

この日1件目の調査は、社会福祉法人あすなろ福祉会のあすなろ保育園に伺いました。



こちらの保育園では、赤い羽根共同募金の助成を受けて「えほんのへや」に
複合的絵本コーナーを整備されました。



こちらは平成23年2月に現在の園舎に建て替えられたそうです。
旧園舎にも絵本コーナーがありましたが、玄関先にありスペースも限られていたため
建て替えにあたって拡充をされています。



図書館のように絵本の表紙を並べておくことで、
子どもたちが絵本に興味を持ったり、親しみやすい環境が整えられていました。





●事業実施直後の様子はこちら（平成22年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成23年12月14日、この日最後（5件目）の助成先調査は
浜田市金城町にある社会福祉法人寶林会の今福保育園に伺いました。

今福保育園では、赤い羽根共同募金の助成を受けて園庭の大型遊具を整備されました。

遊具の正面から。かなりの大きさです。



向かって左側から。ロッククライミングのように登って遊ぶことができそうです。



向かって右斜め後ろから。平均台のような部分も遊具の一部です。



こちらの保育園では、以前は大型の木製遊具があったそうですが、
１７年間使用して老朽化が激しくなったために、安全面から撤去されました。

付近には大きな公園もなく、子どもたちが大型遊具に触れる機会がないため
子どもたちが安全に元気いっぱい遊べるようにとの思いから今回アルミ製の大型遊具を整備されました。

こちらの遊具は保育園に通っている子どもたちだけでなく、学童保育の小学生や
園庭を開放される時の親子連れなど、広く地域の子どもたちに利用されているそうです。



●事業実施直後の様子はこちら（平成22年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜

【助成事業調査報告】

平成23年12月14日、この日4件目の助成先調査は
浜田市金城町にある社会福祉法人いわみ福祉会のワークくわの木金城第1事業所に伺いました。

こちらは「洋菓子工房トルティーノ」として店舗スペースもあり、素敵な外観です。



ワークくわの木さんでは赤い羽根共同募金の助成を受けて、
クッキー製造のための機器を整備されました。

こちらはアイスボックス成型機です。
クッキーの材料を混ぜたものをクッキーカッターで切ることのできる形にします。



次はクッキーカッターです。
先ほどの成形機で作ったものを均一の幅で切っていくことができます。



そして、ミニエンドレスシーラーです。
商品の入った袋の口を圧着して簡単に止めることができます。



助成を受けて整備した機械のおかげで作業効率が大幅に上がり、
平成22年度は売り上げが前年と比べ64％もアップしたそうです。

また、障がいのある利用者の方の働きやすい環境も整えることができたと喜ばれています。



●事業実施直後の様子はこちら（平成21年度）

〜 報告者：Ka-Y 〜