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犬山aiエネルギー株式会社(アイエネ)は、愛知県犬山市を拠点に、市民出資により地域に自然エネルギーを普及することを目的として、2014年に設立した会社です。(TEL 0568-62-0222)
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おかげさまで10周年目 [2024年05月09日(Thu)]
おかげさまで、2024年11月19日をもって10周年となります。

思えば、2014年、固定価格買取制度が2012年に始まり、太陽光のブームが始まりだしたところでした。長野県飯田市のおひさま進歩エネルギー株式会社から、のれん分けさせてもらい、市民共同発電の再エネ事業をなんとか犬山にも実施していきたい、再エネを地域に、という思いから、犬山aiエネルギーが立ち上がり、10年が経つということに、感慨深い思いになります。
太陽光発電、ソーラーシェアリング、太陽熱温水、木質バイオマス熱、といったところを継続して進めながらも、あらためて、初心を胸に新たな事業展開に向けて一歩を進めていきます。
引き続き、ご指導、ご協力、ご声援をよろしくお願いいたします。

Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 10:11 | 情報提供 | この記事のURL

犬山のソーラーシェアリング稼働しています[2023年05月29日(Mon)]
愛知県犬山市内では、現在ソーラーシェアリング(営農型発電)が2件、稼働しています。
元の1件は以前より弊社とは関係なく市内で進められてきたものですが、パネル下の農業がうまく営農できていない状況を農業委員会さんにも聞いていました。
そんな中、昨年度、犬山市今井の北側パークウェイ沿いにある、有機農家さんの大豆畑の上に、
弊社ののれん分けの元会社であるおひさま進歩エネルギー株式会社と連携して、施工会社には犬山市に本社を置く株式会社山善に工事依頼し、遮光率1/3での営農型太陽光発電を設置しました。

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先日、農家さんにご案内いただきました。無事に作付けが進んでいます。
低圧の連系で、パネル75kW程度を設置しています。パワーコンディショナはHUAWEI製の4.95kWで、非常用電源の機能を備えています。非常時には、電気を地域に開放して、携帯充電等ができるようにコンセントを設置しています。

過積載のため、1日の時間あたりの発電を見るとパワコンによるロスがあり台形の発電をしています。パネルあたりでみるともったいないようにも思えますが、これはこれで発電がピーク時だけでなくまんべんなく発電ができ、需要側からすれば比較的安定した発電を見込むことができます。
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犬山にも、さらにソーラーシェアリングを農家さんと増やしていきながら、愛知県内で耕作放棄地率の高い犬山市に就農を増やしていけるよう、尽力していきます。

Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 14:53 | 事業紹介 | この記事のURL

新あんきの家での薪ボイラ熱供給 実施中です[2022年10月08日(Sat)]

2022年5月14日より、半年ほどHEITZMANN 薪ボイラ40kWでの高齢者福祉施設『今井あんきの家』(犬山市 富岡前駅徒歩1分)への木質バイオマス熱供給事業が始まっています。

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あんきの家様には多少のご迷惑もかけておりますが、ご協力をいただき誠に感謝しています。
一番懸念だった煙突からの煙は、はじめは焚き方に苦心しましたが、継続して使ううちに、乾いた材であれば焚き始めの30分以内にてほぼ透明となり、許容いただける範囲となりました。
一回の燃焼は3〜4時間程度、完全燃焼状態になればあとは自動的に燃えてくれています。

また、燃料についても、犬山市の一般社団法人今井森林愛護会に協力いただき、間伐薪についても確保しています。直径10〜15cmの1本の原木から16本〜20本の薪となります。1度に必要な木材は1mのもので20本〜25本、重さで200kg程度(乾燥した針葉樹1本約4〜7kg、広葉樹1本約7〜10kg)です。



ただ初年度は、夏場にもう少し少なくてもよいと考えていたため、乾燥不足で薪が足りず、伐採してあった木材を関係者にいただくなどして、どうにか賄ってこれています。

施設に供給しているお湯は、お風呂と調理場以外の給湯になります。バックアップにLPガス給湯器を併設してもらっています。お風呂は一般的な200L程度の家庭用風呂サイズが3つあります。
職員さんの都合もあり午前中と夕方にピークがあるようです。

施設は日曜日がお休みのため、現状は1週間に月、水、金の3回、1回ずつ焚くことで必要熱量を賄っています。冬場は1日に2度焚くか休み以外毎日焚くことで対応することになると想定しています。

こういった熱需要に合わせて、現地モニターと遠隔にて熱量を監視して、必要な熱量と供給をあわせる需給調整を行なっています。
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Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 09:12 | 事業紹介 | この記事のURL

来年度より、福祉施設での薪による熱供給事業第2弾が始まります[2021年12月23日(Thu)]
当社では、熱供給事業に向けて、準備を進めています。
地産地消の自然エネルギーを利用していくにあたって、太陽光発電はメンテナンスや運用の手間が少なくてよいですが、地元雇用や地域課題解決という意味で木質バイオマス事業は重要になってきます。特に荒れた森林に手を入れるためには、材として質があまりよくない人工林や雑木を利用していく必要があります。(図はクリックすると拡大)
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しかし、そのような里山を保全することを継続していくこと、また熱利用施設で木質バイオマスを利用し続けていくことは非常にリスクが高く、難しい課題が山積みです。
そこで、そのリスクを埋めるべく、一般社団法人今井森林愛護会の設立と共に熱供給事業を検討してきました。(図はクリックすると拡大)

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この度、高齢者福祉施設を運営されている、特定NPO法人犬山あんきにくらそう会との契約を締結でき、
来年度から施設『あんきの家』への薪ボイラー設置による薪からの熱供給事業を開始することができるようになりました。

現在『あんきの家』は施設移転の工事中です。当社は移転先にて熱供給をさせていただきます。

また工事の進捗をお伝えしつつ、事業への準備を着々と進めてまいります。

Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 11:16 | 事業紹介 | この記事のURL

森の仲間たち 森社長の事務所を訪問[2021年09月18日(Sat)]
今期、当社では薪によるボイラー熱供給を進めています。

薪ボイラーの選定では、ガシファイアー(アーク日本株式会社)など様々な優れた薪ボイラーを検討していましたが、今回はもっと規模が小さい40kW程度でもいけるであろうと判断し、逆に二次燃焼に加えて燃料ストックの持続性などを兼ねそろえた海外製を選定してきています。
その際に大いに協力いただいた、岐阜県大垣市上石津町に事務所がある、株式会社森の仲間たちの森 大顕 代表を訪問しました。事務所の後、ボイラのある大型倉庫へ。
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沢山のボイラーや貯湯タンク、貯熱タンク(熱交換機が内蔵されていて、熱だけを給湯側に送るタンク)などがありました。

今回推薦いただいたのは、スイスのHEITZMANN社製の薪ボイラーです。
(左に森代表、右に当社谷口)
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この薪ボイラーの特に気に入っているところは、小型で二次燃焼のコスパが良いところはもちろんのこと、
・1m薪を大量に入れられること
・火力の自動制御がしっかりとできること
・それにより燃料を1回入れて長時間(5時間など)の持続燃焼が可能であること
・それらのIoTを遠隔でモニタリングできること

というところになります。前扉を開けると、内部はこんな感じです。
この中央の広い空間に、薪をしっかり入れれば、じわじわ下から燃えてくれます。
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そして、遠隔監視はPCや携帯で見ることができます。カタログイメージはこちら。
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森代表、すでにボイラーを600台程度販売してきただけあって、優しく丁寧、かつとても技術的に詳しく、内容の濃いご説明をいただきました。大変感謝です。
これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

追記ですが、実は森代表とは、同じ本を執筆させていただいたことがあります。
おまけで紹介しておきます。
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761513504/
『エネルギーの世界を変える。22人の仕事 事業・政策・研究の先駆者たち』
京都大学経済学部 諸富徹先生が顧問となって下さっている、若手再エネ実践者研究会の
一員として、2015年に書かせていただいたものです。
今見てみても、再エネの最前線で動かれている方が沢山だなと改めて思いました。

Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 21:50 | 事業紹介 | この記事のURL

蓄電池と太陽光のサイズバランスは[2021年03月04日(Thu)]
去年9月から稼働を始めた、当社設置の蓄電池の状況についてご報告します。
蓄電池と太陽光のサイズバランスは蓄電池9.8kWh、太陽光発電4.2kWというバランスで、
だいたい平均1日12kWh程度発電している状況です。
11月に固定価格買取制度の48円余剰買取が切れたため、それまではエコノミーモードで夜間電力を蓄電に貯めて利用し、買取単価が10円(飯田まちづくり電力に販売)に下がってからはグリーンモードに切り替え、日中の太陽光発電で充電するようにしました。
当社にはHEMSモニタを追加していませんが、既存の太陽光発電表示モニタ(京セラ製)で確認したところ、以下のような違いになりました。

1.エコノミーモードの晴天日(11月)
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夜の12時から2時の間で蓄電しているのがわかります。日中は自家消費していない分が発電から全て売電に回っています。

2.グリーンーモードの晴天日(2月)
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日中の発電からまず蓄電が始まり、蓄電が終わったところで売電に回っています。夜間に購入電力が全く無いのが特徴的です。

グリーンモードに移行して、2月の晴天日ではエアコンを利用していても中々理想的な消費モデルとなりました。
このモデルを、太陽光と蓄電池でどのくらいのバランスで極力維持できるバランスになるか、調べていきたいと思います。

Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 11:41 | 情報提供 | この記事のURL

7周年目を迎えました[2020年11月19日(Thu)]
犬山aiエネルギー株式会社は、11月19日が創立記念日となります。
2014年より設立しました当社は、7周年目を迎えることとなりました。
ここまでに多くの方々に出会い、支えられ、協働し、ここまで継続した事業を行なってくることができましたこと、心より御礼申し上げます。

実は、2014年は犬山市も山田拓郎市長が12月に当選された年であり、まもなく12月で7年目に入られることとなります。いろんなことが変化してきた犬山市と思います。

特に今年はコロナもあり、大きな社会情勢の変化がありましたが、
当社も犬山再生可能エネルギー勉強会発足や、昨年度の一般社団法人今井森林愛護会設立、犬山市環境基本計画の策定参画など、再エネや環境分野において様々に関わってまいりました。

菅内閣になり世界を追従する形で2050年ゼロカーボンが宣言されましたが、世界をリードする環境先進国として名を連ねる日本になっていきたいです。そのためにはトップダウン型の環境政策だけでは到底間に合わず、地消地産の地域分散型エネルギー像を描き、地域から日本をエネルギーシフトしていく必要があります。犬山がそのモデルとなるべく邁進します。
持続可能社会の実現、SDGs、盛り上げていきましょう。
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一昨日の17日にも、犬山JC(一般社団法人犬山青年会議所)の定例会にて、勉強会がSDGsの交流会をさせていただきました。このような活動を今後も様々な人々と連携していければ幸いです。
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Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 09:29 | 事業紹介 | この記事のURL

蓄電池 順調に稼働しています[2020年10月19日(Mon)]
8月末に、先日お知らせしました蓄電池を設置しました。
オムロン製、9.8kWhの単機能型蓄電池ですが、2020年12月にFIT売電(余剰買取制度)が終了するため、現在は経済モードで太陽光発電4kWは蓄えず夜間に充電し、太陽光で賄えなかった日中に蓄電池が機能しています。
8月9月はやはりエアコンの利用で日中も蓄電池が活躍していました。日中の需要ピーク時に太陽光だけでなく蓄電池がピークシフトできました。

9月末から10月に入るとエアコンは使わず発電量のほうが多いため、日中の太陽光発電は売電中心となり、蓄電池は夕方から夜の分の利用を賄っていますが、それでも使い切っておらず、夜間の蓄電にかかる時間が減っていました。今後はこういった時期の一日分の電気は太陽光発電と蓄電で十分賄ってもらえるようになりそうです。
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Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 17:34 | 事業紹介 | この記事のURL

家庭用蓄電池の取扱いを開始します[2020年06月16日(Tue)]
犬山aiエネルギー株式会社では、この度家庭用の蓄電池の取扱いを開始いたします。

補助金のタイミングがあり現在次の補助金情報を得るところとなりますが、
第1号として、実家への導入を決めました。
当社は家庭用蓄電池として、オムロン製を取り扱っていきます。(他社も取り扱うことが
できますが、補助金の代行窓口となっておりません。)

今回の導入設備は、既設の太陽光発電を利用するため、単立型となります。簡単に言えば、
パワーコンディショナー(PCS)を既存のものと2つ使う形です。
(太陽光発電新設の場合は、ハイブリッド型にしてPCSを1台にするほうがお得です)

型式は、オムロン製【住・産共用フレキシブル蓄電システム KPAC-Aシリーズ 9.8kWh容量】
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https://socialsolution.omron.com/jp/ja/products_service/energy/product/bt/kpac.html

です。一番の特長は、『9.8kWhでも壁掛けできる、軽さ』です。
6.5kWhは室内用、9.8kWhは屋外用ですが、どちらもとても小さく、軽いため、
設置場所に困りません。しかもパワコンで実績の多いオムロンです。

太陽光発電の買取り単価も下がる方も増えてきたこの機会に、ぜひご検討されるのはいかがでしょうか。また当社としても、発電容量との実績比較等継続して報告していきます。

Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 12:10 | リリース | この記事のURL

2020年2月15日 犬山まちづくりエネルギービジョンシンポジウム開催![2020年01月09日(Thu)]
皆さま、2020年もよろしくお願いいたします。

当社は、犬山再生可能エネルギー勉強会の世話人として、犬山の様々なプレーヤーとかかわりながら犬山全体のエネルギービジョンについて議論し、協力しあい、形にしていく、すなわち「まちづくり」をしていくことができるように尽力してまいります。

2020年のスタートとして、2月15日、日本の再生可能エネルギー業界のトップランナーのお一方でいらっしゃる、京都大学大学院の経済学者でもあり地球環境学堂の教授でもいらっしゃる諸富徹先生をお招きして、世界における日本の再エネの現状や、日本の進むべき道、その具体例などをお話しいただきます。
その後、犬山市のエネルギー政策を担ってきた犬山市や犬山まちづくり社長(元商工会頭)、犬山ガス社長、当社代表の谷口彰も登壇し、犬山の今後のまちづくりエネルギービジョンについてパネルディスカッションを行ないます。
このような場が開催できることを心より感謝しますし、ここからが大きなスタートとなれる機会と思っています。ぜひご参加ください。
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Posted by 犬山aiエネルギー(株) at 23:19 | イベント告知 | この記事のURL

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