【報告】10/2(火)CIミーティング [2012年10月02日(Tue)]
みなさんはじめまして。
黒石と申します。 はじめに自己紹介をさせていただきます。 三重県津市で、中間支援組織として活動している津市NPOサポートセンターのスタッフをしております。その中で、三重県内でのNPOバンク立ち上げに関わっており、研修の一環としてmomoさんでは勉強会やイベント等に参加させていただいております。 今回のミーティングでは、NPO、行政、企業、またデザイナーの方も交えて、市民ファンドのターゲットやコンセプトなど、コアとなる部分について話し合われました。 とても印象的だったのが、ミーティングの最初に観た「社会運動はどうやって起こすか」という5分ほどの動画です。一人の裸踊りをしている男性のもとへ、いつしか大勢の人が集まるという話でし た。ポイントは“身近なところから声をかけていく”事だと思いました。私たちの活動においても、少しずつ、信頼を勝ち得て広げていくことが重要なんですね。 参加者全員でこの「社会運動はどうやって起こすか」の内容を共有した上で、話し合いは進められました。あいちコミュニティ財団(仮称)は、NPOバンクという仕組みでは支えることの出来なかった活動も、これからは広く支えていけるように、という想いが込められています。そして、その仕組みゆえにこの支援者(寄付者)となる対象者は幅広くなる為、「そのお金を使って、どうやって社会の課題を解決していくのか、どのように生かしていくのか」という事が慎重に話し合われました。「課題解決にはまず、課題を可視化することが大切。しかし、解決には時間がかかる。」この部分がしっかりと伝わるような方法をもっと考えていきましょう、という話が出ていました。 また、幅広い層に支持される為に、世間ではどういったところに市民の意識が集中しているか、メッセージ性がなければ選ばれない、などの意見が企業の方から出されていたことも刺激的でした。 このミーティングでは、場の持つ力を特に感じました。それは行政、企業、NPO、デザイナーの方と、多様な立場の方が参加されていて、その方達から意見を聞くことが出来、普段見えなかった部分に気付けた貴重な機会だったからです。この日は、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。 津市NPOサポートセンター黒石 |