堆肥発酵促進剤(副資材)としてのグリセリンの利活用 [2016年08月18日(Thu)]
バイオディーゼル燃料(BDF)の製造時に副生されるグリセリンは不純物も多く「廃グリセリン」、「粗製グリセリン」などと呼ばれています。産業廃棄物として処分されていたこともあったそうですが、現在では堆肥や汚泥を発酵処理するときのエネルギー源として利活用されています。
利用されている方のお話しを聞くと 牛でも豚でも汚泥でもOK 混ぜるだけなので、作業が楽 冬期でも発酵温度がすぐに上がる 雑草種子が確実に死滅する と好評でした。 以下のデータなどをみると 乳牛ふんには重量比2.5%のグリセリンを混ぜるのが良いみたいですね。 廃グリセリンを活用したたい肥化技術 宮城県畜産試験場(PDF) ![]() 副生した廃グリセリンサンプル ![]() 堆肥発酵 |