「コラム最終回・別れのマイルール」NO.22
八雲 七
この時期(執筆時3月)は別れの多い季節である。
特に介護や福祉の業界は転職・転勤が多い職業の1つと言われる。私自身もいろんな「別れの場面」に立ち会ってきた。
そんな私には決めている1つのルールがある。それは「辞めないで」と言わないことである。
たとえどんなに私と仲が良くお世話になっている関係でも言わない。決して私の感情がドライだからではなく明確な理由がある。
相手の立場で考えると、辞めると決断したからには理由があるので決断を覆す武器
(環境面、待遇面の改善などの権利)を持たない私が「辞めないで」
と言ったところで状況が変わらないということが経験上、身に染みて分かっているのである。
「辞めないで」と言えるのは武器を持つ人の特権だと思っている。
私も約2年間コラムを書いてきたが今回で最終回になります。コラムを書くという貴重な経験が出来たのは、つたないコラムを我慢強く読んでくれた皆さんのおかげでした。
ありがとうございました。
八雲 七さん、2020年6月から長きにわたりコラムの執筆有難うございました。
皆さんもお気づきかと思いますが、「読んでみたいな」と思わせるような主題の用い方の上手さ!
感性の面白さと共に「何が書かれているのか」と興味深く読んだものです。
今回のNO.22で最終回という事をお聞きして寂しさが過ります。
いつの日か、八雲 七さんの感じたこと考えたこと等に触れられる機会が、再び、あることを願いつつ、八雲 七さんのコラムとお別れしたいと思います。
有難うございました。
・本ブログ左側にあるカテゴリーの中に「八雲 七アーカイブ」があります。
NO.1から主題横に付番を付け直しました。
選択しやすくなったかと思いますので、2年間、22回のコラムをゆっくりと遡ってみるのも良いのではないでしょうか^^