「苦手の近くにある出来る事を探す」NO.7 [2020年12月23日(Wed)]
「苦手の近くにある出来る事を探す」NO.7
八雲 七 私は小さい頃から文字を読むことが苦手だ。国語の授業で割り当てられた段落などを読むのにも一苦労だった。 読書感想文の「読書」は苦労したが「感想文」の方はスムーズに書けたという記憶がある。日常生活で文字を読む機会は意外と多い。しかし私は小説などの分厚い本は一切読まず(漫画は絵が多いので比較的読みやすい)新聞やメールは必要、興味のあるものだけと出来るだけ文字に触れない日常を過ごしている。 これは20才頃に分かった話だが、文字を読むことが苦手なのは脳性まひの障害のひとつで視線移動や空間把握に影響が出る人もいるとのことだった。まさに私はこれに当てはまった。 20才以前にこの事実が分かっていたら苦手なことを障害のせいだと逃げてばかりいたかもしれない。苦手なことをなんとか克服しようと試行錯誤し、いろんな経験を積むことで苦手なことを出来ることに変えてきた。 読書をしている人が文章を上手く書けるという世の中の偏見の壁を壊して、私はコラムを書いている。 |
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after school
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