救命講習を受講しました。
救急救命講習については、以前(7~8年前)にも受講させて頂いていて「普通救命講習修了書」は頂いていたのですが、今回改めまして講習を受けることとなりました。
札幌市消防局の吉井さん(65歳ベテラン)吉田さん(今春卒業の新人)のお2人に来所して頂き
救命講習を職員向け(←クリックで写真)に開催して頂きました。
吉井さんの話術もあり(笑)興味保ちつつ、2回の休憩を挟みながら3時間の講習を終えることができました。
有難うございました。
怪我で出欠の時には、紐で縛ることはしないそうです。
怪我の所に布等を当て、素手ではなくビニール手袋等(ない場合はレジ袋等)で感染を防ぎながら幹部を強く圧迫して出欠を止めるということでした。
心停止が疑われるような場合には、意識確認、呼吸確認の後、胸骨圧迫(よく見る心臓マッサージ)を深さ5センチほど下がるくらいの強さで30回繰り返すことを救急車が来るまで続けなければならないそうです。
実際にやってみると30回の胸部圧迫炉繰り返し行うのは女性には体力的に難しく感じました。
ちなみに私は1回30回するだけでハァハァを息が上がりました(汗)
男性でも2回3回となると厳しいくなるので交代が必要になります。
ベテランの吉井さんが現役の頃は20分続ける訓練をしていて、汗がポタポタ落ちてきたそうです。
其れ位、体力がいる行為なのですね。
ありがちなのは、救急車が到着すたり救急隊員が家に入ってくると、そこで安心して胸部圧迫を止めてしますそうです。
必ず、救急隊員と交代するまで胸部圧迫は続けることが必須なんだそうです。
救急車到着で安心してしまいそうですね!
でも、続ける!なのだそうです!
呼吸が止まっているのかどうか解らない時にも、躊躇なく胸部圧迫と人工呼吸をしてくださいとのことです。
迷った時にも実行することが、当該者の社会復帰に繋がるということですので、そのような場面に遭遇した時には“躊躇”しないということが大事だということでした。
AEDの使用についても説明して頂き、皆さんがよく誤解されるのは「AEDは心臓を動かすためのもの」と思われているということをおっしゃっていました。
AEDは、胸部圧迫(心臓マッサー)を効果的に行うためのもので、心臓が微細動を起こしているのを電気ショックで止めるという働きなんだそうです。
微細動を止めて胸部圧迫(心臓マッサージ)で心臓を動かすようにするということでした。
「肋骨が折れるんじゃないか」と心配される方もいると思いますが、骨は治ります。肺は傷つけません。ろっ骨が折れるかと力が弱くなり心臓へ効果的な力が届かないよりは「肋骨は多少折れるもの(笑)」と思って胸部圧迫を続けてください」ということでした。
ちなみに、肋骨が折れる時の音は、ポッキーが折れる音と似ているそうです(汗)
また、胸部圧迫(心臓マッサー)することで脳への血流を続け、脳細胞が死なないようにすることも大変重要で、脳への血流が止まることで「言語だったり、体が不随になったり、記憶が無くなったり」と、色々な社会生活に必要な機能が失われるので、絶え間なく脳に血を流し続けることが社会復帰の重要な要素になると力説されていました。
時間が経過すると共に忘れていることもあります。実践できる状態を維持するためにも、再び、このような救命講習を受けることの重要性を感じたところです。
吉井さんの余談1
この度の救命講習の時のダミー(お人形さん)に髪が無いのは、髪の毛のあるダミーは高い(高価)だからだそうです(笑)
吉井さんの余談2
ダミーの顔はどうやって作られたと思いますか?
都市伝説と前置きして^^;
このお人形「レサシアン」という名前だそうです^^
知りたくない方は読まないでくださいね(^^;)
https://bohjingaku.com/kyuukyuukyuumei-ningyou/