「介助という言葉に対する意識の差」NO.10 [2021年04月19日(Mon)]
「 介助という言葉に対する意識の差 」NO.10
八雲 七 私は30年以上介助を受けている。親などの身内や友達、ヘルパーさんに「介助」してもらうことにより毎日の生活が成り立っている。もちろん毎日感謝している。しかし中には障害者のことを正しく理解せずに心の中で上から目線(時には態度に出ていることもある。)で対応してくる人もいる。そんな人には感謝などしたくないが、こちらのして欲しいことを達成するために時にはしたくない感謝もしなければならない。 そもそも上から目線の人は介助をしてあげているという言葉を平然と使う。こちらもして欲しいことの達成のため「協力」は惜しまない。当然ケガはしたくないし介助者を困らせようとしているわけでもない。だから介助をしてあげているという言葉には強烈な違和感を覚える。間違いなく「意識」の差である。双方が互いの意識を理解し協力、感謝をすることで意識の差は埋まり、より良い介助が生まれる。 |
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