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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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教育とは大事なものであるのは当たり前ですが、舵取りだけは平和と思いやりにとってもらいたいものですね。[2013年02月21日(Thu)]
昨年11月のラオス出張に同行いただいた、「楽動整体」小林弘英さまより、お手紙をいただきました。

小林さまは、ラオス山岳少数民族の生徒、モム君が自分の村の学校の先生となるべく学ぶ奨学金のご支援をいただいています。
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モム君の実家を家庭訪問・・モム君のお兄さん、お母さん、甥っ子姪っ子たちと・・




「ラオス視察旅行に寄せて

 冬の日本から、常夏のラオスという国に降り立ち感じた事は、自然体でいられる国なのかなという思いをさせられたことです。
 その思いは、出会う方、出会う方、どなたも温かみがあり、気さくで、ほっとするものがありました。
学校の先生、地域の方も本当に温かく迎えて頂き、AEFAの活動がもたらしている恩恵がどれほどのものかを、肌で感じられました。

 私などは、初め、どの様に接していいのかも分からず、戸惑っておりました。
 しかし、子供たちの輝いた目を見ていると、自然と落ち着いて、溶け込める感じがしてきました。ほとんど日本では見ることが出来なくなった、この素朴な瞳、表情、そして、まだまだ人との接し方を知らない子供の仕草が、心を和ませてくれました。
 奨学金を受け、勉強を続けている青年ですら、どうしてこんなに純朴でいられるのか不思議なくらい真面目な子供達だった。
 ささやかな支援しか出来ていない私ですが、本当に自分の魂が癒され、汚れた心を洗われた思いにさせてくれる人々と出会えて、感謝でいっぱいです。

 物であふれ、物で追いまくられ、物でいろいろな判断をしてしまう自分。
お金の使い方にも無頓着のまま過ごしてきた日々、自分の小さかった時、ラオスとは違っても、物はなかった時代であった。でも、それでも楽しく遊んでいた時があったのに。

 日本がアメリカから援助を受けていた様に、物も必要な時かもしれません。しかしAEFAの教育の支援が、ラオス、ベトナムなどの多くの教育に恵まれない地域の人々に光がもたす事を願っております。
 教育とは大事なものであるのは当たり前ですが、舵取りだけは平和と思いやりにとってもらいたいものですね。

 もっともっと日本の子供たちにも感じてもらいたいものです。生きる事、生活する事、実際の生活では、水を飲む事、火を起こす事、食べる事から全てが、カルチャーショックになるでしょう。
 いじめ、閉じこもり、心の病、ストレスなど、子供も大人も現代を顧みる時かもしれませんね。
 AEFAの光が、これからも希望の虹になる様に願っております。 お元気で〜」


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Posted by aefa at 15:27 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

<理事長の独り言> 70歳 古希を迎える今年 :本物への挑戦[2013年02月20日(Wed)]
 2013.1.25.

 私は今年12月、70歳になる。6月にはAEFAを立ち上げて10年目に入る。人間、何か1つのことに挑戦して3年経てば「モノになる」と言われ、10年経てば「本モノなる」、そして30年経てば「歴史になる」と言われる。私も60歳でサラリーマンを退職し、AEFA活動を始めて、いよいよ10年目に入るのだ。果たして本物になれるか。せめてそれらしき「モノになりたい」ものである。
 この9年間、確かに色々あった。3層構造理念の学校建設を推進してきたが、結果として148校の学校建設、その他に5つの学生寮や台所・食堂、6つの先生の家や寄宿舎、貯水ダム、養魚池、学校菜園など色々な設備も建設してきた。今年は22校を建設予定であるから、70歳の誕生日には170校が完成するだろう。
 何よりも嬉しいのは、日本の子どもたち現地の子どもたちとの交流事業の発展である。2011年3月11日の東日本大震災発生の際には、アジアの山奥の子どもたちが貧しい中、自分たちの食事を削って支援してくれた。嬉し涙なくして語れないような国際交流の成果であった。
 AEFA活動の目的は、@アジア少数民族の子どもたちへの教育環境の整備とA日本の子どもたちの情操教育・徳育推進という二本の柱と言うことが出来よう。その中でも、特に私はAの日本の子どもたちへの働きかけ=人間力をつけるための教育への一石の積み上げを目指したいと思っている。
 日本の教育現場は子どもたちの心を教育する弱点を持って久しい。戦後教育の弱点が、なかなか克服出来ないでいる。いじめの問題に象徴されるように。AEFAは知識としての徳育ではなく、フィーリングとして、ストンと腹に落ちるような、ジーンと心に沁みるような、教育実践のツールを提供することで、徳育のお手伝いをしたいと思っている。
 幸いにも、これまで交流事業を推進してきた学校は延べ100校以上にもなる。これらの学校との交流教育実践の中で生まれた良い結果を伝えながら、本年度は更に中身を深めて交流事業を推進する決意である。

Posted by aefa at 15:56 | 理事長の独り言 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

<理事長の独り言> ベトナム・フートューの子どもたちへのメッセージ[2013年02月19日(Tue)]

1月15日夜、フートュー校の子どもたちが、遥々南のチャビン省からハノイ市に到着した。翌日、昼食を一緒にしながら夕方に行われる安倍総理・総理夫人との「交歓会」の説明会をした。
以下が、そのときの私の説明内容=メッセージである。

「みんなは、あのときおやつを我慢したりして、なけなしのお小遣いから「募金のお金」(49万2千ドン=1970円相当)を寄付してくれましたね。
先生達と一緒に津波の絵を書き、皆で頑張ってくれたのでしたね。
感動しました。恥ずかしながら私はそれを知った時、嬉し涙が出てしまいましたよ。

ああ、心は繋がっている。子供たちの純粋な心こそ、未来をつなぐのだ。国の宝だと実感しました。教育こそ国の礎を築くものだと実感しました。そうした教育をしているフートューB小学校に敬服しました。又、そうした子供たちのために学校建設をしている議員の会を誇らしく、嬉しく、思いました。

今年は日越国交回復40周年に当りますが、こうした子供たちの心のつながりがあれば、今後100年も200年も日越関係は温かい心のつながりを基礎として続くと確信します。
安倍総理・総理夫人が超多忙な中こうした「交歓会」開催して下さるのは、心=思いやり=教育の原点は人間力形成にあると考えておられる為と理解しております。
今日は、皆さん達にお礼のメッセージを書いた「復興の決意・感謝の鯉のぼり」を届けに来ました。後で総理にもサインして頂きましょうね。

総理や夫人に抱きついてもいいですよ。でもビックリするかもしれませんね??きっと握手は大丈夫でしょう。」


”ええ〜まさか〜・・”と、目を白黒させていた子どもたちであったが、実際のところ、総理は子どもたち一人一人と握手をしてくださったのであった。

Posted by aefa at 23:45 | 理事長の独り言 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

<理事長の独り言> アジア・日本の子どもの心をつなぐ”復興の鯉のぼり”[2013年02月19日(Tue)]
 2011年4月29日:安倍元総理(当時)が会長を、遠藤利明議員が代表をつとめる「アジアの子どもたちに学校をつくる議員の会」が支援したベトナム南部チャビン省フートューB(旧フートューC)小学校の開校式が行われた。


ところが、3月11日の東日本大震災発生のため、出席予定であった議員の会の議員たち(安倍会長も含め)は、急遽参加キャンセルとなった。そこで、議員の会事務局から代理参加を頂いた形となり、開校式を行うことができた。

 しかし前日に現地入りした私に、嬉し涙が流れる話が届いた。
それは、このフートューの子どもたちが日本で起きた大災害を知って、募金活動をしたというのだ。貧しい家の子どもたちだ。食事やおやつを我慢したりして、なけなしの大切なお金を募金したというのだ。その資金を明日の開校式で贈呈したいというのだ。私は驚いた。そして涙が出てきた。私はその子どもたちに対して何が出来るのだろうか。

私はお土産に持参していた大きな緋鯉の「鯉のぼり」に、子どもたちの思いやりの気持ちをメッセージにしてサインして貰おうと思いついた。その気持ちを、心を、日本の子どもたちに届けるのだ。こうして復興の鯉のぼりは「子どもたちの思いやりの心」を乗せて春風に泳ぐことになった。

 同校開校式の他にも、ベトナム・ラオスの学校を10校以上訪問・視察する出張であったので、訪問する学校で次々と子どもたち・先生方にサインしてもらった。
 帰国後も、日本の子どもたち、そして安倍元総理や遠藤利明議員、中山恭子議員、日本財団・笹川会長からもサインを頂いた。そして、福島県教育委員会に届け、最終的に飯舘村に届けた。

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これが、思いやりと励まし「復興:友情と激励の鯉のぼり」(緋鯉)である。

その後、”真鯉”の登場だ。
6メートルもある大きな真鯉である。世界中から、日本中から応援、支援されている福島の子どもたち。どのようにしたら、自分たちの感謝の気持ちを具体的に伝えることが出来るのだろうか?TV取材などで「感謝しています」と答えるだけで伝わるのだろうか。
そこで、具体的行動で表現しようと提案したのが「感謝と決意の鯉のぼり」(真鯉)である。手元に残っていた真鯉に日本の子どもたち、特に福島の子どもたちの感謝と決意のメッセージを書いてもらい、これをベトナム・ラオスの子どもたちにお返ししようと思いついたのだ。

福島県飯舘村、伊達市、いわき市の児童生徒のほか、AEFAの交流校の子どもたちにもサインしてもらった。

その真鯉を今回(2013年1月)、ベトナムに持参してフートューの子どもたちに贈呈したのだ。安倍総理、総理夫人、遠藤利明・議員の会代表もサインをみんなの前で入れてくださった。
フートューの子どもたちにとっては、ベトナム児童を代表した気持ちで、幾重にも晴れがましい席であった。

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友情と激励:感謝と決意・・・二つの鯉のぼりを一緒にして、今年5月には飯舘村の学校で春風に泳がせたいものである。

Posted by aefa at 20:23 | 理事長の独り言 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

今年度2回目! 目黒区立下目黒小学校〜出前授業〜[2013年02月18日(Mon)]
2月15日(金)、東京都目黒区立下目黒小学校で4年生を対象に2回目の出前授業を行いました。下目黒小学校は、2008年から、ラオスのブオンナム小学校と交流を続けています。

昨年末の12月5日(水)の1回目の出前授業の内容を思い出しながら、AEFAスタッフとの質疑応答も交えて、さらに深くラオスについて学びました。また、自分たちの、そしてラオスの子どもたちにとっての幸せとは何かについても、皆で話し合いながら考える時間を持ちました。

4年生の皆さんは、1回目の出前授業の内容を、細かいことまで実によく覚えてくれていました!

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あいさつは「サバイディー」、先生など目上の方には手を高く上げて。

カエルを食べていること、子どもたちが自分で川へ水を汲みにいくこと、自分の年齢が良く分からない子もいること(戸籍が整備されていない)、学用品が不足していること・・・などなど。

1回目の出前授業を聞いて、ラオスについてさらに詳しく知りたいと思ったことがいろいろあったようで、たくさんの質問をしてくれました。深く関心を寄せてくれていて、嬉しい限りでした!

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細かい部分まで突っ込んだ鋭い質問が尽きませんでした!

皆さんから質問を受けて答えたことは、例えば・・・

<ラオスという国について>
・1つの国として統一されたのは、15世紀頃だと言われている。文字を持たない民族だったので、歴史が記録されていない。
・太陰暦を使っていて、年によって正月の日付が違う。今年は4/12〜4/15。
・約8割の人たちは農業を行っている。役所には公務員がいる。大きな街には、銀行や会社などがある。コーヒー工場、織物会社、ビール工場、水力発電やダムの会社、NGOなどは、憧れの職業。
・2月はスイカが旬。5〜6月の雨季が果物の最盛期で、マンゴー、ドリアン、マンゴスチンなどがとれる。
・お札の裏にはダムの絵があるように、水力発電は国の大きな産業だが、発電した電気は主にタイやベトナムへ輸出している。電線はあっても、自分のところへ電気を引くお金が無いと電気は使えない。山の中の生活ではほとんど電気は使われていない。
・国全体の人口は、約650万人。国の統計では、小学生は約90万人。

<学校について>
・ラオスの4年生たちの身長は、日本の2年生くらい。
・公立の学校に通うのにはお金は不要だが、ノートや鉛筆を買うのにはお金が必要。試験に受からないと進級できず、その試験には登録料が必要。2〜3年間かけてお金をためてから、中学へ行く子もいる。
・遊具はあまりなく、休み時間には上級生が下級生を整列させて体操をしたりしている。「ブタとトラ」という、鬼ごっこのような遊びもよくやっている。
・毎週金曜日に皆がスコップを持ってきて大掃除をするのが、行事のようなもの。文化祭や運動会などのような行事は無い。

<山の中の生活について>
・カエルを食べるのは、食べ物が無いからだけではなく、おいしいからでもある。街では高く売られている。
・安全な水、薬、病院などが不足しているので、5才までに亡くなってしまう子が多い。1人の女性から12人の子が生まれても大人になれたのは3人だけ、というようなこともある。
・1つの家に大家族で住んでいて、食べるところも寝るところも同じ。ゴザを敷いて皆で寝る。夏は蚊帳を使い、冬はたき火の周りで寝る。
・トイレは家の中には無い。AEFAが建設する学校には必ずトイレを作り、トイレを使用した後には手を必ず洗うことを教えている。
・雨季に川が増水して、流されてしまうのが怖い。
・山の村から街中の市場へはなかなか行けない。洗剤や生活雑貨などは、バイクに乗った人が村に行商に来る。


授業の合間の休憩時間には、ラオスの楽器や紙幣などを、実際に触って見てもらいました。竹とんぼやブーメランのようなおもちゃや、木琴のような竹の楽器などは、貸し出して遊んでもらうことになりました。

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ラオスのお札

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ひもを引っ張ると竹とんぼのように飛んでいく


休憩時間の後には、自分たちの、そしてラオスの子たちの「幸せ」について皆で話し合いました。

この日の出前授業に先立って、まずは「自分たちにとっての幸せってどんなことだろう」をテーマに授業が行われていました。

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「自分たちにとっての幸せ」

同じ国、地域で住む自分たちでも「幸せ」の感じ方が違うことに改めて気付きました。
・ゲームをクリアしてしまうとやることが無くなってしまうので、幸せではないのでは。
・テストの点数は、どのくらいなら「よい」のか分からない。
・こたつは使っていないので、こたつを使うことが幸せかどうかは分からない。

それでは、生活も文化も大きく異なるラオスの子どもたちにとっての幸せとは、どんなことだろう?国を超えた時の、「幸せ」の感じ方について考えてみました。実際に本人たちに訊いている訳ではないので答えは分からないけれど、想像をめぐらせてみました。

各自.JPG
まずは、各自で考えて書きました。

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次に、5人ほどのグループに分かれ、各自の考えを紹介しあってグループとしての考えをまとめました。

「お金がある、というのは幸せではないのでは?」
「でも、お金があったほうがいいと思う。ノートや鉛筆が買えるから」
・・・などと、活発に意見を交わす声が聞こえてきました。

各グループの考え.jpg
各グループの考えを書いたホワイトボードを並べていきました。

ラオスの子どもたちにとっての幸せとは、どんなことだろう?各グループからたくさんの考えが出ました!
・りすやかえるなど、自然のおいしいものが食べられること
・自然にめぐまれていること、動物達がみぢかにいること
・水が飲めること
・元気でいられること、病気にならないこと、長生きできること
・家があること、たき火で温まれること、安心してねむれること
・お金があること、機械があること
・働けること
・学校に行けること、勉強ができること、体そうできること
・読み書きなどができること、はなせること(共通した言葉で)
・学年が上がれること
・友達と遊べること、友達が増えること
・年がわかりたん生日いわいをしてくれること
・家族とすごせること
・みんなが笑っていられること
・ゆったり生きれること

「1回目、2回目の授業を受けていなかったら、絶対書けないよね。これだけでもすごい!少しでもラオスのことを分かることができた!」先生も感慨深そうでした。

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先生からの問いかけもヒントに、「幸せ」についてさらにクラス全体で話し合っていきました。

☆「自分たちと比べて、ラオスの子どもたちのことをどう思う?」
・日本とラオスの生活は大きく違う。日本には物がたくさんあるけれど、ラオスでは学用品も生活用品も不足している。
・自分たちは試験がなくても5年生になれるけど、ラオスでは試験に受からないと進級できないから、上の学年に上がれたら幸せだろう。

☆「自分たちがラオスに行ったら、幸せになれる?」
・自分たちがラオスに住むとなると、困ることがたくさんある。トイレ、食べ物、仕事、生活のリズムが違う、鉛筆とか学用品をそろえるのが大変・・・

話し合いを重ねていくうちに、自分たちとラオスの子どもたちの幸せには、共通のものと違うものがあることに改めて気付きました。

★ラオスの子どもたちの生活は自分たちとは違うけれど、幸せと感じることには共通なこともあるだろう。
・友だちといっぱい遊べること
・おいしいものを食べられること
・家族と過ごせること

★ラオスの子どもたちの幸せと、自分たちの幸せとは違うこともあるだろう。
・ラオスの人が日本に来た時に、「便利で都会な東京よりも、大自然がある長野がいい」と言っていた。幸せと感じることは、それぞれに違う。

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出前授業を受けての感想を、皆さんが書いてくれることになりました。どんな感想を寄せてくれるのか、楽しみにしています!

自分たちと他国の暮らしの違いに気付くだけでも、大きな学び。そこから自分たちの生活を振り返ったり、ラオスの子どもたちも自分たちも、置かれた環境の中で自分ができることをやりながら生活しているということを、皆さんは改めて意識することができたようです。

2回に渡る出前授業。限られた時間の中ではありましたが、集中して深く考えたり意見を活発に交わしたりと、皆さんが積極的に真摯に取り組む姿に、AEFAスタッフも感じ入りました。

Posted by aefa at 14:52 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「アジアの子どもたちの未来のために」〜安倍昭恵さんとの懇親〜[2013年02月15日(Fri)]
2月14日(木)、安倍総理夫人の安倍昭恵様と昼食をご一緒させていただきましたぴかぴか(新しい)
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AEFAは安倍総理が会長をつとめる「アジアの子供たちに学校を作る議員の会」の建設プロジェクトで、2008年にタイ・ファイコン中学校の建設を、2009年にベトナム・フートューB(当時フートューC)小学校の建設を議員の会とご一緒させていただいています。

昭恵夫人は、ベトナム訪問時の1月16日に、ハノイでフートューB小学校の子どもたちの表敬を受けて交流の時間をもってくださったり、2月5日にいわき生徒会長サミットの生徒たち(タイ・ファイコン中学校へ学校建設支援中)と懇親の機会を持ってくださったりと、最近AEFAのプロジェクトでご一緒させていただく機会が連続してありました。

優しい笑顔と気さくなお人柄に、ベトナム&いわきの子どもたちもメロメロでしたが、今回AEFA一同、身近でお話をさせていただく機会をいただきました。日本の、そしてアジアの子どもたちのことを想う昭恵夫人の優しいお気持ちに触れ、大変ステキな時間を共有させていただきましたぴかぴか(新しい)「これからの鍵はアジアの女性だと思う」との言葉に、アジアの女性のひとりとしてこれからも頑張っていこうとの気持ちを新たにしたスタッフです。

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「ベトナム・フートューB小学校の子どもからのお手紙を手に」
(子どもたちの感想は後日のブログで紹介しますね!)

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いわき生徒会長サミットの生徒さんたちからのお礼状も
昭恵夫人にお渡ししましたるんるん

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お会いした日はたまたまバレンタインデー!
非売品の特注ブラックサンダーをいただきました黒ハート
昭恵夫人、秘書の方々、AEFAスタッフと気がつけばその場は女性ばかりexclamation
6人の女性に囲まれ理事長にとっては、忘れられないバレンタインデーとなりました!

これからも日本を含めたアジアの子どもたちの未来のために、前向きに、そして楽しくプロジェクトをご一緒させていただけたら嬉しく思います揺れるハート
ステキな時間をありがとうございましたぴかぴか(新しい)

Posted by aefa at 16:01 | フレンドシップ交流 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

理事長の独り言・・2013復活!  <日越友好40周年の今年> [2013年02月14日(Thu)]

2013.1.26.

 私は今、ベトナム・ハノイのホテルでパソコンに向かってこの文章を書いている。今年建設予定の現地調査のための出張である。
 ところが、2つのビッグ・イベントがその前後に入った。
1つは、安倍総理のベトナム訪問に合わせてAEFAの学校の子どもたち10名を招待しての交歓会開催。今1つは、日本財団笹川会長のベトナム訪問に合わせて副大統領会談および谷崎日本大使会談開催である。

 1つ目の安倍総理夫人への表敬訪問は1月16日に成功裡に完了した。総理夫人のリードで始まった交歓会は和気藹々のうちに進行し、最後に安倍総理の臨席を仰いで「復興・感謝の鯉のぼり」にサインを頂き、記念撮影を終えた。実は途中で、「アルジェリアでの日本人犠牲者発生」の緊急電話が入り、15分間待機となった。はらはらして見守るその間、総理夫人から優しい言葉で色々と子どもたちに質問などしていただき、場が和んだところへ総理が登場。子どもたちにも言葉を掛けていただき、みんなに握手をされた。そして、鯉のぼりにおふたりからサイン、記念撮影。
村から出たこともない子どもたちにとって、一生の記念となる素晴らしい交歓会となった。


 事前に、私たちAEFAは子どもたちと昼食を一緒にして色々説明をしておいた。その席で私は次のようなことを言っていました:

「今年は日越国交回復40周年に当たります。こうした子どもたちの心のつながりがあれば両国の関係は今後一層強いものになるでしょう。安倍総理・総理夫人が超多忙な中、こうした交歓会を開催して下さるのは、教育の原点は人間力形成=思いやりの心の形成にあると考えているためと理解します。そうした配慮をされる総理や総理夫人を日本国民としても誇りに思います。」

日越40周年の今年、両国の子どもたちの友情が一層強くつながることを、心から願うものである。



Posted by aefa at 20:11 | 理事長の独り言 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

交流作品)福井県・成器西小→ベトナム・ダクハ小[2013年02月13日(Wed)]
ベトナム・ダクハ小学校と交流している福井県勝山市の成器西小学校から、今年も素敵な交流作品が届きました。毎年恒例の成器西小学校での出前授業、昨年も7月に行われています。

版画や絵とともに、写真付きのメッセージがついているので、受け取るベトナムの皆さんも、作ってくれた友だちに親しみがわいて嬉しいことと思います揺れるハート

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街のシンボル「勝山城」
城が大きく見えるように、瓦がなめらかに曲がるように工夫しました

よさこい.JPG
「ヨサコイ」を踊っている様子
迫力と表情が伝わるように工夫しました

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おもしろい本「はらぺこあおむし」より
あおむし、さなぎ、ちょう

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トンネルがテーマの絵「ふしぎな地下の国」
絵の具を全体に飛び散らせて工夫した、現代アートのようなポップな作品

<校長先生より>
今年も顔写真とメッセージをつけました。各学級2点で、合計14点の作品です。「物語の絵」や「お城の絵」や「版画の作品」など、学級によってまちまちですが、楽しい作品ばかりです。

成器西小の皆さん、ありがとうございました揺れるハート
ダクハ小に届けた様子をまたご報告しますねるんるん

Posted by aefa at 14:57 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「ちくぬい」会 キッコーマン様の「もの知りしょうゆ館」と本社にて[2013年02月12日(Tue)]
「ちくぬい」プロジェクトラオスの山岳少数民族タオイ族の手織り布を使って、日本のボランティアさんたちが作品を作ってくださっています。作品の売上は、地元の学校の先生を目指す、ラオスの山岳少数民族の子供たちの奨学金に寄付されています。

2012年春より、 キッコーマン株式会社様のご協力により、千葉県野田市の「もの知りしょうゆ館」にて、「ちくぬい」作品の常設展示販売コーナーが設けられています。

野田市周辺在住の方々や、キッコーマンの方々が、「ちくぬい」ボランティアとして作品の作成や販売にご協力くださっています。

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「もの知りしょうゆ館」内の展示販売コーナー
新作ぴかぴか(新しい)も加わって賑やかになりました

1/29(火)に、「ちくぬい」ボランティアの皆様が、「もの知りしょうゆ館」とキッコーマン本社に集いました。新作のお披露目、今後の作品作りに向けてのアイディア交換など、賑やかに打ち合わせが行われました。

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新作をお披露目しながら、アイディア交換にも花かわいいが咲きます

同席したAEFAスタッフからは、ラオスの子供たちの日常生活の様子や奨学生たちの寮での暮らしぶりを、皆様に紹介しました。リスなどの森の小動物や虫を捕まえて食べる、という写真付きの説明には、「うわぁ〜」と驚きの声も・・・。

「調味料はどんなものを使っているのかしら?しょうゆはあるの?」さすがはキッコーマンの皆様、鋭いご質問です。「しょうゆは無いのですが、調味料としてカピ(小海老醤、ペースト状)、パーデーク(川魚に塩と米ぬかを混ぜて発酵させたもの)、とうがらしなどを使っています」との回答にも、興味を示してくださいました。

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ラオスの生活の様子をご紹介

また、AEFAスタッフから皆様へ、ラオスで新たに調達してきた布をお渡ししました。どんな新作ぴかぴか(新しい)が生まれるのか、楽しみですハートたち(複数ハート)

「ちくぬい」ボランティアの皆様、いつも温かいご支援をどうもありがとうございます揺れるハート

なお、「もの知りしょうゆ館」の工場見学には予約が必要ですが、売店「まめカフェ」の利用だけならば予約不要です。
お近くにお越しの際は、ぜひ!お立ち寄りください!喫茶店
すてきな展示と作品が皆様のご来場をお待ちしています!!

Posted by aefa at 13:41 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

交流作品)東京都・青柳小→ベトナム・マックディンティ小[2013年02月08日(Fri)]
東京都文京区立青柳小学校は、ベトナム・クアンナム省にあるマックディンティ小学校と交流をしています。

青柳小学校では2012年7月に、6年生たちがベトナムについての出前授業を受けました。それに先立って、調べたいテーマを自分たちで考えて、ベトナムについて学習をしています。数時間かけて、じっくり調べて学びました。6月末の学校公開日には、調べた内容の発表も行っています。

この度、青柳小学校の6年生たちが作ってくれた、マックディンティ小学校への交流作品が届きました。

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メッセージはベトナム語で書かれています!

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ベトナムについて調べたこと、日本ではどうかなど、自分の似顔絵も添えて

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ちゃんと読んでもらえるように、丁寧にベトナム語を書こうと、下書きをして練習もしたそうです。

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折り紙作品もベトナム語の解説付き

「声で伝えられないから、何かメッセージを持とう!」と自分たちでアイディアを出し、自分たちの写真を撮る時にベトナム語でメッセージを書いた紙を持ちました。

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「ベトナムのお友だちへ プレゼント大切にします」

ベトナム語で書かれた心のこもった作品の数々、マックディンティ小学校の皆さんはきっと感激するに違いありません!揺れるハート

Posted by aefa at 14:03 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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