まず、子どもたち10名の選考
2年前の開校式で児童代表スピーチをしたティエンさんを中心に、3,4,5年生の中から選考しました。そのうち6名は奨学金受給者。経済的には恵まれていなくても一生懸命勉強をしている子たちに、このようなチャンスを与えてあげたいという配慮からです。
引率の先生は誰にしましょうか。「泊まりがけだしトイレやお風呂の世話をするには男女1人ずつ選ばないと・・」と先生方。バネ先生(女)と、トゥイェン先生(男)が同行することになりました。
(左)バネ先生
(左)トゥイェン先生
子どもたちも2泊も親元から離れたことはありませんが、それは親たちも同じ。自分たちも行った事のない遠いハノイまで、子どもたちを出すのはうれしいけど不安もたくさんです。「うちの子たち、大丈夫かな〜・・・」
奨学金をもらっているような子どもたちだから、普段着ている服はあまりきれいなものがありません。もちろん靴もありません。ハノイは寒いから長そでも用意しなくては・・・
とーっても忙しい一週間でしたが、みんな「ハノイで安倍総理ご夫妻や遠藤議員など、学校や奨学金を支援してくれているみなさんに会うことができる!」というワクワクや喜びでいっぱいでした
(左)ティウカン郡教育訓練局次長 ロンさん
(右)AEFAのパートナー SCCスタッフ ヤンさん
ロンさんは一行のお父さん(おじいちゃん?)のような役割で、全体をきちんと見てくれています。写真をとったり、具合が悪い子がいたらお部屋に休ませに帰ったりと大忙し。
全日程を終えて最後にピースサイン
「まだハノイに居たいよ〜」
「早くおうちに帰って、今回のこといろいろと話したい!」
などなど、みんな思い出がたくさんできました。
今回の訪問で、子どもたちは多くのことを学ぶことができました。
たくさんの大人に会い、いろんな職業で活躍する人を目の当たりにし、自分の将来の目標を考えなおしたり、勉強を一生懸命やろうと思ったり、彼らの中に大きな変化をもたらした3日間でした。
「中学生になったらまずは英語を勉強して、いろんな国の人とお話しできるようになりたい」そんな夢もでてきました。
この対面の実現には、とても多くの方にたくさんのサポートをしていただきましたこと、本当に感謝しています。子どもたちの今後をきちんとお伝えできるように、AEFAとしても引き続きフォローをしていきたいと思います
Posted by aefa at 15:15 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)