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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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ラオス・パチュドン幼稚園へのご支援が決定しました〜セカンド・オピニオン様[2011年12月31日(Sat)]
セカンド・オピニオン株式会社様みなさまによる、ラオス山岳地帯タオイ郡パチュドン幼稚園のご支援が決定しました。


パチュドン・・・2005年


パチュドンは2005年、AEFAとして初のラオス建設校。
未だ不発弾や枯葉剤の被害が残る山岳地帯タオイ郡にあり、南部貧困3県(サラワン・アタプー・セコン)の1つであるサラワンでも最も貧しい地域です。
少数民族タオイ族が居住し、文字を持たないタオイ語を話します。
村に学校が出来るまではタオイ郡の中心にある学校しか無く、今でも文盲の大人が多く存在します。

小学校建設以降、寮・先生の家・中学校が順番に作られ、先生も増え、毎年毎年学校が育ってきました。


教室が足りず、食堂で勉強する生徒ら



中学校校舎 今年は初の中学校修了生が出ました


熱心な先生方と現地NGOスタッフたちが村人と対話を地道に続け、学校プロジェクト以外にも農業や保健衛生など生きることに直結するプロジェクトを通し、外界から閉ざされた山岳少数民族の人々と共に村づくりを行っています。
1日でも早く国の公用語である「ラオス語」に触れることの大切さに気付いた村人から、『ぜひ幼稚園をつくりたい』との強い要望が出ていました。
建物はなくとも、まずは小学校の1室を間借りして幼稚園活動を行っていましたが、おゆうぎなどがにぎやかで、小学校の授業の邪魔になったりする問題が・・・。

この状況を知ったセカンド・オピニオン株式会社 小澤隆代表取締役様のご支援で、いよいよパチュドンに幼稚園が建設されることが決定しました。
山岳少数民族の子ども達は、学校に通っても『ラオス語』がわからないために授業についていけず、最履修が必要になったりドロップアウトしてしまうことが非常に大きな問題です。
この状況を改善すべく、幼稚園でおゆうぎなど活動を通してラオス語に触れることが、小学校の修了率を高めます。

小澤 隆様


12月、山岳部の悪路もようやくトラックが通れるようになり、建設資材が運ばれています。
年内に着工、建設が始まります!
村人達もとてもエキサイトしています。

ご支援、どうもありがとうございます!!!




道路は拡張されて格段に改善されましたが、
未舗装のため雨季が終わっても泥道でスタックしてしまいます



小澤隆様のブログでも、ラオスのプロジェクトについてご紹介くださっています!

Posted by aefa at 07:12 | ラオス | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

ラオス教員研修2011[2011年12月30日(Fri)]

今年も、AEFA建設校の先生方の教育研修会が、11月に開催されました。
今年初の取り組みとして、それぞれの特徴や問題点をお互いに解決するため、山岳地帯の学校と平地の学校と、別々に研修会を行いました。




I. 研修の目的

1. プロジェクト対象校で教えている先生の教育統計データ(就学率や出席簿など)に関する知識を深め、向上させること。
2. 小学校の先生の教育・指導方法に関する知識と能力を深め、より効果的なものにすること。
3. 教育・指導方法の質を漸次向上させることにより、生徒の学習意欲向上をはかること。
4. 教育・指導方法のプロセスをそれぞれに改善させること。
5. プロジェクト対象校の教育統計的データ収集が適切に、明確に、より正確に行われるよう改善すること。
6. 校長、学校主任、先生の学校マネジメント能力、ならびに教育・学習プロセススキルを強化すること。

研修は、サラワン県職業訓練研修所会議室にて、県副教育長Mr. Boonthan Vongsakonの指揮のもと、2011年11月11〜14日の4日間実施されました。

1. 研修参加者
 サラワン県教育&スポーツ局副局長   1名
 同局プロジェクトコーディネータ      1名
 ラオガム&サラワン郡教育&スポーツ局副局長  2名
 同局プロジェクトコーディネータ      2名
 同局講師
 VFI/OVCスタッフ
 ラオガム&サラワン郡内16対象校(サラワン郡5校、ラオガム郡11校)の校長、学校主任及び教員
合計51名(内女性21名)。

II. 対象校リスト

1. サラワン郡
 ナトゥール小学校
 ナトゥム小学校
 ポンタン小学校
 コッマイ小学校
 チャンヌア小学校

2. ラオガム郡
 イルン小学校
 ノンドュン小学校
 ドンルァン小学校
 クアンシー小学校
 ピアラー小学校
 トンコー小学校
 ラオノン小学校
 カニョンケクナイ小学校
 ドンニャイ小学校
 ノントゥム小学校
 ノンチュア小学校


研修開会式では、ブンタン県副教育長より、「参加者全員が、教育戦略計画に重点を置いて、研修から修得した知識や授業内容を実際の教育に生かし、そして国家教育開発戦略計画に沿って、人材開発アクションプランを2015年までに達成しましょう」と強調されました。

☆研修日程

研修項目                
第1日 統計的教育データの収集方法
第2日 教育プランと授業プランの作成
第3日 常任教師の教室マネジメント
第4日 生徒をいかに品行方正に導くか

III. 研修成果

1. 参加者全員が現場ですぐに使用可能な新しい授業方法(特に授業と学習プロセス)を習得しました。
2. 研修項目は、対象校で統計的教育データを統一するためには大変重要なものでした。
3. 参加者は生徒数や統計的教育データの計算をケーススタディで実習しました。
4. 参加者は9科目について、週/月/学期/年単位の教育プラン作成を実習しました。
5. 参加者は自分達が作った旧授業の内容を改良し、来年度のサンプル授業プランを作成しました。
6. 興味ある事柄や問題点について、教師全員がお互いの経験をシェアし議論しました。
7. 参加者全員が就学率(ネット、グロス)、Intake率(ネット、グロス)、再履修率、ドロップアウト率といった生徒に関する数値を自身で集め、纏めることが出来るようになりました。

8. グループワークやグループ討議を通して、研修期間中に学んだ内容を皆でシェアしました。
9. 参加者の知識・能力は開発され、各自少なくとも70%の改善が見られました。
10. 下表が示すとおり、参加者の殆どが研修内容の80%以上を習得・理解しました。

今回の4日間研修の良かった点と悪かった点:

<良かった点>
 研修に使用した部屋は適切であった。多くの教育設備と資料があり、グループ活動を行うのに便利であった。
 研修の期間と活動の内容は適切であった。
 全参加者が時間励行であった。
 研修室の雰囲気は全般的にとても良く、楽しくできた。
 全参加者がすべての活動に参加し、進行係の指示に良く従った。

 悪かった点
 他の仕事が忙しくて出席できない先生がいた。
 何人かの先生は表現力不足のため、講師に質問する勇気がなく、研修に十分に参加出来なかった。



*この翻訳は、岡村一様にご協力頂きました。

Posted by aefa at 13:24 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオガム小学校開校式 その3[2011年12月28日(Wed)]
中西様から贈呈された『よく学び、よく遊べ』のメッセージ


ラオガム副郡長とともにリボンカット





学校の校門にも、ご支援者の皆様の名前が表記され、『よく学び、よく遊べ』のメッセージもラオス語で書かれています。



Posted by aefa at 20:00 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオガム小学校開校式 その2[2011年12月27日(Tue)]


カムライ郡教育長
「日本のみなさま、ようこそいらっしゃいました。
本日は、遠いところいらしてくださってありがとうございます。
ラオガム村、そしてラオス人民民主共和国を代表して申し上げます。
今日は晴天吉日、開校式を迎えるにあたり大変いい日です。
また、シリサック県副教育長ほかラオス側のゲストのみなさんも、お越しいただきありがとうございます。ラオガム村のみなさん、準備をいろいろありがとうございました。
今日このように晴れがましく開校式を迎えることが出来、大変うれしく存じます。」



中西様ご挨拶
「皆さんこんにちは。
昨年も大勢の皆さんに大歓迎を受け、今年も又昨年以上の大歓迎を頂き
その上に、身に余るお礼の言葉を頂き誠に有難うございます。
一年振りの嬉しい再会です。昨年も仲間と日本から来ました中西です。
4人を代表して、一言ご挨拶をさせていただきます。
一年前は、この地でラオンガム小学校建設の調印式を行いました。
そして今年は、この様な立派な小学校が完成して開校式を行える事は
私達にとっても、大変嬉しく心から喜んでいます。
この様な立派な学校を完成させる事が出来たのは、村長さんはじめ村民の方々、教育局の皆さん、学校の先生達や、建築会社の皆さん、最後に成りましたがボランティアの皆さん等、多くの皆さん方に協力を頂いたお陰だと
感謝しています。心からお礼を申し上げます。
そして、これからはここを起点に村が益々発展する様な多くの活動を行って
頂きたいと思います。どうぞ末永く大切に使って下さい。
さて今度は、小学生の皆さんにお願いです。
今日、小父さん達は記念のプレートを持って来ました。
ラオス語で同じプレートが用意されていると思いますが、日本では昔から
子供達に、「良く学び・良く遊べ」と教えて来ました。
学校では一生懸命勉強して沢山の事を覚えて、そして丈夫な体を作る為に元気良く遊びなさいと言う事です。
「勉強は先ず自分の為にするものです」
学校や家庭で勉強して色々な事を覚えて、覚えた事を家族や周りに人達に少しでも役に立つ事に使う事が出来れば最高です。
「今日より明日・今月より来月・今年より来年」と少しづつ成長して行くように目標を持って頑張って下さい。
将来は、村の為や国の為、そして世界の為に役に立つ人間を目指して下さい。
でも人間は、勉強ばかりが大切では有りません。勉強する為にも仕事をする為にも丈夫な体が必要です。沢山遊んで丈夫な体も作りましょう。
今日、小父さん達は日本から、自分達が小学生の頃に遊んだ遊び道具を
少し持って来ました。
この後は小学生の皆さんと一緒に遊び道具を作りながら楽しい時間を過ごしたいと思います。楽しみにしていて下さい、
そして村の皆さんからも歓迎の行事が有ると聞いていますので、こちらは
我々が大変楽しみにしています。
今回の訪問を機会に、今後はお互いの友好の輪が益々大きく成る事を願って挨拶と致します。
本日は大歓迎を頂き、大変有難うございました。」



幸運と繁栄のお守りをカマニー村長から贈呈

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Posted by aefa at 14:32 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオガム小学校開校式〜2011年11月17日[2011年12月26日(Mon)]
中西重敏さま、東野光男さま、岡村一さま、横関一伸さま、田村恵さま ご支援の
ラオス サラワン県ラオガム郡ラオガム小学校の開校式が行われました。






ラオガム村は、人口858人154世帯の村。
ラオガム小学校は、 ラオガム郡の中心部にある地域の基幹校です。
現在、小学校1−5年生の児童はがラオガム村と近隣のノンドゥア村、ノンスゥム村3村から通ってきています。
村には40年以上前に建てられた校舎がありますが、子どもの数が増えて収容しきれなくなったため、郡より古い診療所の建物を借り、授業を行っていました。
その建物も老朽化し、屋根や壁も剥落するなど不十分で危険なもの。また敷地内には高圧電線も通っており、子どもたちの集う場としては不適切なものでした。


11/17。
日本から、中西重敏様&紀子様、東野光男様、岡村一様が参列されて、開校式が開催されました。

左より、東野様、岡村様、中西紀子様、中西重敏様


地域基幹校の開校式とあって、ラオス側からもたくさんのゲストが列席しました。
サラワン県副教育長Mr. Silisack Thanomhack  シリサック・タノハック氏
ラオンガム郡教育局長Mr. Khamlay Phomvichit カムライ・ポンヴィチット氏
ラオンガム副郡長Mr. Khamphan Mat-insook   カンパン マッインスック氏
ラオンガム村長Mr.Khammany Siphanomvan   カマニー・シファノヴァン氏

(その他ゲスト)
郡副教育長 Mr.Khennasin Lasitthiphon  ケナシン・ラシティホン氏
郡教育局担当 Mr.Phouvong KEOPHILAVAN  プボーン・ゲオフィラヴァン氏
副村長Mr. Phomma Buaphavan           ポンマー・ブアファヴァン氏 


<式次第>
1. 郡教育局プボーン氏より、ゲストの皆さまご紹介
2. ラオガム郡教育局長カムライ氏より歓迎の挨拶
3.  中西様よりご挨拶
3. 村長カマニー氏より、学校建設プロジェクトについてご報告
4. カムライ郡教育長より御礼の言葉
5. 学校引渡し式(鍵の贈呈)
6. 村長より御礼の言葉
7. ギフト贈呈(綱、本、プレート、樹)
8. 児童代表ヴィマダーさん(5年生)から感謝の言葉
9. 学校よりプレゼント贈呈
10. ラオガム副郡長カンパン氏挨拶及び感謝状贈呈
11. リボンカッティング
12. 植樹式
子どもたちより、お礼〜ラオスの踊り披露
バーシーの儀式・昼食
旧校舎訪問
交流(風船、竹とんぼ、こま、綱引き・折り紙等)
全体記念写真


県及び郡から感謝状贈呈
中央)サラワン県副教育長シリサック氏


(つづく)

Posted by aefa at 13:38 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

みんなで力をあわせて〜相模原市広田小[2011年12月25日(Sun)]
今年度、6年生がラオス・チャンヌア小学校との交流に取り組んでいる、相模原市広田小学校。

秋の学習発表会では、ラオスについて調べた学びを発表しました。



遠田清志先生


広田小6年生のみなさんが1枚1枚心をこめて描いてくれた絵手紙を、11月、ラオス・チャンヌア小学校に届けました。


チャンヌアの子どもには、広田小の友だちからの質問にも答えてもらいました。

「お手伝いはどんなことをしてますか?」 
女子/もち米を蒸す・水運び・たきぎとり・お料理(たけのこスープ、お魚のスープ、調味たれなど)、家畜にえさをやる、洗濯、畑仕事の手伝い、弟妹の世話、米搗き

 
男子/上記のほか、水牛など家畜の世話
お手伝いは、毎日朝夕、週末は1日中している。(AM8−11、PM13-17)

「1日の中で一番幸せなときはいつですか?」

「夜寝る時。勉強とお手伝いでとっても疲れるから。」

「リラックスして、家族とのんびり時間をすごすとき」

(うーむ、そのとおり!疲れるよね・・・。
毎日の生活って、日本では電化でピッ!だけど・・・
本当の生活って、そういうことなんですよね。
みんなで協力して1日を終え、家族でのんびりと憩うひと時。
幸せな時間ですね星

「勉強は楽しいですか?」 

この質問には、全員が「楽しいし、学校に行けるのがうれしい。勉強すると、いろいろな知識やたくさんの新しいことを知れるから」と答えていました。

12/20、そのときの様子を広田小のみなさんに報告しました。

「チャンヌアの子の1日の生活が詳しくわかってよかったです。」

「ラオスの子は、毎日たくさんのお手伝いをしているんだね。」

「ラオスでは家のお手伝いをすることがたくさんあって、家族で協力・団結している。」

「ラオスには自然がたくさんあって、自然の中で自然を使って生きている。
ぼくもラオスの友達に会ってみたい!」

「お手伝いも勉強も、自分勝手・一人で勝手をしないで、みんなで協力してやっていると思った。」

「ラオスの子は、自分で進んで行動しているところが、すごいと思った」

「勉強が”たのしい”って思えるなんてすごい」


などなど、たくさんの感想を寄せてくれました。

遠田清志先生からは、「皆から見たら、ラオスの学校は”これって学校なの?”と思うようなところかもしれないね。皆が今感じている、いろいろなことは、とっても大事なことです。今の気持ちを、大切にしてください。」とのお話がありました。

これからの交流についても、

「日本の手作りおもちゃを贈ろうよ!」

「チャンヌアの子は歌を歌ってくれたから、私達も歌を贈ろう」

「日本の体操を紹介しよう。ラジオ体操とか??」

「千羽鶴とか折り紙はどうかな?」などなど、チャンヌアの友達のことを思ったうえでの意見が次々とでました。

皆さんの気持ちを、届けたいと思います。ハート

Posted by aefa at 18:02 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

子ども達が待っていたもの〜ラオス・チャンヌア小[2011年12月24日(Sat)]


左)トンペット先生 右)ソムディー先生

チャンヌアの先生は、新しく着任した若手の先生たち。
コーン校長先生は、ソムディー先生の奥さんです。
ソムディー先生はチャンヌアの出身。お父さんも学校の先生で、ずっと村のために尽くしたいと願っていたのですが、残念なことに若くして他界してしまいました。
そこで、ソムディー先生が自分の村に帰り、学校のためにがんばっています。
校舎の裏手に学校菜園を始めると張り切っていました。


そうこうするうちに、あたりはすっかり暗くなり、、、
でも、学校には男の子達がまだ残っています。
なたを器用に使い、手作りでこまを作ったり、竹鉄砲を作ったり・・・

ラオスでは、おもちゃも手作りです。

真っ暗になろうとする頃、エンジンの音が響き、軽トラックが学校に到着。
すると男の子達がいっせいにトラックに走りより、荷物を手分けしておろしはじめました。

車のライトで照らして作業を続ける


そう。
実は、途中で道をふさいでいたあのトラックは、チャンヌアに新しい小学校を作るための建設資材を積んでいたのです。
聞けば、トラックは泥から抜け出せず一昼夜立ち往生。
運転手さんたちは一夜をトラックで明かしたとのこと。
翌朝夜明けから現地NGOスタッフもかけつけて、何とか動かそうとしましたがどうしても抜け出せず、、、
結局、近隣の村々から小さなトラックを借り、資材をすべて積み替えてチャンヌアに運ぶことになったのだそうです。

現地NGOのトラックに荷を積むポンマーさん



セメントの粉だらけになりながら、荷をおろす男の子達


11月は、収穫シーズンの真っ只中。
大人たちは田畑に出払っていましたが、真っ暗になって畑仕事が出来なくなると帰ってきます。その後、大人たちに作業は引き継がれ、夜中までかかって荷運びを終えたとのことでした。

ラオスの学校は、まさに「みんなでつくるもの」なのです。

Posted by aefa at 18:26 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

チャンヌア小との交流〜相模原市広田小[2011年12月23日(Fri)]
相模原市広田小のみなさんからの作品を、11月、交流校のラオス・チャンヌア小学校にお届けしました。

11月、雨季があけたばかりでチャンヌアまでの道はどろどろ・・・・
トラックがスタックし、道をふさいでいました。


遠回り道をしてなんとか学校にたどり着くと、既にあたりは薄暗くなりはじめていました。約束の時間にずいぶん遅れてしまいましたが・・・
子ども達は整列して待っていてくれました。


広田小の皆さんからの作品


富士山や桜、花火、もみじなど日本の四季や自然を紹介したもの。ねこやかぶとむしなど生き物。ラオスと日本の国旗。学校の校章。日本の伝統的なもの。様々なイラストが、ていねいに絵手紙に描かれ、広田小学校と6年1組&2組のみんなの写真も貼られていました。
「ねこもかぶとむしも、ラオスにもいるよ!」

「とってもきれいな絵だね。子どもが描いたなんて信じられない。。」


チャンヌアの子ども達は、列を乱さず、背伸びしたりしながら一生懸命見入っていました。

「うちの学校では、絵の具も紙もないですし、あんなに素敵な作品を作ることはできませんが・・・ 御礼に、みんなで歌を歌います。」
チャンヌアの全校児童が声をあわせて、「ソンムー」というを歌ってくれました。


「ソンムー」とは、体操の歌。
みんなでやってみました!


休み時間などに、校庭に列を作って、みんなで体操しています。

(つづく)

Posted by aefa at 18:23 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

東京都目黒区立下目黒小学校〜出前授業〜[2011年12月22日(Thu)]
2011年12月22日(木)、目黒区立下目黒小学校で4年生を対象に出前授業を行いました!下目黒小学校は2008年から、ラオス・ブオンナム小学校と交流をしています。


<谷川理事長あいさつ>


今朝は、学校の校門を入って校庭を歩いているときに学校
「今日はラオスについて何か聞くみたいだよ・・」と、後ろで男の子たちがお話をしていて、ニンマリ。楽しみにしていてくれたのでしょうか・・・!?

とっても元気な子どもたち。まず最初に世界の国について知っている国を訪ねると
「スペイン」「カナダ」「イタリア」「北朝鮮」「ドミニカ」「セントビンセントグレナディーン諸島!」・・・・と元気よく答えてくれました。

下目黒小学校の4年生に「学校はどんなところ?」と尋ねると・・・
学ぶところ
遊ぶところ
友達をつくるところ
将来のためにいくところ
美味しい給食をたべるところ
勉強をするところ


確かにそうですね。
さて、みなさんのお友だち、ラオス・ブオンナム小学校のお友だちにとって学校とは・・・どんなところでしょう???




<反対側の耳に手が届くかな・・・?>

AEFAが学校を建てているような場所では、子どもたちもたくさんいて、誕生日もわからず、戸籍もありません。反対側の耳に手が届くと、小学校に行ける目安になります。今日は4年生の授業だったので、みんな手が届いてホッとしていました笑顔



<ラオスの手作りおもちゃを紹介>

ブオンナム村では学校だけでなく、校庭のシーソーやブランコなどの遊具も、お父さんやお母さん達が作ってくれたもの。もちろん子どもたちがあそぶおもちゃも手作りです。今日は竹でできた「空気鉄砲」に挑戦しました!


Q:学校ができる前に、生まれていた大人たちはどうしていたんですか?
「寮に入って、郡の大きな学校に通える子は本当に余裕のある子どもだけで、学校に行けませんでした。ラオスでは子どもたちに何になりたいと聞くと、先生になりたいと答える子がたくさんいます。みんな教育をうけて村に帰って先生になれば、自分たちの村をもっとよくすることができると思っているんです」

Q:ラオスにはいくつの言葉がありますか?
「細かくあげると200くらいになります」

Q:ブオンナム小学校の全校生徒は何人くらいですか?
「100人ちょっとくらいです。ラオスの学校は1-5年生まで。となるとみんな、1学年が20人くらいだと思いますよね。でもラオスでは1年生が多いのです。ラオス語の理解が遅くて進級できなかったり、出席日数が足りなかったり理由はいろいろですが、進級できない子どもが多いのです」
ラオスの小学校には進級試験があると聞き、子どもたちもびっくりびっくり


最後に感想を言ってくれたお友達がいました笑顔
「日本では水が出ることが当たり前でふつうにくらしているけど、ラオスには水道やガスなどがないと聞いて、でもラオスのこどもたちはいろいろできてたくましくてすごいなあと思いました。」


下目黒小学校のみなさん、ありがとうございました。
これからもブオンナム小学校のお友だちと交流を深めていってくださいねキラキラ

Posted by aefa at 16:24 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

東京都・高輪台小学校から作品が届きました![2011年12月20日(Tue)]
東京都、高輪台小学校では、ベトナム・チューオレン小学校と交流を続けています。今年7月にはトランさんの出前授業もありました。

3年生は4-5人で1グループとなり、チューオレン小学校に交流作品を送るため、いろんなことを協力して調べ、作品をつくりあげたそうです。「日本の食べ物」「日本のアニメ」「東京タワー」「日本の昔話」など、いろんなテーマの作品を作ってくれました。写真をつかってわかりやすく紹介してあったり、国旗を描いたりと、工夫しながら取り組んでくれた様子がよくわかります。チューオレン小学校のお友達へのメッセージも書いてくれました笑顔


<作品を届けてくださった3年担当の阿部先生(左)>



<いろいろなテーマで調べて紹介してくれました!>


お預かりした作品は、ボランティアの田宮さんが翻訳をしてくれています。
田宮さん、いつもお手伝いありがとうございますドキドキ小


<黙々と翻訳作業をすすめる田宮さん>


お預かりした交流作品は、来年早々にベトナムに届ける予定です!


高輪台小学校のみなさん、ありがとうございました!
ベトナムのお友達に届けた様子をまたご報告しますねキラキラ

Posted by aefa at 19:32 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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