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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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東京教師道場!より深い学びのために〜AEFAをテーマに社会科授業@江戸川区立平井第二小[2009年02月18日(Wed)]
 東京都には、学校の先生方の研鑽を目的として「東京教師道場」という、都内横断的な研修組織がある。科目ごとに、指導案づくりから研究授業の実践、「振り返り」や教師同士の意見交換、そして先輩教師の指導などを通じて、より深い授業づくりを目指すものである。
その中の、小学校社会科の1グループによる、今年度最後の公開研究授業が、江戸川区立平井第二小学校で行われた。

 授業者は、同校6年担任の安部忍先生。
研究テーマは「調べて考える社会科の授業構成」で、単元は「世界の平和と日本の役割」。
当日の授業ではAEFAが取り上げられ、「AEFAはベトナムのためにどんな活動をしているのだろうか」を、子どもたちにより深く考えさせることがねらいとされた。
AEFAの活動が小学校社会科の授業に本格的に取り上げられるのは、横浜市立二俣川小学校に次いで今回が2回目である。「6年生の担任が決まった時から、AEFA活動を授業テーマにしたいと思っていました。」と、安部先生。
 本時の授業づくりに向け、指導案作成の段階で安部先生自らがAEFA事務所に見え、スタッフへの聞き取りや教材研究などが入念に行われた。
授業当日は、区を越えて多くの先生方や指導的役割の方々が、参観に集まった。

教室には、AEFAの3階建理念に沿って、「学校建設」「住民参加」「国際交流」の
3コーナーが設けられ、それぞれ写真などの教材が豊富に展示された。
AEFAスタッフは、順番にコーナーをまわる子どもたちの、質問にこたえるゲスト.ティーチャーの役割。

「これは、何をしているところかなあ。」と、学校建設中の工事写真の前に立つ子。
「水はどこから取るんですか?」「電気はあるのですか?」など、具体的な質問をする子。
子どもたちはコーナーを巡り、質疑応答を繰り返す中で、少しづつAEFA活動への理解が深まったようである。

 授業終了後、参観の先生方が集まり、授業の振り返りが行われた。
「実際に現地を知っているAEFAの方々が、ゲスト.ティーチャーに来てくれて、効果的な授業になった。」
「活動の様子が子どもたちにわかって、具体性があった。」
「内容が豊富で、45分ではもったいなかった。」
など、さまざまな意見交換が長時間にわたって熱心に行われた。
AEFA活動がこのように具体的教育に活かされ、効果的な授業づくりに役立てられることは、意義深いことであり、一つの社会的責任を果たすことにもつながるであろう。

 本授業づくりに尽力された安部先生、本当に長い間の準備と実践、ご苦労さまでした。
ありがとうございました。

平井第二小の昇降口に展示されたベトナムの雑貨

文責)遠藤

Posted by aefa at 16:14 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)

「タバンくんのいちにち」〜橘幼稚園のおかあさん手作り紙芝居[2009年02月16日(Mon)]

学校に行ける有難さを、子どもたちに伝えたい・・と願う橘幼稚園 卒園委員のおかあさんたちが、ラオスの子どもの生活 「タバンくんのいちにち」 という紙芝居を作って下さいました!


左)文章担当 内田様  右)絵担当 篠木様


「あまりの出来に、のけぞりました!」という保護者の鬼形まりさんのお言葉通り、AEFAスタッフも、あまりに素晴らしい紙芝居に本当にオドロキ!!あまりの素晴らしさに釘付けとなり、ビデオの録画ボタンを押し忘れたほどです!!困った


紙芝居を読む保護者の白木さんと、三上園長先生



卒園委員代表の亀之園幸子様から、メールを頂きました。

(後列左 亀之園さま)
語ろう会、谷川理事長の素敵なお話にみんな感動していました。
とても素敵な語ろう会になりました、ありがとうございます。

紙芝居・・・読む時間がないと聞いていてメンバーも急のことでみんなでバタバタとしてしまいました。
私たちも白井(上写真、中列中央)が読んだのをを聞いておぉ〜!!とビックリしてしまいました。
あんなに読むのが上手なんて!!

お渡しした紙芝居は園のコピー機を借りて普通の紙にカラーコピーして(コンビニのコピー機でもたしか一枚200円しなかったと)厚紙(私は文房具屋で一枚97円)にのりスプレーで貼りつけました。
のりスプレーを使うと普通ののりで貼るよりきれいに貼れます。


あっという間に来月には卒園です。
今年初めての試みで卒園委員、慈善活動で何ができるのか、何をしたらいいのか、とたくさんの不安を抱えてのスタートでしたが、ここまでできたのはAEFAの皆さんのご協力があったからだと思います。
ばたばたとしてたくさんのご迷惑をおかけしたこととおもいますが本当にありがとうございました。
紙芝居の読み聞かせで卒園委員としての活動は終わりますが、自分にできる何か??をやっていければと思っています。    亀之園」


素晴らしい紙芝居を、本当に有難うございました!
橘のおかあさんたちと、これからも学校での紙芝居読み聞かせや紙芝居続編、教材作りなど、色々な形でご一緒できたらと楽しみにしています!

Posted by aefa at 12:54 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)

気づきを行動へ〜横浜雙葉高等学校[2009年02月13日(Fri)]
横浜雙葉高等学校では、2年生14名の生徒のAEFA班のみなさんが、「ともに生きる〜気づきを行動へ 視点を外へ 地に足をつけて〜」をテーマに、NGO支援を通して他者と関わり、どのように生きていくかの方向性を考える活動を、総合学習で取り組んでいます。

2008年度から、ラオスの山岳地帯にあるサボン小学校との交流を開始した同校。
AEFAスタッフによるラオスのお話のほか、書籍やHPなどでラオスの現状について調べてきました。
「基本的な権利である教育を受ける権利を与えられない子どもたちが世界にはたくさんいるという現状をより身近に、より真摯に考える好機となりました」

10月の雙葉祭では、ラオスの教育の現状を伝える掲示・手作りの箸袋販売と募金活動を行いました。


10/18-19に開催された文化祭 雙葉祭


AEFA班の模造紙による展示




「7月には、AEFAのお話を具体的に伺うこともでき、私たちのとっては支援団体の活動をより深く理解し、アジアの教育についての問題意識も高まりました。私にとって今回の体験は非常に現代社会への関心を深める契機となりました。文化祭では手作りの箸袋販売と募金活動を行い、特にAEFAの趣旨をご説明すると、教育に関心を持っている方がたくさん募金に協力してくださったことに、嬉しさと共に驚きもありました。ただ、この多くの人が教育に興味をもっているなら、この問題を改善するための力も潜在的に社会に存在しているのだと思いました。これからも活動を続けていきたいと思います。」(M.Kさん)

Posted by aefa at 16:27 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

橘幼稚園みんなで語ろう会〜ボランティア人生と子育て論[2009年02月12日(Thu)]
2月7日、横浜市鶴見区橘幼稚園にて、園行事「みんなで語ろう会」が開かれました。

 この行事はもともと保護者の方々が集ってさまざまに話し合う場ですが、今回は卒園委員さんの活動を契機に、AEFA理事長が<私のボランティア人生と子育て論・・・未来を担う子どもたちのために>をテーマに、生い立ち・子育て経験・家族についてお話させていただきました。


幼少時の震災体験から「人のために役立つ人間になろう」と兄と誓ったこと、小学生時代につけられたあだ名”あわてものの三吉”時代、高校時代は地球半周(2万キロ)分雨の日も風の日も自転車で通学したこと、浪人時代の失恋・失意の日々、家族の歴史等、これまで人様に話したことのない自らの人生の轍を語りました。


土曜の朝というのに、たくさんのお父さん・お母さんたちに集まっていただきました


お母さんたちの中には、涙・涙でハンカチをおさえっぱなしの方も・・・。
お母さんたちの涙に触れて、谷川もたびたび言葉がつまりましたが、三上園長先生も閉会の言葉では胸が迫り、なかなか言葉が出ないほどでした。


家族も一緒に、みんなで記念撮影
〜谷川家の家族写真を手に〜


かたろう会 のあとは、職員のみなさんと懇談。
20代〜60代と色々な年齢層の職員の先生方。
人生を学ぶ職場でもあるようです。



2/12、橘幼稚園とAEFAが出会うきっかけを作った保護者の鬼形まりさんから、メールを頂きました。

「園で感想聞いてみました。

~~~~~~~~
語り合うのではなく講演会とのことで実は渋々の参加だったけれど
本当によかった!
興奮して帰ってからパパに全部話しました!
お隣のお父さんも、うんうん、声を出し頷きながら聞き、泣いていました。

~~~~~~~~~~~~
講演会良かったです。泣くのが苦手な私なのでぐっと我慢してしまいましたが・
その時々では、悩んで悲しくて苦しい事があったと思うのですが.....それを今65才で振り返り「これで、この決断で良かった!」と言えるのは、素晴らしいと思います。
私も、こう在りたいです
話しには、聞いていましたが、本当に飾らず気さくな方ですね。
お話聞けて良かったです〜・

~~~~~~~~~~~
私も感動しました
経歴はとてもエリートなのですが、今回は谷川さんの生い立ちや家族のお話も伺って、ちょっと親近感がわきました
家族のあり方や子育て論など、私も共感することがあったので嬉しかったです。
素敵なお話が聞けて、充実した時間でした

~~~~~~~~~~~
みんな、良かった! 良かった! と言っています。
涙、涙で、ハンカチが見つからず大変な思いをされた方もいるようです(笑)
お休みされた方にも、原稿を読ませてほしい〜、と言われてます。
これってコピーして渡しても良いのでしょうか???

こんなに反響の大きい講演会は私の知る限りありません。
幼稚園に感動の嵐が吹き荒れましたね。
本当にすばらしい講演をありがとうございました。」


谷川にとっても、みなさんと想いを共有する、あたたかな時間となりました。
橘幼稚園のみなさん、本当にどうもありがとうございました。

Posted by aefa at 15:01 | 活動 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

カレンダーと、お花やコーンの種を贈ります〜鯖江市立河和田小学校[2009年02月10日(Tue)]

福井県・鯖江市立河和田小学校から、交流をしているベトナム・チャビン省(南部)のフートゥーA小学校あてに交流作品が届きました!


世界に一つしかない!手作りのカレンダー。
各月に、日本のお祭りや行事の絵を描いてくれています。
「日本にはそれぞれの季節にいろいろな行事があります。
ベトナムではどうですか?」



カレンダーのほかに、ひまわり、あさがお、とうもろこしの種が届きました。
写真のうち、「ピーターコーン」以外は、
すべて河和田小のみなさんが育てた花や実からとった種なんです!!



ひまわりとあさがおの育て方を
とっても詳しく、わかりやすい絵をつけて、説明してくれています。
「ひまわりもあさがおも、きれいで、とても元気の出る花です。
ぜひ育ててみてください!」



こちらは、とうもろこしの育て方の説明。
こちらもとてもていねいに教えてくれています。
「とうもろこしは甘くておいしいです。ぜひ育ててみてください。」
「育っている様子を、教えてください!」


AEFAスタッフがベトナムへ旅立ちました。
フートゥーA小学校へ送ります!!
*種は、検疫を受けた上で学校に渡します。

2008年2月、開校式の日のフートゥーA小学校の子どもたち


河和田小学校のみなさん、ありがとうございます!

Posted by aefa at 18:43 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ヤンセンファーマ株式会社様より毛布のご寄贈[2009年02月09日(Mon)]

ヤンセンファーマ株式会社様より、フリースブランケットと、フリース地のバッグをご寄贈いただきました!!


ひとつひとつ個包装されたブランケット&バッグを
40セットもご寄贈いただきました!



薄手なのに暖かいブランケットと、かわいいバッグ



大人も暖をとれる大きさです


ご寄贈いただいたブランケットとバッグは、ラオスのブオンナム小学校に贈ります。
ブオンナム小はラオスの山岳地域にあります。乾季には冷え込み、霜がおりるほどです。しかし、現金収入がほとんどないため、夜眠る時には毛布もなく、火を炊いたり洋服や織物を重ねて、寒さをしのいでいます。

日本から届いた古着に喜ぶブオンナムの子どもたち


寄贈先のブオンナム小学校は、AEFAがラオスで建設支援している学校の中でも、土壌がやせ貧困度が高く、特に物資が不足しているところです。この村にはこれまで学校が無く、また近隣の村には完全校(1−5年生までが通える学校)がありませんでした。そのため、一度も学校に行ったことの無い子どもや、低学年でドロップアウトしてしまう子どもが多くいました。ブオンナムには、1−5年生が通えるよう5教室校舎を作り、また周囲の村からも子どもたちを受けいれられるよう、寄宿舎も建設しています。

ヤンセンファーマ様のブランケットは、ブオンナムの子どもたちの体だけでなく、心も温めてくれることでしょう。

ブオンナム小学校の子どもたち


ヤンセンファーマ様、ご寄贈、どうもありがとうございました!!



Posted by aefa at 16:05 | 活動 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

生まれてくる幸せは同じ〜倉敷市立水島中学校[2009年02月05日(Thu)]

倉敷市立水島中学校から、昨年11月にお送りいただいた交流作品とボールなどのおもちゃに引き続き、交流相手のベトナムのグエン・ティ・ミンカイ小学校あてのお手紙が届きました!


水島中学校では、10月21日にベトナムのNGOスタッフ・ホアンさんによる出前授業が行われ「ベトナムではドラえもんやピカチュウなど、日本のアニメが大人気なんですよ」とホアンさんが紹介したことを、生徒さんたちはちゃんと覚えていて、ドラえもんやミッフィーなど、日本でおなじみのキャラクターの絵をつけたお手紙にしてくれました。


「Xin Chao!(=こんにちは)」と、ベトナム語も入れてくれた生徒さん。
ベトナムの子たちが大好きなドラえもんとピカチュウの挿絵つき!

こちらもドラえもん。ベトナムの子どもたちがどんなにか喜ぶことでしょう。


生徒さんからは、ホアンさんの出前授業の感想文も届きました。

(中学3年 男子生徒)
「最初みんなで歌をうたった。その後のビデオでベトナムでも子どもたちがその歌を歌っているのを見て、日本に住んでいる僕達もベトナムの子どもたちも同じなんだなと感じました。今まであまり実感がわかなかったけど、今日の出来事をとおして、みんな同じ世界に住んでいるんだと思えた。・・・(中略)・・・僕もベトナムの人たちと友達になってみたいなあと思いました。」

(中学3年 女子生徒)
「ベトナムの子どもたちの生活がとてもよくわかりました。掃除・食事作り・畑仕事と、たくさんすることがあるのに驚きました。義務教育が小学5年生までというのも驚きました。私たちは、あたりまえのように中学3年生までの9年間、教育を受けていますが、それは当たり前ではないと思い知らされました。・・・(中略)・・・教育を受けること、物事を知ることは大切なことなんだと改めて感じました。私はしっかり勉強をして、ホアンさんのように人々を救うような人になりたいです。」

(中学3年生徒)
「世界には勉強したくてもお金がない、大人と同じように働いている子どもたちが現にいるのだということを、改めて実感しました。・・・(中略)・・・人は、一生懸命生きると、生まれてくる幸せというのは、形は違うけど同じ、とかも思いました


自分たちのおかれている世界が当たり前ではないこと、
そして、世界にはさまざまなかたちの「幸せ」があるということ。

水島中学校3年生の皆さん、素敵な感想文をありがとうございます!!



グエン・ティ・ミンカイ小学校の子どもたち

Posted by aefa at 16:46 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

「やすらぎの部屋」様[2009年02月04日(Wed)]

神奈川・湘南のヒーリングスクール「やすらぎの部屋」



主宰の川上さんご夫婦は、これまでもさまざまな慈善活動に対しご寄付をされていました。
たまたまインターネットでAEFAのHPをご覧になり、その「ユニークな活動」にご興味をもってくださったとのことです 笑顔

早速、AEFAスタッフが活動紹介に「やすらぎの部屋」に伺いました。
AEFAの活動にご理解いただき、学校建設にご支援いただけることになりました!

AEFAスタッフがお邪魔したときの様子を、ブログに掲載してくださいました↓


川上さんご夫婦の夢をかなえるお手伝いを、ぜひさせて頂きたいと思います。

ご支援、どうもありがとうございます。

Posted by aefa at 17:57 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオス・ナトゥール小学校は、今〜福島県東館小学校[2009年02月03日(Tue)]

1/26、福島県矢祭町東舘小学校で、3−6年生児童114名を対象に、建築家 佐川旭氏(AEFA専務理事)による、出前授業が行われました。

 同校は、2008年4月より、ラオス・ナトゥール小(AEFA2008年度建設校)との交流を開始。宍戸仙助校長先生の熱心な取り組みのもと、遠藤事務局長によるラオス紹介授業や、日本の夏の思い出を紹介する作品がラオスに送られています。

 福島県出身の佐川氏が、ナトゥール小の二重屋根の校舎を設計したご縁から、今回の出前授業につながりました。
テーマは「ラオス・ナトゥール小学校は、今。」

2008年11月、佐川氏が現地を訪問、開校式に参加。東館小からの開校祝いのメッセージを届けました。その時の様子を中心にナトゥール小やラオスの生活を紹介しながら、東舘小学校のみなさんに「アジアの国々に何ができるか」を考えてもらうこと、また佐川氏の生き方から将来への夢を広げ、努力する大切さに気づくことがねらいです。

 佐川氏は、まず戦争直後の日本の様子をスライドで紹介。
子どもたちは「まさか、日本がこんなだったなんて・・・」と、当時の写真が信じられない様子。そして、「日本も、戦争のあとは外国に助けてもらっていたんだ!」と、驚いたようです。

これを聞いて、次のような感想をもった児童も。
「ぼくたちは、おじいちゃんやおばあちゃんがいっしょうけんめいはたらいたから、こんなにまんぞくなくらしができる。今度は、ぼくたちが(誰かを)すくうばんだってことです。」

次に、ラオス・ナトゥール小学校の現在の様子を紹介。アクセスの大変さ、生活の厳しさ・・・佐川氏は、ナトゥールの子どもたちのありのままの姿をお話しました。
「ナトゥール小学校の子どもたちは、年に1回から2回しか、きちんとした服を着ないで、普通は、下着かはだかでいるんですよ」
「ラオスの子どもたちは、学年が上がると、家のお手伝いや、貧しさから教科書文房具が買えず、学校をやめてしまう子が増えるんです。」

ナトゥール小学校と自分たちの境遇の違いに、子どもたちは驚くとともに、さまざまな気づきを得たようです。

 東舘小学校の皆さんは、同じアジアに住むナトゥール小の友達を支援しようと、文房具を集めていました。
「5・6年生の児童会運営委員会の児童が中心となって、全校生およびその各家庭に向けて、ラオス・ナトゥール小学校の子どもたちのための、文房具の収集活動を行っています。町内の役場、銀行、各商店へ、4年生が2人がペアになり、文房具の収集についてのポスターを貼っていただくための活動を実施しました。今日(1/19)も、町内の方が3名ほど、来校され鉛筆や定規などを提供いただきました。また、子どもたちが、登校途中で、たくさんの文房具を預かってきています。」(宍戸校長先生談)



 集まった文房具は、1/26〜23の1週間で鉛筆2100本、ボールペン620本、シャープペン230本、色ペンなど420本、定規等194個、ノート170冊。ダンボール4箱分(51kg)にもなりました。


子どもたちからの文房具贈呈式。
託された佐川氏は、「必ずナトゥールに届けます」と応じました。

(この様子は、地方紙(福島民報、福島民友)や東白日報(東白川郡内夕刊)や夕刊「やまつり」に掲載されました)
東舘小学校・矢祭町の皆さま、どうもありがとうございました!

Posted by aefa at 14:11 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

日本から「宝の箱」を贈ります 〜倉敷市立水島中学校[2009年02月02日(Mon)]

今日は、倉敷市立水島中学校から届いた、交流校のベトナム グエン・ティ・ミンカイ小学校あての、交流作品を紹介します。

昨年11月。大きなダンボール箱が届きました。中を開けると・・・
素敵な作品が次々と出てきました!!
まるで「宝箱」のようでした・・・。


「ベトナムには教材が少ないと聞いたので、
役立ててもらおうと、自分たちで考えながら作りました。」
アルファベットのかるたは、生徒さん手作りです。
かわいい絵、カラフルな色!!


「さるかに合戦」の、英語版紙芝居。
「ベトナムの子どもたちに、日本の昔話を伝えよう」という気持ちのもと
とてもていねいに作られています。

(これらの作品は、現地NGOにより英語からベトナム語に翻訳され、届けられます)


こちらは、男子生徒さんによる作品。
「バスフィッシング/釣り」を英語とイラストで説明。
疑似餌と釣り針も紙に貼られています。
凝っていますね!
更に、教材だけでなく運道具も十分でないグエン・ティ・ミンカイ小学校の子どもたちに遊んでほしい、との気持ちから生徒会の皆さんが中心となって募金活動を行い、
ボール・折り紙・紙風船をご寄贈いただきました!!
さらに、ボールのための空気入れもご寄贈くださいました・・・!

交流校の子どもたちのことを思いながら贈られた、作品と贈り物です。

グエン・ティ・ミンカイの子どもたち。
毎日、学校で懸命に勉強に励んでいます。
貧しい地域で、遊び道具もごくわずかしかありません。
水島中学校からの「宝箱」を、どんなにか喜ぶことでしょう!!


水島中学校の皆さん、本当にありがとうございました!!


Posted by aefa at 15:23 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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