江戸川区立平井第二小学校社会科の公開授業が2/16に開催される。
同校は、2007年度より、ベトナム中部高原クルーン小学校との間で、交流を開始。
初年度は、自主的に交流に参画する児童を「こども親善大使」に任命し、昼休みなどを利用して、壁新聞や自己紹介カード、さらには書や絵などの作品づくりが活発に行われた。
年度末には交流活動のまとめとして、全校児童の前で「交流活動発表会」が開かれ、作品はAEFAスタッフに手渡されて、クルーン小に届けられた。
2年目の2008年は、6年生授業の総合学習の時間や社会科で、引き続き交流活動を展開。
6年生の社会科では、安部忍先生による研究授業の一環として、「世界の平和と日本の役割」(全6時間)という小単元の中で、AEFAフレンドシップ交流を扱うこととなった。
教師にとって、教材づくりは授業準備の中で極めて重要なものだが、安部先生はベトナムに行ったことがない。
「子どもたちに授業をするには、自分自身がベトナムのことをもっと知らなければ。授業で使う生きた教材を、自分の目で確かめたい。」
ということから、安部先生は先日AEFA事務所に来所。
AEFAスタッフとともにベトナムの写真や本、地図などの資料にあたった。
「AEFAの活動を知ることをきっかけに、国際協力や国際交流に貢献している日本人の活躍を知り、世界の国々や地球全体のことを考えることができる広い視野を育てたいと思います」(安部先生)
研究授業の当日は、「学校建設」「村人との協力」「フレンドシップ校」などのコーナーを作って、子どもたちに調べ学習をさせる、というのが安部先生の指導計画。
「これ、いいですねえ。」と安部先生が手にとったのは、ベトナムの遊び「ダッカオ」。
「これも、かわいいです。」と、ベトナム人形。
具体的な形をしたものを、子どもたちに触らせると想像力が広がる。
安部先生はAEFAスタッフとともに、真剣に教材吟味。
やがて、作業が終わって、竹楽器や、竹の人形などなど、両手にいっぱいの資料や教材を抱えて、安部先生は事務所を後にされた。
研究授業日は、2月16日。
Posted by aefa at 11:31 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)