• もっと見る
AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

« 2008年09月 | Main | 2008年11月 »

プロフィール

アジア教育友好協会 AEFAさんの画像
■ホームページ■
<< 2008年10月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
リンク集
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
https://blog.canpan.info/aefa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/aefa/index2_0.xml
一人一人が自分を振り返る機会に[2008年10月01日(Wed)]

福井県坂井市立三国北小学校

校長  青木 信益



青木校長先生(中央)、自ら箱詰めした古着をAEFA谷川理事長(右端)に託す(2007年12月)


前任校である坂井市立長畝小学校とラオスのドンルァン小学校との2年間の取り組みを振り返り、思いついたままを述べてみようと思う。

長畝小学校では、国際交流クラブの児童を中心とした活動を全校に広げていこう、そして、全校児童から全家庭に、更には地域へと活動の輪を広げていけたらという思いで、自分たちにできることを無理をせず、息の長い交流活動を展開していこうと考えた。

フレンドシップ校との交流については、先ず、理解者、協力者を一人でも増やすことが肝要であると考え、教職員、児童は勿論、保護者や地域の人にも、これから取り組もうとしていること、今現在取り組んでいること等を機会を捉えて積極的に情報を発信するよう努めてきた。主な、情報発信の方法と内容について次に述べてみたい。

 @週1回発行の学校だより「かけはし」の活用(学校から児童および全家庭へ)
 ・AEFAの事務局から送られてきた資料などを基に、自分たちが交流する学校の位置、生活や学習の様子、クラブの活動内容、児童及び保護者に協力して欲しいこと等々を掲載した。

 A全校集会の場を活用(国際交流クラブ員から全校児童へ)
 ・クラブ員が作成した掲示物等(自分たちの学校紹介や相手校へのプレゼント曲の紹介や相手校の様子を知るための写真、手紙を紹介した物)を使って相手校の理解促進と交流内容の紹介に努めた。
 ・クラブ員でチラシを作成し、全校児童に協力を呼び掛けた。
一年目→鉛筆、消しゴム、ノート等文具の収集と募金
二年目→軽トラック2台分近くも集まった冬用子供服の提供

 B実物を見て、触れる場の設定
 ・AEFAの事務局を通じて送られてきた生活用品等の実物を児童玄関に展示し、実際に見て触れる機会と場の設定を行った。また、地域の公民館まつり(ふるさと祭)にも写真、手紙と併せて展示し、地域住民の見て触れる機会を設定した。
・交流相手校から送られてきたトウガラシは、給食の調味料として使用。昼食時の校内放送でも周知した。

以上の取り組みから、フレンドシップ校の友達の生活や学習の様子を少しでも知ることができ、恵まれた自分たちの生活に気づき、自分たちでできることは何かを考える機会を持つことができたことが良かったのではないかと考える。

 私たちにできることには限界がある。交流を広め、深め、継続することは中々容易ではない。だからこそ、AEFAの方々のアドバイスやお力をお借りしながら、子ども達、そして私たちにとって実のある活動が展開していけることを願ってやまない。

Posted by aefa at 13:11 | フレンドシップ交流 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

前へ