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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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絵手紙教室開催!〜 へたでいい、へたがいい[2008年05月30日(Fri)]
 5/28に、武蔵村山市にお住まいの、絵手紙協会の田淵伸子先生が、「武蔵村山第八小と交流しているラオスの子ども達に、絵手紙を教えてあげて欲しい。。」と、絵手紙セットのご寄付と、描き方指導のためにAEFA事務所にいらしてくださいました。
田淵先生は、武蔵村山第八小の「ふれッチャタイム」で、子ども達に絵手紙を指導しています。

田淵先生よりご寄付いただいた絵手紙セット。
ラオスのパチュドン小学校の子ども達に贈られます。


 先生のご指導の下、AEFA一同緊張の面持ちで、筆を手に取ります。


まっすぐの線をひくのも難しい・・!!
手が震えたり、線が曲がったり、、、

「へたでいい、へたがいいんですよ」と優しくおっしゃる先生に励まされ、「うまくかこう」という驕りを捨てて、心を無に、ただひたすらに線をひくことに集中すると、、、、
久しく経験していなかった、静かな世界がありました。

1枚目は、事務所のパキラの葉をみんなで描きました。

2枚目は、自由にそれぞれ描きたいことを、伝えたいことを伝えたい人に宛てて。。。

みんな、1枚目は「わー、はみだしちゃった」「にじんだー」「へんになっちゃった。。」と周りを気にしていましたが、2枚目は思い思いにのびのびと描いていました。
絵手紙は、大切な人に思いを伝えるステキなおたより。

先生が、1枚1枚ひとりひとり、色使いや文章のよいところをほめてくださいます。
みんな、けっこー(かなり)イイ年齢なのに、先生にほめられるのを心ひそかに期待・・・ウインク

「子ども達も、ほめられるととっても喜ぶんですよ」と田淵先生。

もっと描きたい! もっと描いてみたい!!と色々なアイディアが広がります。

田淵先生、本当にどうも有り難うございました!!!

パチュドンの子どもも、絵を描くのが大好き!

ラオスでの絵手紙教室、どんな作品が出来上がるか、スタッフもわくわくどきどきです。



初めての作品を手に みんな えがお


Posted by aefa at 19:54 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオスにはどんな生き物がいるんだろう・・?〜東京都下目黒小学校[2008年05月29日(Thu)]

 今年創立130周年を迎える東京都目黒区下目黒小学校が、ラオス・ブオンナム小学校のフレンドシップ校に決まりました。

5/29、大高優校長先生が「フレンドシップ協定書」に調印。


 4年生の40人のおともだちが、「総合の学習の時間」のなかで、ラオスのおともだちとの交流に取り組みます。

右/矢吹先生 中央/大高校長先生 左/AEFA理事長谷川

6月に、AEFA理事長谷川が、ブオンナム村に協定書を持って行きます!


担任の矢吹均先生の影響で、子ども達は生き物が大好き!!笑い
女の子も男の子も、お花やかえるやおたまじゃくしを育てるのが大好きだそうです。
ラオスとは、”生き物”をテーマに交流していきます。

 学校のすぐ近くに流れる目黒川の生き物調べも行なっています。目黒川は、淡水と海水の生態が混じって、うなぎ、ぼら、こい、カニ、めだか、ふな などたくさんの生き物が生息しているそうです!!

都心にある下目黒小ですが・・・



校庭は1年中、美しい芝生に覆われています。
PTAや地元のみなさんが手入れに協力。

運動会も、もちろんこの芝生の校庭で行なわれました。


ブオンナムの子ども達も、
日本にお友達ができることをとても楽しみにしています!



7/10には、ラオスのNGO,ビレッジフォーカスインターナショナルのスタッフによる、出前授業も行なわれます。



Posted by aefa at 19:53 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

小山田小学校の「結晶水」〜東京都町田市小山田小学校[2008年05月28日(Wed)]

 小山田小学校が、「環境研究」のつながりで、タイ.サムソップ小学校とフレンドシップ協定を結んだのは、2005年3月15日でした。
あっという間でしたが協定期間の3年が経ちましたので、5/21、西岡校長先生のところにご意向を伺いにいきました。
「是非、フレンドシップ交流を続けさせてください。」


協定書にサインされる、西岡校長先生

西岡先生の、この一言でフレンドシップ協定の更新が決まりました。
サムソップ小学校では、チェンマイの奥地でも深刻になりつつある環境問題の調べ学習に取り組み、その発表が大変優れていたために、「地域で一番」の表彰を受けました。


サムソップで行なわれた、環境問題の調べ学習発表会


 私が現地の学校訪問をした時に、子どもたちによる発表の再演があり、見事な内容と態度に心を動かされました。川の汚染、ペットボトルなどのゴミ問題など、日本でも以前から直面してきた環境破壊が、今タイの山奥でも起こり始めているのです。

 小山田小学校も、学校と地域が一体となって、環境問題に取り組んでいます。
町田市という、都内では環境に恵まれているはずの地でも、少しづつ汚染の脅威が押し寄せているようです。

 まず、学校の裏山にある竹を利用しようということになり、地域の方々の知恵と協力を得て、平成16年11月に竹炭用の焼き釜が完成しました。竹炭を使って、「全国でも有数の汚染度」の鶴見川を浄化しようと、ずっとたゆまぬ努力が続けられています。

竹炭と、カンパンを使って作ったカンパン炭。


毎春ひらかれる町田市の「さくらまつり」でも、6年生や卒業生、そして地域の方々や校長先生まで出店に立ち、竹炭と竹酢液が販売され、私も買わせてもらいました。

今年の4月のさくらまつりでも、小山田小の竹炭と竹酢液は大人気でした


その売り上げは、サムソップ小学校に寄贈され、現地での環境対策や研究を支援することになります。

子ども達の努力の貴重な"結晶"をお預かりしました


 その貴重なご寄付をお預かりしつつ、西岡先生と、校長室でひとしきり竹炭談義。
「竹炭は自宅でも室内の空気浄化に使わせてもらっていますが、竹酢液って、ほんとうにお風呂にいいですねえ!」と、私。
「竹炭の二次製品ですが、子どもたちと地域の方々の、汗の結晶です。とても人気があるんですよ。」と西岡先生。
最後に、校長室に残った貴重な一本を、買わせていただきました。
このささやかな売り上げも、サムソップ小学校の研究の一助にでもなれば、と思います。

文責)遠藤

Posted by aefa at 10:48 | 交流タイ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ふれあい・チャレンジ〜ふれッチャタイムで国際理解を深めよう!〜武蔵村山第八小学校[2008年05月22日(Thu)]

 5月19日は、武蔵村山第八小学校の「ふれっチャタイム」の日でした。


 「ふれっチャ」とは「ふれあい」と「チャレンジ」を合わせた新語です。
この時間では、小学生(3年生以上)と地域在住の方々や高校生とが教え教わり、ともに考え活動する中で「ふれあい」を深め、子どもたちも新しい課題に「チャレンジ」していくものです。
 昨年度は、絵手紙や手芸、工作など10講座が運営されましたが、今年度からAEFAにもお願いしたい、という小野江校長先生からのお話で、月に1回程度、「国際交流クラブ」という子どもたちが自発的につくったグループに対して、出前授業をすることになりました。
 
5月9日は、その初回です。
「国際交流クラブ」は、5年生が3名、3年生が12名という構成です。男子は2名と少ないのは偶然でしょうが、女子の方が「世界」への関心が深いのかも知れません。
 授業は、午後2時から3時半までと2コマの長さなので、前半は国際理解を深める時間としました。武蔵村山八小がフレンドシップ交流を行っているパチュドン小学校は、ラオス南部のベトナム国境近くに位置しています。


まず、「ラオスについて知っている人、手を上げてください。」と、尋ねると、どの子どもも「う〜ん….。」という顔をしているだけで、手は上がりません。

 そこで、「ラオスってどこ?」という話から始めて、ラオスの自然や生活の様子などを子どもたちに伝えました画面で説明していると、次第に子どもたちは食い入るような眼差しに変わっていきました。
そして、パチュドン小学校の子どもたちが画面に登場すると、「オーッ」というような声が上がりました。「ラオスの友だちなんだぁ。」と納得したような、そして興味関心を押えられないような響きがありました。

前半の授業の終りに「ラオスクイズ」をしたら、全員が全問正解。
授業の成果が出た(?)ようで、嬉しくなりました。

後半は5年生がリーダー役になって3つのグループをつくり、それぞれが絵を中心にして
「わたしたちの学校」を表現することにしました。

「完成したら、パチュドン小学校の友達に届けに行きます。」と言うと、子どもたちの表情に真剣味が増しました。今回は下書きのところまででしたが、次回の完成を子どもたちも楽しみにしているようです。
どんな作品ができるでしょう。

文責)遠藤

Posted by aefa at 11:01 | 援童の自由帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)

ちきゅうはとってもたのしいほしだ〜国立第七小学校[2008年05月21日(Wed)]
東京都国立第七小学校が、ベトナム・タンホアA小学校のフレンドシップ校に決定しました。

木木に囲まれた、静かな環境の国立第七小学校。



フレンドシップ協定書を手に 西弘美校長先生



交流を担当してくださるのは、黒澤先生(左端)です。
”これから、おともだちになりましょう”という趣旨の協定書は、6月のタンホアA小学校の着工式時に、AEFAスタッフが持参します。


第七小の校歌は、谷川俊太郎氏作詞・谷川賢作氏作曲。
「たびしてみたい いろんなところ
 はなしてみたい しらないひとと
 ちきゅうはとっても たのしいほしだ」
で始まる校歌は、広い世界に旅立っていく子ども達にぴったりです。
ベトナムの子どもとの交流は、マンガクラブが中心となり、学校紹介の絵の作品等を交換していく予定です。


ベトナム南部・メコンデルタにあるタンホアA小学校

もともとは倉庫として使われていた建物を、教室として使用。
電気もなく、薄暗い中で子ども達が勉強しています。


タンホアの子ども達も、日本のお友達との交流を楽しみにしています・・!

Posted by aefa at 10:54 | 交流ベトナム | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

校長先生からのバトンタッチ〜福井県坂井市平章小[2008年05月20日(Tue)]

福井県坂井市平章小学校を訪問しました。



平章小は、AEFA谷川理事長の母校。
フレンドシップ校第1号です。
今年の春、校長先生が代わられ、松浦佐太雄先生が着任されました。

 3月まで校長先生をつとめられた三浦先生が同行、新校長の松浦校長先生にフレンドシップ交流について、一緒に説明をしてくださいました。
AEFAの活動は、まさにこのようなAEFAにかかわる方々の心からのご協力によって、前に進んでいるのです。
先生、本当にどうもありがとうございました!!

左より 草桶福井工大教授(AEFA理事)、三浦前校長先生、
松浦現校長先生、谷川AEFA理事長

Posted by aefa at 16:59 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

新緑のボランティア会[2008年05月19日(Mon)]

5月17日快晴の土曜日の午後、AEFA事務所でボランティア会が開かれました。
事務所の窓からは、芝公園の木々が「もくもく」と新緑の葉を茂らせています。


前列左より) 「もくもくの新緑を見に来ましたよ!」と、本田靖様ご夫妻
後列左より) 遠藤AEFA事務局長、田中AEFA顧問、竹下はるかさん、吉田さくらさん、薩川美咲さん

”ボランティア会”とは、実は名ばかり・・・・
その実は、できたてほやほやまるのAEFA会報第7号大発送会!!
会報三つ折チーム、宛名ラベルを封筒に貼るチーム、のりづけチーム、メール便シール貼りチーム、、、とみなさん分担してもくもくと作業を続けます。
おかげさまで、無事発送終了することができました。
本当にどうもありがとうございました!!

作業の合間には、ベトナムから届いたばかりの壁新聞や絵などの作品を見ながら、「日本の子どもたちは、どういう風に感じるんだろう・・?」「ベトナムの子ども達の表現は、実に興味深いですね」等等、楽しいおしゃべりに花が咲きました。
みなさん、これからもどうぞよろしくお願い致します!

会報第7号は、田中顧問が編集長をつとめ、AEFA会報初の縦書き・12Pの大作です。
会員のみなさま、もうお手元に届きましたでしょうか・・??ウインク


Posted by aefa at 16:04 | チームAEFA | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

新緑の奥多摩〜古里小学校[2008年05月13日(Tue)]
奥多摩町立古里小学校が、ラオス・ノンチュア小学校のフレンドシップ校に決まりました。

奥多摩線古里駅から、徒歩5分。
雨上がりの新緑がすがすがしい・・・


学区は非常に広く、半数以上の児童がバスや電車等の公共機関を使って登下校しています。児童数100名ほどの単学級の学校です。


大和田校長先生が、フレンドシップ協定書にサイン


 「気負わず、まずは始めてみましょうよ!」との校長先生・副校長先生の笑顔と力強いお言葉を得て、ラオスの小学校の交流が始まります。
5年生担任の柏木先生が中心となり、絵や自己紹介カードなどの作品交換からスタート。



協定書がAEFA谷川理事長に託されました。
6月のラオス出張に、持参します!



 古里小では、春はさくら・花桃が美しく咲き誇り、まるで桃源郷のような景色になるそうです。さくらの花の季節は、ちょうど奥多摩の山からウソが飛来する時期。
去年はちょうどそのタイミングが重なってしまい、花芽をほとんどついばまれてしまったとのこと・・・ 今年は、さくらの開花が早かったため、見事な花を咲かせました。


ラオス南部 サラワン県のノンチュア小学校。

少数民族ラゥエン族の村です。
村の大人たちは教育熱心で、学齢児童はほぼ全員(219人)学校に通っていますが、今の校舎は壁が無い教室もあり、雨が降ると吹き込んでしまいます。
教科書も足りず、10人に1冊ずつくらいしかありません。子ども達は、輪になってグループ学習のように教科書を見ています。
5教室の新しい校舎を建て、子ども達の学習環境を改善します。

Posted by aefa at 19:21 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年度建設校紹介〜ラオス ノントゥム小学校[2008年05月07日(Wed)]
 ノントゥム小学校は、ラオガム地区の中心部から、東へ35kmほどの所にあり、534人/84世帯の村人は、少数民族ラーウェン族です。
 コーヒー栽培が主な収入源で、お米を購入する資金として充てられています。1年のうち、充分にお米を食べられるのは半年ほどですが、コーヒーの収穫が少ないと、お米を買うことができません。マラリアの蔓延が村の大きな問題です。


 現在、140人ほどの子どもたちが2つのグループに分かれて、仮設校舎とお寺の一角で学んでいますが、狭くて収容しきれない状況です。



床下でも授業が行われていました


正規教員が2人おり、教科書は6人に1冊の割合で使用しています。



3教室+教師室兼図書室を建設する予定です。
 村人も学校建設にとても熱意をもっており、子供達を学校に通わせること、建設への労働奉仕を約束しています。また、教室の増加により、1-5年全学年が、村の学校で学ぶことができるようになります。

今年から、東京都荒川区第五峡田(はけた)小学校との交流が始まります。




Posted by aefa at 11:11 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)