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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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ラオスの友だちに井戸を贈ろう〜千寿第八小学校の取組み[2010年07月24日(Sat)]
ラオス・ドンニャイ小学校と2007年度から交流を続けている、足立区立千寿第八小学校。

先月6/22、交流活動の中心となってくれている代表委員会のみなさんに、ラオスとドンニャイを紹介するお話をする時間をいただきました。


それから2週間ほどして・・・
千寿第八小学校の木口先生から、「子ども達がドンニャイのお話を聞いて、学校に水道も井戸もないというところにすごく動かされたようで・・ 早速募金活動を全校に呼びかけました。贈呈式に来ていただけませんか?」とのお電話をいただきました。

たった30分ほどラオスのお話をしただけなのに、なんと全校集会で代表委員会の皆さん自らが、ラオスとドンニャイを紹介。台本は代表委員会のみなさんが作り、スライドは林先生が作ってくださいました。
(台本を見せていただきましたが、皆さん本当によくお話を聞いて覚えてくれていたのだなーと、びっくりしました!!!)


@ラオスの場所と気候について紹介
Aラオスの言葉(あいさつ)紹介
Bラオスの人はどんな生活をしているか?

「ラオスの人たちは、こんな生活をしています。
例えば、子ども達が森などに行って小動物や、虫などをとって食べています。
それにバナナなども、森からとってきます。
自分達が食べる食料は自分で必要な分をとっています。
すごいですね。
また、薬などはラオスでも田舎の方にいくと買ったりできません。
しかし、ラオスの人々は、植物についてとても知っているので、自分で植物を育て、それを薬として使います。
それにラオスの人々は、飲み水などにも苦労しています。
川へ水汲みに行ったり、街ではお店でミネラルウォーターを買わないといけません。
ドンニャイ小学校には、水道も井戸もないので、川へ水汲みにいきます。

なので、このような生活をしているラオスの人たちはすごいと思いました。」


ラオスの友だちからの手紙紹介
「ドンニャイ村 2010年1月13日
みなさんこんにちは!
わたしの家族は8人家族で、私の名前はラスサミー(Lathsamy)です。
12才で、今年小学5年生です。
わたしの日課は、勉強と牛の世話ですが、毎日(月曜から金曜まで)学校に行かなければならないので、一日中牛の世話ができるのは土曜日と日曜日です。さて、週末にどのようにして牛の世話をしているかお話しましょうか?ふつうは、朝早く起きて世話をします。朝ごはんを食べた後に、午前中に牛を草原にはなして、草を食べさせます。昼まで牛についていきます。お昼ごはんを食べに家に帰って、それからすぐまた牛のところに戻ります。それから牛に水をのませるために川につれて行き、また草原に戻ってきます。牛の世話をしている間、いつもは本を読みます。牛が草を食べるのを日がくれるまで追っていき、家まで連れて帰り、牛小屋に入れます。その後、家のそうじ、水くみ等そのほかの仕事で両親の手助けをします。
わたしは牛が大好きです牛が草原で草を食べているのを見るのが好きです。。うちの牛はとっても太っているんですよ。子牛はまだ小さくて、自分で草を食べることができないので、わたしが草をかってあげることもあります。
最後に、みなさんの健康と、夢がかなうことをお祈りします。
さようなら  ラスサミーより」


Cラオス・ドンニャイ小学校紹介
Dラオスの友だちに井戸をおくる募金活動のお願い

募金活動は、全校集会のあと7/12〜14の3日間、代表委員のみなさんが募金箱をもち正門のところで呼びかけたそうです。

代表委員のみなさんに、活動についてインタビューしました。

「ラオスのお話を聞いて、どう思いましたか?」
「全体的に違う生活だなーと思いました。
生活は大変そうだと思ったけど、家も屋根もなんでも自分達で手作りでしているのは、すごいなーと思いました」


「どうして募金活動をしようと思ったのですか?」
「川まで水汲みにいくのは大変だし時間がかかるし、勉強する時間も少なくなってしまう。井戸ができれば、村の人もみんなで使えるし便利だと思ったからです」

「募金活動をやってみてどう思いましたか?」
「最初はそんなに募金は集まらないと思って不安でした。
でも、みんなが協力してくれてうれしかった。
みんなが集まってくると、思わず大きな声でよびかけました。」

「他にも、折り紙を送るとか、お手紙を送るとか、色んな案がでました。
又次回は、交流のお手紙を贈りたいと思います。」


代表委員会委員長のTさんは、
「全校集会では、みんなに「伝える」っていうことが一番大切だと思いました。
大変な生活をしているラオスの友だちのために、わずかばかりのお金でも力になれたらいいなと思いました。それには、一生懸命みんなに伝えて、みんなもわかってくれたから、協力してくれたんだと思います」
と話してくれました。

AEFAからも感謝状を贈呈しました。

早速、木口先生が保護者の皆様へのおたよりを作り、掲載してくださいました。

千寿第八小学校のみなさん、保護者のみなさま、本当にどうも有り難うございました!!
ドンニャイに届け、またご報告いたします!!

Posted by aefa at 17:33 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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