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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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タイ ナンプア小学校完成![2010年02月02日(Tue)]
2009年度建設校、タイ北部ナーン県ナンプア小学校が完成。

AEFAでは、大阪コミュニティ財団様・夢の貯金箱様・長谷部晃様をはじめとした皆様のご支援で、現地NGOラックスタイ財団と力を合わせ、タイ北東部ナーン県 ナムプアパッタナ小学校をハード(校舎)・ソフト(建設後の維持・運営)あわせて支援しています。

 プア町は中心部から36km、勾配の急な山々の中にあり、多種の山岳少数民族(モン族、ミェン族、シン族等)が居住しています。

タイ国都心部の著しい発展とは程遠い、国内でも最も貧しい地域の一つです。
 山岳地帯、少数民族居住地、また、社会主義国家であるラオスの国境近くという地理的・地形的要因により、同町は1970年代の政治紛争以来、共産主義者の潜伏地として利用されたため、情勢は長らく不安定でした。そのため、現在でも国の公共事業の対象から取り残され、保健衛生や教育のインフラが十分に整わず、失業率も高い地域です。
 9月には、AEFAスタッフが訪問。交流校 三重県津市辰水小との交流も行っています。


基礎工事中のナンプア小




新校舎は、屋根付きバルコニーのある3教室の校舎です。(各部屋は幅6.5メートル、長さ9メートル、高さ3.5メートル。)4・5・6年生が新しい教室で学んでいます。

教室の中


このプロジェクトは雨期に始まった為、資材運搬や作業がより困難で費用がかさむという悪条件でしたが、新校舎は遅滞なく、予算内で完成しました。
新校舎ができたことで、中学課程の新設も実現味を帯びてきました。
現在、6学年を修了すると、生徒たちは最も近い中学校に通います。最も近いといっても、ナンプアから未舗装のでこぼこ道を約10キロの場所にあり、学期中は寮住まいしなくてはならない状況です。中学課程が新設され、中学生もナンプアの校舎で教育を受けられれば、家族と生活できます。これは生徒、親、地域社会にとって利益あることです。
ラックスタイ財団は引き続き、学校と地域社会とともに、地域に根ざした環境、教育プロジェクトを将来に向け、実施してゆきます。

ご支援、どうも有り難うございました!!


Posted by aefa at 11:28 | タイ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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