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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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ラオス AEFA奨学生 第2期生 この9月から故郷の村の先生に![2014年12月05日(Fri)]
ラオスのAEFA奨学生第2期生の7名が、今年の6月に無事に教員養成短大を卒業しました。

第二期生卒業.jpg


この9月(ラオスの新学年は9月開始)から、新米先生として、故郷の村で教え始めています!

パトム小.jpg
11月にラオスへ現地視察に訪れた際に、第2期生のサヴァン・サイポンティラッ君が教えるパトゥム小学校にも行ってきました。


道.jpg
サヴァン君タオイ郡出身、パトゥム小学校タオイ郡にあります。パトゥム小学校は山の中にあり、向かう道中は途中から舗装されていない道に・・・


サヴァンくん.jpg
パトゥム小学校に着くと、「サヴァン先生」が笑顔で迎えてくれました。


サヴァン先生「無事に卒業して先生になれてとても嬉しいです。皆様のご支援のおかげです!コープチャイ(ありがとうございます)!」

サヴァン先生は、手作り教材を使って教えています。

手作り教材.jpg
「タオイ語(少数民族の言語)には文字が無く、公用語のラオス語とも発音が異なります。タオイ語の発音をラオス語で表記したものと、ラオス語を並べて表記し、子どもたちがラオス語を学ぶ助けにしてます。」


ストロー.jpg
「ストローを6本使って「6」という数字を教えています。」


教室.jpg
机も椅子も無い教室もありますが、子どもたちは元気にサヴァン先生の元で学んでいます!



事務所.jpg
また、現在、教員養成短大に通っているAEFA奨学生たちが、現地NGOの事務所に集合しました。

カトュア.jpg
2013-2014年度入学 カトュア・ロイパサング君
「家庭が貧しいので、親の為にも早く働きたいです。一生懸命勉強して早く先生になって、AEFAの学校なら、どんな山奥でも喜んで赴任します!」


シッ.jpg
2014-2015年度入学 シッ・ティファポーンさん
「私は長女で、両親が年老いているので、家族の中で一番最初に働きます。幼稚園の先生を目指しています。AEFAの学校で『(私に)教えてほしい』ところがあるならば何処にでも行きます!」


山奥の村から出てきて、街中の教員養成短大で学び始めた頃は、少数民族の彼らは大人しくて自分の意見も、人前で表現することも中々できませんでした。言葉も通じず、生活習慣や風俗も異なるので、街中で育った子たちの前で恥ずかしい思いをすることもありました・・・

それでも、友だちどうしで励まし合い、作法など間違えた時にはお互いに直し合い、今では人前で堂々と自分の意見を表現できるようになっています!

現役奨学生たちも、卒業して先生となった先輩たちの背中を追って、がんばっています。皆様、引き続いての温かい応援を、どうもありがとうございます!揺れるハート

Posted by aefa at 20:42 | ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

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