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AEFAアジア教育友好協会はインドシナ半島での学校建設とその建設した学校と日本の学校の国際交流を推進しています。このブログはアジアの子ども、日本の子どもたちのために活動しているAEFAスタッフの活動日誌です。

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ドンニャイ中学校お引越し大作戦!〜ラオス[2010年11月10日(Wed)]
福島県相馬郡飯舘村様のご支援で、「ドンニャイ中学校」が生まれ変わります。

同校は、近隣10村から子どもが通う地域の中心となる学校です。
2007年に日本財団の支援でドンニャイ小学校を建設。

新校舎の前で、開校式を待つ子ども達
(左側が小学校の旧校舎)


中学生は、小学校の旧校舎を移設・補修して勉強していました。
竹を編んで作られた校舎は床もなく、雨が降ればどろどろになり、窓もないため雨が吹き込みます。トタン屋根なので、雨季になると雨音がとどろきます。



2010年11月、乾季の到来と共に、中学校新校舎の建設が着工されます。
新しい校舎は、現在中学校が建てられている場所(小学校と隣あわせ)に建てるため、現校舎を村人が総出で移動させることに!
9月25日、300人以上の村人が集まって、協力。
まずは中の机や椅子を運び出し、まるで蟻が大きな獲物を運ぶかのように、みんなで力を合わせて持ち上げます!



監督係りの村人が誘導し、何回か休憩を入れながら、校舎は無事同じ敷地内に移設されました。中学校のお引越し、無事終了です!
建設地の整地や基礎工事の手伝いなど、作業にも村人は協力します。
新しい中学校は、来年6月頃に完成予定で、それまではこの校舎を中学校として使います。
新年度(9月)から、生まれ変わった中学校で、勉強できるようになります。


Posted by aefa at 18:44 | ラオス | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

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コメント
東南アジアの山岳少数民族の村などでは、HEAL(ヒールと読むのだそうです)が大切だと言われています。「H]Healthは保健・健康、「E」はEducationは教育、「A」Agricultureは農業、ここまでは、なんとなく分かります。しかし、最後の「L」は?
Leadershipリータシップなのだそうです。
なるほどと思いながらも、そうなんだ。と何となく不思議な気持ちになります。
しかし、この「ドンニャイ中学校」の村人による移転の映像を見ると、この学校移転は、強いリーダーシップがなければ成立しないことが分かるように思います。
強いリーダーシップが育ちにくい風土・土壌だからこそ「HEAL」と言われているにもかかわらず、アジア教育友好協会が学校建築に関わることにより、この強いリーダーシップが育っていることが、この映像から読み取れます。
アジア教育友好協会が提唱する「三階建て構想」の真価の一つ、「住民参加」が実現した素晴らしい映像だと感じ見せていただいています。

Posted by:宍戸仙助  at 2010年11月19日(Fri) 22:20