武蔵村山第十小学校でラオス ワンコイン・スクールプロジェクトの授業を行いました[2010年10月23日(Sat)]
10/21(木)、学校公開日の武蔵村山市立第十小学校で「ワンコイン・スクールプロジェクト〜ラオスの友だちを知ろう」の授業が5年生を対象に行われました。
ラオスの友だちの生活・学校を知ることで、「勉強する意味、そして日本の当たり前は決して世界の当たり前ではないこと」に気付いて欲しい・・・との榊校長先生の想い。
「たとえ今は理解できなくても、『感じる』ことが大切だと思います。強い大人になってほしい。」(榊尚信校長先生談)
「強い大人になって欲しい。 逞しい少年少女であって欲しい。
AEFAはこれまでラオス・ベトナム・タイの山奥を中心に99校の学校を作ってきました。
100校目記念に「ワンコインスクール」を建設することにしました。チャンヌア小学校です。
では、最初に:何故、私が学校建設をしようと思ったか=私の夢を達成させようとしたからです=少年の頃に誓ったことを果たそうと思ったからです。
私は、普通のサラリーマン=商社に勤めていました。60歳で第二の人生をはじめました。
@ 5歳のときの福井地震=人のためになる人生にしようと誓った。
A もう一つのきっかけは「魔法の香水」
9月末に18日間、ベトナムとラオスの山奥に行って来た。合計34の学校を回った。一日12時間次から次へと移動し、8時間は車の中だった日もある。でこぼこ道だった。時にはオートバイの後ろに乗って・・。
体が強くないと無理である=私は田舎育ちで、高校時代は片道14キロを3年間、雨の日も風の日も雪の日も自転車で通った。雨に濡れて1−2時間目はずぶ濡れのズボンが乾くまで、体を震わせて授業を聞いていたこともある・・・体が鍛えられた。
この活動を始めて6年半になる。365日、休む間もない。健康な体を頂いた両親に感謝。とともに、この活動を通じて知り合った仲間たちに感謝・感謝です。
さて、一体どのような学校つくりをしているか、お話しましょう。
TVで観たことがあるかもしれませんね。タレントさんがお金を集めて学校建設するとか。
色んな団体が学校建設をしています。でも、学校とは校舎だけで出来ているのではありません。生徒がいて先生がいて・・・。
作りっぱなしで、後は知らない。これではいけない。私は自分の目でこうした見捨てられた学校を見てきました。
だから自分にしか出来ないような学校建設事業をしようと決心したのです。村の人が作る。
出来た学校と日本の学校が交流する。こうするとどのような効果があると思う?・・・
親の背中を見る・・自分達のため学校を作る手伝いをする両親を観る
日本に友達がいるということが励みになる=先生たちも刺激になる
学校が変わると、子どもが変わる=先生が変わる=村人が変わる (変わる=成長)
そして、オマケ。・・毎年視察に行くから、見捨てられない=学校が大きくなる!!
そのうち活動の幅が広がり、村人たちの本音が出始め、ドンドン発展してきました。新しいアイディアが沸き出してきました。
例えば;
1村1教師養成活動
私は、両親が山村出身の初めての先生だった・・そして村に帰ってきて頑張った・・・同じことをラオスで始めた=AEFAが建設した学校の村の出身者3人を先生養成学校に奨学金を出して通わせている。
子供たちこそ「未来の宝物」・・自分にしか出来ないような=学校の先生たちのお手伝いをしよう=アジアの子供達との交流を通じて、皆さんに生命力=人間力を育ててもらおう
山奥の子供たちの元気=生命力を見て、気付いて欲しい=人間としてどうあるべきか
人間力って何だろうか? では、人間って?
考えることが出来る・・・・自分の日常生活以上のこと=世界のことを考え、そして分る
目的を持つことが出来る・・目的に合わせて頑張ることが出来る
思いやることが出来る・・・動物にも親子本能と言う思いやりがある・・それを越えられるか?=心の働きがあるからこそ他人にも思いやりが出来る
全ての基本は「人間であることの自覚」であると思います。
世界の仲間たちと一緒に生きる=世界はもう完全に相互協力関係の輪になっている。
そこに生きる子供たちは仲間だ=友達だ
助けるのではない=一緒に生きるのである=思いやりが世界を繋ぐ輪を作る=頑張る活力の源になる・・・それがワンコイン・夢スクールの考え方である
皆さんから世界に発信しよう=呼びかけよう=皆さんが発信元である
アジアの仲間と一緒に強く育って欲しい=逞しく=肉体的+精神的
皆さんは受身の生活をし過ぎている・・・15年経つとどういう力の違いが出るか?私は心配していました。でも、校長先生から伺った・・皆さんはもう、変化=進化し始めている=自分の考えで動き始めていると=精神的な逞しさを育て始めていると。=嬉しい!
昨日、表参道で素晴しいビューティーサロンを経営している人と会いました。学校へご支援して下さる人です。その方にラオスでの学校建設の現状を報告していましたら、彼女の目に涙が浮かび始め、見る見るうちに涙が一杯溢れて頬を伝い始めたのです。頑張っているラオスの子供たちや、日本の子供たちの話をしていたときです。
大人が感動して涙する。こんなに素晴しいことってあるでしょうか。
同じことが、今年2月25日、この学校でも起きました。誰が涙したと思いますか。
榊校長先生です。皆さんが素晴しい変化を遂げ始めたことを感動して泣いて下さったのです。このような校長先生、素晴しいと思いました。自分たちのために涙してくださる校長先生が、皆さんの校長先生なのです。素晴しいことです。
今日は頑張っている大人がいると言うことも話してくださいといわれましたが、第一番にお話したいのは榊校長です。このような素晴らしい校長先生に出会えて私は幸せです。
皆さんのような「思いやりと体と心の健康」を持っている子供達に出会えて幸せです。
最後に;お願いがあります。
ワンコインスクールを作ることで、何かアジアの仲間の為にしてあげよう。アジアの友達になろうというのが、皆さんに対する今日の呼びかけです。でも具体的に何を・どのようにするかについては、今日はヒントをあげません。皆で考えてみてください。お父さんやお母さんと話し合うのもOKです。
皆さん自身が、まず決心し、今後とも頑張ってください。
では、この叔父さん(?お爺さんかな?)の話は終ります。有難うございました。」
授業が終わった後、「ぼく、泣いちゃった。。。。」と目をうるませて話しかけてくれたお友だちもいました。
そして5年生の先生からは「たくさんの想いをいただいたね!みんなも想いでお返ししよう!」と力強いメッセージをいただきました。
『思いに、気持ちにこたえる。』 〜 どんなことでもそれが一番、大切なことだ・・と、改めて心の底から感じました。
ラオスの友だちの生活・学校を知ることで、「勉強する意味、そして日本の当たり前は決して世界の当たり前ではないこと」に気付いて欲しい・・・との榊校長先生の想い。
「たとえ今は理解できなくても、『感じる』ことが大切だと思います。強い大人になってほしい。」(榊尚信校長先生談)
AEFA理事長から『生きる力』についてお話。
5年生のみなさんに、エールを送りました。
5年生のみなさんに、エールを送りました。
「強い大人になって欲しい。 逞しい少年少女であって欲しい。
AEFAはこれまでラオス・ベトナム・タイの山奥を中心に99校の学校を作ってきました。
100校目記念に「ワンコインスクール」を建設することにしました。チャンヌア小学校です。
では、最初に:何故、私が学校建設をしようと思ったか=私の夢を達成させようとしたからです=少年の頃に誓ったことを果たそうと思ったからです。
私は、普通のサラリーマン=商社に勤めていました。60歳で第二の人生をはじめました。
@ 5歳のときの福井地震=人のためになる人生にしようと誓った。
A もう一つのきっかけは「魔法の香水」
9月末に18日間、ベトナムとラオスの山奥に行って来た。合計34の学校を回った。一日12時間次から次へと移動し、8時間は車の中だった日もある。でこぼこ道だった。時にはオートバイの後ろに乗って・・。
体が強くないと無理である=私は田舎育ちで、高校時代は片道14キロを3年間、雨の日も風の日も雪の日も自転車で通った。雨に濡れて1−2時間目はずぶ濡れのズボンが乾くまで、体を震わせて授業を聞いていたこともある・・・体が鍛えられた。
この活動を始めて6年半になる。365日、休む間もない。健康な体を頂いた両親に感謝。とともに、この活動を通じて知り合った仲間たちに感謝・感謝です。
さて、一体どのような学校つくりをしているか、お話しましょう。
TVで観たことがあるかもしれませんね。タレントさんがお金を集めて学校建設するとか。
色んな団体が学校建設をしています。でも、学校とは校舎だけで出来ているのではありません。生徒がいて先生がいて・・・。
作りっぱなしで、後は知らない。これではいけない。私は自分の目でこうした見捨てられた学校を見てきました。
だから自分にしか出来ないような学校建設事業をしようと決心したのです。村の人が作る。
出来た学校と日本の学校が交流する。こうするとどのような効果があると思う?・・・
親の背中を見る・・自分達のため学校を作る手伝いをする両親を観る
日本に友達がいるということが励みになる=先生たちも刺激になる
学校が変わると、子どもが変わる=先生が変わる=村人が変わる (変わる=成長)
そして、オマケ。・・毎年視察に行くから、見捨てられない=学校が大きくなる!!
そのうち活動の幅が広がり、村人たちの本音が出始め、ドンドン発展してきました。新しいアイディアが沸き出してきました。
例えば;
1村1教師養成活動
私は、両親が山村出身の初めての先生だった・・そして村に帰ってきて頑張った・・・同じことをラオスで始めた=AEFAが建設した学校の村の出身者3人を先生養成学校に奨学金を出して通わせている。
子供たちこそ「未来の宝物」・・自分にしか出来ないような=学校の先生たちのお手伝いをしよう=アジアの子供達との交流を通じて、皆さんに生命力=人間力を育ててもらおう
山奥の子供たちの元気=生命力を見て、気付いて欲しい=人間としてどうあるべきか
人間力って何だろうか? では、人間って?
考えることが出来る・・・・自分の日常生活以上のこと=世界のことを考え、そして分る
目的を持つことが出来る・・目的に合わせて頑張ることが出来る
思いやることが出来る・・・動物にも親子本能と言う思いやりがある・・それを越えられるか?=心の働きがあるからこそ他人にも思いやりが出来る
全ての基本は「人間であることの自覚」であると思います。
世界の仲間たちと一緒に生きる=世界はもう完全に相互協力関係の輪になっている。
そこに生きる子供たちは仲間だ=友達だ
助けるのではない=一緒に生きるのである=思いやりが世界を繋ぐ輪を作る=頑張る活力の源になる・・・それがワンコイン・夢スクールの考え方である
皆さんから世界に発信しよう=呼びかけよう=皆さんが発信元である
アジアの仲間と一緒に強く育って欲しい=逞しく=肉体的+精神的
皆さんは受身の生活をし過ぎている・・・15年経つとどういう力の違いが出るか?私は心配していました。でも、校長先生から伺った・・皆さんはもう、変化=進化し始めている=自分の考えで動き始めていると=精神的な逞しさを育て始めていると。=嬉しい!
昨日、表参道で素晴しいビューティーサロンを経営している人と会いました。学校へご支援して下さる人です。その方にラオスでの学校建設の現状を報告していましたら、彼女の目に涙が浮かび始め、見る見るうちに涙が一杯溢れて頬を伝い始めたのです。頑張っているラオスの子供たちや、日本の子供たちの話をしていたときです。
大人が感動して涙する。こんなに素晴しいことってあるでしょうか。
同じことが、今年2月25日、この学校でも起きました。誰が涙したと思いますか。
榊校長先生です。皆さんが素晴しい変化を遂げ始めたことを感動して泣いて下さったのです。このような校長先生、素晴しいと思いました。自分たちのために涙してくださる校長先生が、皆さんの校長先生なのです。素晴しいことです。
今日は頑張っている大人がいると言うことも話してくださいといわれましたが、第一番にお話したいのは榊校長です。このような素晴らしい校長先生に出会えて私は幸せです。
皆さんのような「思いやりと体と心の健康」を持っている子供達に出会えて幸せです。
最後に;お願いがあります。
ワンコインスクールを作ることで、何かアジアの仲間の為にしてあげよう。アジアの友達になろうというのが、皆さんに対する今日の呼びかけです。でも具体的に何を・どのようにするかについては、今日はヒントをあげません。皆で考えてみてください。お父さんやお母さんと話し合うのもOKです。
皆さん自身が、まず決心し、今後とも頑張ってください。
では、この叔父さん(?お爺さんかな?)の話は終ります。有難うございました。」
授業が終わった後、「ぼく、泣いちゃった。。。。」と目をうるませて話しかけてくれたお友だちもいました。
そして5年生の先生からは「たくさんの想いをいただいたね!みんなも想いでお返ししよう!」と力強いメッセージをいただきました。
『思いに、気持ちにこたえる。』 〜 どんなことでもそれが一番、大切なことだ・・と、改めて心の底から感じました。
「去年ワンコインPJやってみて、楽しかった人!?」 との理事長からの質問に、
元気よく一斉に手があがりました
元気よく一斉に手があがりました
Posted by aefa at 19:45 | 交流ラオス | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)