(5/31) ジンバブエ教育・大切な基盤を築く活動にあと一押しをお願いします [2022年05月31日(Tue)]
こんにちは!現在ジンバブエにいる高橋です。
私たちの取り組みを応援してくださっている皆さまに改めて感謝申し上げます。 新規事業地のカリバ地区にあるカリバダムにて ここは活動地に多いトンガ族の方々の歴史ともつながりの深い場所 近年SDGsが世の中に浸透していく中で、「オーナーシップ」「持続可能性」といった言葉が本当によく聞かれるようになりました。 では私たちはどのようにしたら「持続可能な取り組み」や「支援を受ける人々が当事者としてオーナーシップを持つ活動」を実現することができるでしょうか? ADRAがジンバブエで目指していることは、地域の村人たちと学校関係者とともにパートナーとして、学校開発を進める基盤を築いていくことです。 そうすることで、私たち外部の支援者がいなくなった後にも、学校と村人たちが自分たちで開発を進めていく力をつけることができるからです。 私たちは村人や学校関係者との対話に根差した活動を通して、この基盤づくりを実現しようとしています。 こうした対話はすでに現地スタッフとともに学校で実践しており、少しずつ変化が見える中で、私たちもとてもワクワクしています。 例えば、今までは学校で校長先生に「こんな問題があって大変なんだよ〜」と言われると、そのまま鵜呑みにして「どうにかしてこの問題をADRAで解決できないかな?」と事業チームで話し合っていました。 しかし、今は「もう少し学校に詳しく聞いてみた方がいいんじゃないか?」という声が現地スタッフから上がるようになり、 再度学校に戻り「前に同じようなことがあった時はどうしたの?」といった聞き込みができるようになってきています。 こうした深堀りができるようになると、学校の校長先生も「実は前は自分たちでこんな風にしてやりくりしたんだよね〜」と思い出すようになり、 そこからADRAが何か言わなくても「あ〜そうか!前もしたみたいに今回も自分たちでやればいいのか!」と発見して自ら動くようになります。 私たちが言う「学校とパートナーとして基盤を築く」というのは、こうした日々の対話の積み重ねの中で学校との関係性を構築していくところから始まります。 「教員の離職率が大問題!」と訴える先生に過去の具体的な教員数の聞き込みをしている 学校の過去の取り組みについて校長先生と副校長先生に聞き込みをする現地スタッフ 4月にこのファンドレイジングを開始してから、本当に多くの皆さまに応援いただき、そして温かいメッセージで背中を押してもらってきました。 3年3か月に渡って活動してきたゴクウェ・ノース地区での今後の活動のモニタリングや、4月に開始したカリバ地区での学校訪問において、 事実質問を使った対話を基にする活動をスタッフが少しでも多く実践し繰り返すことで、 地域の方々がもともと持っている自分たちで課題を見つけて取り組む力が今まで以上に発揮されるようになります。 クラウドファンディングもあと残り10時間となりました。 皆さまからの応援が、ジンバブエの遠い村で子どもたちの未来のために奮闘する村人と学校、そして彼らを支えるADRAスタッフの力となります。 どうぞ最後の一押しをよろしくお願いいたします! 【2022年5月31日 23:00まで】 クラウドファンディングにて 皆さまの応援を募っています。 詳細をこちらのページでご覧いただけます。 最後の応援・お申し込みをお待ちしております。 ジンバブエ事業は、皆さまからの温かいご寄付と、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。皆さまのご理解と温かいご支援に心より感謝申し上げます。 |