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(12/28)【ネパール】新型コロナウイルス感染症対策の最前線にいる方々を支えることができました! [2021年12月28日(Tue)]


ADRA Japanは2021年7月以降、
皆さまからのご支援と
ジャパン・プラットフォームの
助成を受けて、


ネパールの
バンケ郡・バルディヤ郡における
新型コロナウイルス対応能力強化
のための医療機材・物資配付支援
を実施しました。
 
1.map_nepal_corona.png


バンケ郡は、インド国境に
位置していて交易の盛んな地域
であることもあり、
ネパール国内の感染拡大第1波
(2020年)、


さらに第2波(2021年)ともに
首都圏に先駆けて感染爆発が
起こりました。


バンケ郡内の感染拡大に次いで、
隣のバルディヤ郡にも感染が
拡がるという状況が繰り返され
ました。


その中で、この地域の
新型コロナウイルス感染症の
重症患者の受け入れと治療を
担っているバンケ郡のベリ病院と
バルディヤ郡の郡病院では、


治療に必要な医療資機材や
医療従事者を感染リスクから
守る医療資材が不足している
という現実がありました。


ベリ病院の新型コロナウイルス
病棟の看護師長である
シャイラ・シャルマさんは


「第2波のときの感染拡大の
スピードにはとても恐怖を覚えた」


と言います。




2021年12月現在では100床の
新型コロナウイルス患者用病床が
確保されていますが、


第2波の感染ピーク時には
350名の患者が入院している
こともあり、


廊下や床、屋外テントで
治療ケアを行うことも
あったそうです。


その頃には人材も、
医療従事者を感染リスクから
守るための個人防護具等の
医療資材も足りておらず、


職員の多くも
新型コロナウイルスに
感染したそうです。


2.ネパール_corona.jpg

<看護師長のシャイラ・シャルマさん(左)とADRA Japan駐在員(右)>



看護師歴11年目の
マドゥ・グルンさんは、
同じくベリ病院の
新型コロナウイルス
専用集中治療室で


1年半以上に渡って
勤務し続けてきました。


マドゥさんも
第2波の急速な感染拡大時の
恐怖を語りました。


「毎日15-20人が新たに入院して
くる上に、その内の4-5人は
集中治療室での医療ケアが
必要な重症患者でした。


なのに、治療薬や個人防護具、
酸素供給、酸素マスクも何もかも
足りない状況でした。」

 
3.ネパール_corona.jpg

<看護師のマドゥ・グルンさん>



そのためADRA Japanは、
ベリ病院でも特に不足していた
個人防護具とベッドサイドモニター、
血糖測定器を提供しました。


オーストラリア国際開発庁の
支援を受けて、
ネパール支部(ADRA Nepal)も
個人防護具や酸素濃縮器等を
支援しました。

 
4.ネパール_corona.jpg

<個人防護具を準備する新型コロナウイルス病棟看護師>



5.ネパール_corona.jpg

<ベッドサイドモニターの設置作業を行うADRA Japan駐在員>




6.ネパール_corona.jpg

<ADRA Nepalによる医療資機材支援>



マドゥさんは、
新型コロナウイルス病棟での
勤務の中でも印象的だった
ひとつの症例について
話してくれました。


「2021年7月上旬に入院してきた
36歳のカイラシュ・ガルティ・
マガルさんは、
入院当初は酸素濃度が75〜85%と
低値を推移していました。


2週間にわたり徐々に病状が悪化し、
CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸器)
という、鼻から空気を送り込んで
呼吸を助ける呼吸器の使用が
開始されました。


CPAPによる治療と並行して、
カイラシュさんには見当識障害の
症状が見られ始め、
またCPAPマスクのよる
鼻の皮膚かぶれが起きるようになり、
それらの症状へのケアも必要でした。


CPAPによる効果が徐々に見られ始め、
25日後についにカイラシュさんは
呼吸器から離脱することができ、
一般病棟へ移りました。


彼が一般病棟に移ってからも、
私や他の集中治療室の同僚は
度々彼の元を訪れました。


その後、新型コロナウイルス感染症の
重症時を乗り越えて、
ついに2か月後にカイラシュさんは
ベリ病院を退院できました。


彼のようなケースがあると、
看護師としてのやりがいと
誇りを感じることができます。」

 
7.ネパール_corona.jpg

<新型コロナウイルスに感染したカイラシュ・ガルティ・マガルさん>



ネパール全土では
新型コロナウイルス感染症の
新規感染者数は1日200人程となり、


1日当たり9,000人以上の新規感染者が
出ていた頃より大幅に落ち着いていますが
(2021年12月現在)、


ベリ病院は周辺地域の唯一の
公立三次救急病院として
引き続き新型コロナウイルス患者への
治療ケアを行っており、


ADRA Japanの支援した
医療資機材が活用されています。

 
8.ネパール_corona.jpg

<マドゥ・グルンさん(左)と同僚>

皆さまの温かいご支援により、
ネパールの新型コロナウイルス感染症対策の
最前線にいる方々を支えることが
できましたことを心より感謝申し上げます。


(執筆:ネパール事業担当 大西由香)



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Posted by ADRA Japan at 18:13 | ネパール便り | この記事のURL | コメント(0)
(12/24) 2021年12月号 ADRA News公開のお知らせ [2021年12月24日(Fri)]


2021年12月号の
ADRA Newsを
公開いたしました。



<内容>

2、3ページ目
・ADRA Japan事業マップ

     
4、5ページ目
・ミャンマー、ジンバブエ、ネパール
 「子どもたちの将来が守られ
  夢を実現する教育支援」


・アドラのチカラ
 ADRA Japanを
 支えてくださる方を
 ご紹介します!

 東出克己さん
 (大学学長、カレッジ校長) 


6ページ目
・アフガニスタン:
 困難のアフガニスタン。
 今できることを。


7ページ目
・世界のADRAから
  (約120か国と地域に
   支部を持つADRAの
   事業から一部を
   ご紹介します)


 >【ハイチ】
   大地震に見舞われたハイチで
   コミュニティとつながる
   支援を実施


8ページ目
・使わなくなったもので
 活動を支援する物品寄付


↓↓写真をクリック↓↓


ADRA News 130.PNG




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Posted by ADRA Japan at 12:35 | ADRA News | この記事のURL | コメント(0)
(12/23) ネパール便り vol.58 【ネパールの子育て事情】 [2021年12月23日(Thu)]


皆さま、ナマステ、こんにちは。
ネパールに駐在しております、大西です。


ネパール便りvol.53では
ネパールのお父さんたちを
紹介しましたが、


本日はネパールのバンケ郡に住む
お母さんたちの子育て事情を
紹介したいと思います。




ネパールの保健システムの中では、
コミュニティの既婚女性や
リプロダクティブ・エイジ
(妊娠・出産年齢)


とされる15〜49歳女性から成る
母親グループ
(Health Mother’s Group)が、


地域の出産・子育てを支える
重要な役割を果たしています。


毎月定期的に開かれるとされる
母親グループ会合では、


該当地域の女性地域ヘルス
ボランティアを中心に、
その時々に合ったコミュニティに
おける保健課題について
話し合いが行われます。




母親グループの知識を
高めることは、


最適なタイミングに適切な
新生児・小児疾病のケアを
するための意識作りに
重要な活動となります。


そのため、ADRAのバンケ郡に
おける新生児・小児保健環境の
改善事業では、


女性地域ヘルスボランティアへの
新生児・小児保健関連研修を実施
してきた他、


母親グループの活性化を
支援してきました。



Facilitator_facilitating_Household_treatment_of_Diarrhoea.jpg


<ジャナキ村インドラプル地区での母親グループ会合の様子>



実際に、母親グループの活動に
参加されている妊産婦さんの声を
ご紹介します。




ジャナキ村インドラプル地区
第3地域に住む、
ラジ・ラニ・バルエイさんは30歳です。


母親グループの会合で
お会いした日の12日前に、
第3子を郡都にあるベリ病院で
出産したばかりでした。



HMG_Raj_Rani_Bharwei,_Janaki_(2).jpg


<駐在員の大西(左)、写真一番右にいるのが赤ちゃんを抱くラジさん>




出産には塗装業のご主人も
付き添ってくれたほか、


この地域の女性地域ヘルス
ボランティアも夜間にも関わらず
付き添ってくれたそうです。


(出産時、自宅に残された
2歳の息子くんはお母さんを探して
一晩中泣いていたそうですが、
女性地域ヘルスボランティアの
ご主人が様子を見ていてくれました。)



HMG_Raj_Rani_Bharwei,_Janaki__(1).png


<女性地域ヘルスボランティア(左)とラジさん(右)>



ラジさんには5歳と2歳の
子どももいますが、
毎回施設分娩しているそうです。


これまでの地域
の母親グループ会合では、
出産後すぐに母乳をあげることの重要性や、


BCGワクチンを接種することも聞いていて、
今回も生後7日目にワクチン接種
に連れて行ったそうです。



HMG_Raj_Rani_Bharwei,_Janaki__(3).png


<生後12日のラジさんの新生児>




ネパールガンジ市第7区に住む、
マデシ民族出身の
シリリ・パシさんは26歳で、
第1子を妊娠して5か月になります。


妊娠してから、第7区のマダナシカ
(Madanashika)
母親グループに参加するようになり、
2回ほど月例会合に参加したそうです。



HMG_Shrili_Pashi,_NPJ_SMC_(2).jpg


<駐在員の大西(左)、女性地域ヘルスボランティア(中央)とシリリさん(右)>




会合では産前健診の重要性や
妊娠中の駆虫薬の内服、
Td(破傷風ジフテリア)ワクチンを接
種するよう話があったとのこと。


これまでに産前健診も1回受け、
貧血予防のため鉄剤の内服も
1日1回続けているそうです。




シリリさんのように読み書きが
できない参加者向けに、


会合では絵の多いパンフレット等を
使って女性地域ヘルスボランティア
が説明するので、


シリリさんも出産や子育てについて
必要な知識について理解することが
できていると言います。



HMG_Shrili_Pashi,_NPJ_SMC_(4).JPG


<絵を示しながらシリリさん家族に病気の子どもの危険な症状について説明するプロジェクト・コーディネーター>




シリリさんは、一番近い
保健医療施設であるベリ病院で
出産予定だそうです。


ご主人は普段は村に働きに出て
いますが、時々戻ってきて
助けてくれるそうです。


普段は一緒に暮らす義母が
身の回りの助けをしてくれています。



HMG_Shrili_Pashi,_NPJ_SMC_(1).jpg


<シシリさん(左)と一緒に暮らす義母(右)>




コハルプール町
サムシェルガンジ地区に住む
39歳のミナ・グルンさんには、
9か月になる孫のスハナちゃんがいます。


スハナちゃんのお父さんは
インドに出稼ぎに出ているので、
ミナさんが子育てを手伝っています。



HMG_Mina_Gurung,_Kohalpur.jpg


<ミナさんとスハナちゃん>



スハナちゃんの母親は16歳なので、
ミナさんが地域のプレムプール
母親グループに参加しているそうです。


プレムプール母親グループには
18人のメンバーがいて、
毎月15日に会合があります。


これまでの会合では、
新型コロナウイルスワクチンや
感染対策、黄疸などが
テーマに取り上げられました。


スハナちゃんは9か月までの
定期予防接種は全て打っています。


月齢の割に体重がやや少なめなので、
ヘルスポストで成長の
モニタリングを受けているそうです。


母乳のほか、栄養補助食品も
あげています。


3カ月前に
サムシェルガンジ・ヘルスポストで
行われた妊産婦と
2歳以下の子どもの栄養に
関するイベントや、


3日前にプレムプール地域であった
栄養に関するイベントといったものにも、


ミナさんも母親と一緒に
積極的に参加するように
しているそうです。


HMG_Mina_Gurung,_Kohalpur_(2).jpg


このように、
コミュニティの母親グループや
女性地域ヘルスボランティアは、


ネパールのお母さんたちの
子育ての心強い味方となっています。


ネパールのお母さんたちが安心して
子育てできる環境が整備されるよう、
引き続き、皆さまの温かいご支援を
よろしくお願いいたします。



※ADRA Japanは皆様からのご寄付のほか、
日本NGO連携無償資金協力の助成を受け、
2019年3月からネパールのバンケ郡にて
新生児・小児保健環境の改善事業
を実施しております。



(執筆:ネパール事業担当 大西由香)


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Posted by ADRA Japan at 12:00 | ネパール便り | この記事のURL | コメント(0)
(12/20) 年末年始休業のお知らせ [2021年12月20日(Mon)]


いつもADRA Japanを応援していただき
ありがとうございます。


ADRA Japanの年末年始の
業務日程を以下の通りご案内いたします。




<年末業務時間短縮期間>

2021年12月27日〜12月28日


<年末年始休業期間>

2021年12月29日〜2022年1月3日


<年始業務時間短縮期間>

2022年1月4日〜1月7日




この期間中のお問い合わせは
WEBお問い合わせをご利用ください。


1月11日より順次ご対応いたします。


ご不便をお掛けいたしますが、
ご了承のほど宜しくお願いいたします。




今年もたくさんのご支援を賜り、
心より感謝申し上げます。


来年も
「ひとつの命から世界を変える」を
モットーに活動を続けてまいります。


皆さまどうぞよいお年を
お迎えください。


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(12/17) 佐賀県武雄市。水害から4か月の今 [2021年12月17日(Fri)]


令和3年8月に発生した豪雨災害。


ADRA Japanは、地元の団体である
おもやいボランティアセンターを
通じて、9月より足湯やサロン活動、
同センターの運営補助などのお手伝
いをしています。




12月になり、武雄市では朝晩の冷え
込みが厳しくなってきています。


現在でも、家屋の修理が終わって
いないご家庭が多く、一刻も早い
対応が望まれます。


おもやいボランティアセンターでは、
物資の配付やサロン活動の他に
住民の方たちの力になるべく、


水に浸かってしまった床板や壁を
剥がす作業、床下の掃除やカビの
除菌といった活動もしており、
災害からの復興に尽力しています。


また、おもやいボランティアセンター
だけではなく、様々な団体が協力し合
いながら作業をしています。


しかしながら、大工さんの数が足りて
おらず、それ以上の工事が進まずに
先延ばしになっているのが現状です。



武雄1.png


(床を剥がし、土砂を取り除く準備をしている)





皆さまは、被災現場というと、
どのような印象をお持ちでしょうか。


今回の武雄市で起こったような、
豪雨により家屋の中まで浸水する
ような水害においては、
時間の経過とともに、


家の外からでは水害の痕跡が
わからなくなります。


今回、初めて被災地に行った私も、
武雄市の第一印象は同じものでした。




私が武雄市に入ったのは10月半ばで
した。


災害から2か月程経って、
少しずつ復興が進んでいたというのも
ありますが、


「え、ここで災害があったの?」


というのが率直な感想でした。




町を見る限りでは、
スーパーやコンビニ、市役所、駅など
のお店や公共施設は、通常通りに営業
しているように見えます。


お店の看板もあり、尚のことそのよう
に感じます。


一瞬市内を通り過ぎただけでは、
同じように感じる方が多いのではない
かと思います。


浸水した地域から少し離れた地域に
住む方でも、既に災害からの復興は
済んだと思っておられる場合が少なく
ありません。


そのため、水害の被災者は孤立しやす
い状態にあります。




しかしながら、被災した家屋というの
はとても劣悪な環境にあります。


・給湯器が使えないためお風呂に
入れない


・ガスが使えないから料理ができない


・浸水した箇所から、カビが生えてくる


・床下に泥が流れ込んでくる
(今回の水害では少なかったですが)


などといった、
被害に見舞われています。




それらを修理するためにも、
多大な金額がかかります。


国や自治体の支援金や補助はあります
が、それで全てを賄うのは難しく、
被災者の方の多大な負担になっている
のです。



武雄2.png


(家の中では、カビ対策のため壁や床を剥がしている状態のままの家屋が多い)




復興支援のために武雄市に住んでみて、
気づかされる事がたくさんあります。


夜に市内を歩いてみると、真っ暗です。


看板はあっても営業していないお店
が多いのです。


そして、スーパーなどでは、
商品棚の下段には物を置かない
お店をよく見かけます。


これは、また雨が降り浸水しても、
被害を最小限に食い止めるためです。

住宅街でも、対策が講じられています。
家屋の基礎を嵩上げし、
浸水対策をしているのです。


東京で暮らしていたら、あまり見ない
光景ですね。


そして、浸水した部分は
カビが生えるため、
早めに対処しなければいけません。


復旧までに、
やらなければいけない事は
尽きないのです。



武雄3.jpg


(家屋の基礎を嵩上げ済みの住居)



日本は、自然災害の多い国です。
どこに住んでいても、
いつ洪水や地震の被害に
見舞われるかわかりません。


”自分には関係ない”で済ませずに、
災害について少しずつ学ぶ必要が
あるかもしれませんね。




ADRA Japanの
主な活動の一つであるサロンでは、
毎回沢山の住民 の方に
来ていただいています。


サロンでは、 住民の方と談笑したり、
物資の配付やワークショップなどを
行ったりしています。




前回のサロンでは、
キャンドル作りの
ワークショップを行い、


子どもたちやその保護者の方を中心に、
老若男女問わず沢山の方に
参加していただきました。


皆さま和気あいあいとしていて、
日頃の苦労を忘れ、
とても楽しそうにしておられました。


私たちの活動によって、
大変な日々の中にあっても
住民の方々がほっと一息つくことが
できる時間を提供できたら嬉しいです。



武雄4.png


(キャンドル作りのワークショップ)



先日行われた、子どもの遊び場という
被災した子ども向けのサロンでは、
子ども達と一緒に焼き芋を作りました。


普段たき火をしない子ども達は、
火をつける段階から興味津々で、
枯れ葉集めや薪集めを協力してくれ、
美味しい焼き芋を作ることが
出来ました。


12月には、クリスマス会も開催予定
なので、沢山の方がまた元気な姿を
見せに参加してくれる事を願ってい
ます。



武雄5.png


(子どもたちが枯れ葉を集めてくれています!)



武雄6.png


(焼き芋をみんなで楽しそうに食べる様子)




さて、ADRA Japanのブログでも
何度か名前が出ている
おもやいボランティアセンターとは、
どういった団体なのでしょうか?


改めてご紹介できればと思います。


私達が武雄市での活動をするに
あたって、受け入れてくださった
おもやいボランティアセンターは、
地元の方にとってとても頼れる存在
です。




「こたつが壊れたかもしれないので、
見て欲しい。」


「市役所への手続きがよくわからない。」


「被災した自宅から、貸家に移るから
引っ越しの手伝いをして欲しい。」





などの様々な相談を受け、
スタッフで協力し合いながら問題を
解決していきます。


なかには、仲の良いスタッフと
お話をするために、
ボランティアセンターを訪れてくれる
方がいたり、


自宅で採れた柿やみかんを
差し入れてくださる方、
小学生が課外学習の一環で訪れたり、


「いつも大変だろうに頑張って!」


と近隣の飲食店から、
お昼ご飯を頂く事もあります。



武雄7.png


(住民の方から頂いたみかん)




武雄8.png


(近所の小学生が課外授業で訪れ、おもやいの代表に質問する様子)



このように、おもやいさんは
武雄市の方にとって、
地元に根付いた頼れる存在として、
今まで活動を続けて来ました。


これからも、武雄市の力となり
続ける事でしょう。




また、ADRA Japanスタッフも
引き続き、武雄市で困っている
住民の方々のお力になれたらと、
活動を続けて参ります。




日本全国寒くなって参りましたが、
風邪など引かぬ様にお体ご自愛下さい。


本年も皆さまの温かいご支援、
ありがとうございました。


引き続き、来年もご支援賜りますと
幸いです。


どうぞ宜しくお願い致します。


※令和3年8月豪雨被災者支援事業は、
皆さまからのご寄付のほか、赤い羽根
「災害ボランティア・NPO活動サポート
募金」の助成も受けて実施しています。


(執筆:国内事業担当 三牧晋之介)


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Posted by ADRA Japan at 12:00 | 国内災害被災者支援 | この記事のURL | コメント(0)
(12/15) ジンバブエ便りvol.58 ジンバブエの人々の足 [2021年12月15日(Wed)]


こんにちは!
ジンバブエ事業を東京から
サポートしている高橋です。


私は2021年10月、
新型コロナウィルス感染症拡大の
第3波が落ち着いたジンバブエに
初めて出張に行ってまいりました。


今日は、私が見た事業国ジンバブエを
ご紹介します。




アフリカ南部に位置するジンバブエは、
出張をした10月が年間で最も暑い時期。


炎天下に外に出ると
熱中症になってしまうほど、
日差しも強いです。




世界3大花木のひとつでもある
ジャカランタの紫色の花が満開に
咲き誇っていました。



ジンバブエ1.jpg


<10月に見頃を迎えた
ジャカランダの木>




アフリカ各国では、
モーターバイクのタクシーや
トゥクトゥク(3輪バイクの乗り物)
を見かけることが多いのですが、
ジンバブエでは見当たりません。


ここ、ジンバブエで
人々が移動に使う交通手段は、
コンビ(Kombi)と呼ばれる
乗り合いバンや長距離移動バス、


いわゆる白タクと呼ばれる
個人のタクシーやヒッチハイクが
ほとんどです。


ちなみに、このジンバブエで
コンビと呼ばれる乗り合いバンは、
他のアフリカ諸国でも
よく利用されている人々の
足になりますが、


ジンバブエではコンビに対する規制が
強まっており、


現在は、ZUPCO
(Zimbabwe United Passengers
Company)と呼ばれる
国営企業のコンビのみが
合法とされていますが、


ZUPCO以外のコンビも走っています。


非合法のコンビは、
いつ警察に止められるか
分からないリスクがあります。



ジンバブエ2.jpg


<首都ハラレ市内の道路。
ジンバブエでは、信号機は
「ロボット」と呼ばれる>




首都を離れ、事業地
ゴクウェ・ノース地区のほうへ向かうと、


多くの住民が住む村へと繋がる
未舗装の脇道でヒッチハイクが
できるような車やタクシーは
ほとんど見かけません。


みんなひたすら歩くか、
ゆっくりゆっくりと自転車を漕いで、
目的地へと向かいます。





<ゴクウェノース地区にある町
チテケテの様子。チテケテは
ゴクウェ・ノース地区において
ADRAが支援する小学校から
最も近い町>



ジンバブエ3.jpg


<チテケテの舗装された道路から
脇道へそれ、村へと続く道>



この地域では、
村での生活に欠かせない水を汲むときも、
頭に水タンクを載せて歩くか、
ロバに台車を引かせて水を運びます。



ジンバブエ4.jpg


<台車を引くロバを連れて歩く村人>





<ゴクウェで移動中の車から
撮った動画>




ジンバブエ5.jpg


<ゴクウェ・ノース地区の
川へ続く道。川は乾季で
干上がってしまっている>



人やモノの移動に
時間とお金がとてもかかる
ゴクウェ・ノース地区では、
外から入るモノの値段は
どうしても高くなります。


さらに現地通貨と米ドルの
為替レートの影響もあり、
チテケテの町で売られるバナナは
3本で2米ドルもします。


同じチテケテで、1米ドルで
おなか一杯のランチを
食べられることを考えると、
驚異的な値段です。




現在ADRAでは、
小学校3校を対象に、
子どもたちが教育を受けられる
環境改善を目指して活動を
していますが、


こうした事業地の交通事情や
物価、物流に関する情報を
知ることもとても大切です。


なぜなら、そこで生活する人々が
どのような毎日を送っているのかを
知らないままでは、
良い活動はできないからです。


彼らの生活を理解すればするほど、
学校を運営していくために
実施している収入向上活動の
ヒントを見つけることができますし、


どのようにすれば
地域の方が学校運営により
協力しやすくなるのかが分かります。




ジンバブエ事業は、
皆さまからのご寄付のほか、
日本NGO連携無償資金協力の助成も
受けて実施しています。


引き続き、皆さまの温かいご支援を
活用させていただきながら、
必要な支援を必要な場所に、
我々の手で、責任を持って
届けていきます。


どうか、今後も活動に
ご支援・ご協力をお願いいたします。


‘ADRA Japan(アドラ・ジャパン)
スタッフのツイッター’で
ジンバブエ情報も発信しているので、


ぜひ、いいね、リツイート、
登録をお願いいたします。


ADRA Japan(アドラ・ジャパン)スタッフ (@ADRAJapan_Staff) / Twitter



(ジンバブエ事業担当 高橋 睦美)


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Posted by ADRA Japan at 13:42 | ジンバブエ便り | この記事のURL | コメント(0)
(12/10) 【募集】事業部スタッフ募集 [2021年12月10日(Fri)]


ADRA(アドラ)はキリスト教精神を
基盤とし、「人間としての尊厳の回復
と維持」を目的として緊急・開発支援
を行う国際NGOです。


世界の約120か国に支部を持ち、
活動しています。


ADRAの日本支部である
ADRA Japanでは現在、
事業部スタッフを募集しています。




【募集告知日】
2021年12月10日(金)


【募集職種】
事業部スタッフ


【業務内容】
事業部スタッフとして、
下記の海外事業地及び日本国内の
業務の両方に従事する。

ただし入職後最初の数か月〜1年程度
は、原則として日本国内での業務を
行う。


【海外事業地】
・ 事業地における事業運営
(活動の進捗管理、事業会計管理、
現地スタッフの人事管理、
セキュリティ管理、報告書作成など)
   ⇒ 現地の事業責任者(駐在)として、
   現地スタッフをまとめ、
   プロジェクト全体の運営管理を行う。


・ 現地諸機関(国際機関、NGO等)
との交渉、調整
   ⇒ 事業責任者(駐在)として
   現地のパートナー団体や現地政府
   などと調整を行い、事業を進める。


【日本国内】
・ 現地に駐在する事業責任者の業務
のサポート
   ⇒ 事業の進捗確認
   (現地でのモニタリングを含む)、
   報告書作成、事業会計作業など


・ ドナーや他団体との連絡調整
   ⇒ 担当事業に関するドナー
   への逐次報告やNGOネット
   ワークを通しての他団体との
   連携


・ 資金調達
   ⇒ 案件作成及びドナーへの
   案件申請作業、また団体や
   担当事業の広報やファンド
   レイジングのサポートなど


・ その他の事業に関わる業務
   ⇒ 国内緊急事業のサポートや
   事業部全体に関わる作業
   (事業評価やナレッジ
   マネジメントに関する取り
   組み)など


*事業部スタッフの条件や応募方法
などについての詳細はこちらから


【募集人数】
 若干名


【応募締切】
 2021年12月26日(日)


【応募受付・問い合わせ】
(特活)ADRA Japan

〒150-0001 
東京都渋谷区神宮前1-11-1

TEL: 03-5410-0045
FAX: 03-5474-2042

E-mail: recruit@adrajpn.org

※メールの件名には必ず
「事業部スタッフ希望」と
記入してください。


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Posted by ADRA Japan at 10:05 | 人材募集 | この記事のURL | コメント(0)
(12/9) 南スーダン便りvol.92 エチオピアでの水衛生事業の進捗報告 [2021年12月09日(Thu)]


皆さま、こんにちは。
エチオピア駐在員の辻本です。


今回は、活動状況について
ご報告します。




2020年9月からスタートした
エチオピアにおける南スーダン難民
への水衛生支援事業は
2021年8月14日をもって
無事に終了しました。


この事業でADRA Japanが
エチオピアのクレ難民キャンプで
建設したトイレは合計350基。


そのうち333基が世帯別トイレ、
17基がバリアフリー型世帯別トイレ
です。


また、新型コロナウイルス対策の
手洗い啓発をはじめとした
衛生啓発活動は当初の目標よりも
56%多く実施することができました。




ADRA Japanは引き続き
クレ難民キャンプで、
2021年8月17日から
南スーダン難民への
新たな水衛生事業の活動を
始めています。


この事業では、難民の能力向上に
より焦点を当てています。




これまでの事業では、
トイレ建設への難民参加は
部分的でしたが、
今回はADRA Japanが確立してきた
難民キャンプでのトイレ建設の技術を
まるごと難民に伝えていきます。


指導員によるサポートのもと、
難民がすべての建設作業工程に
参加することで、
より一層の人材育成を行います。




また、トイレの仕様も変更し、
住民の方が建てている住居と同じ
土壁を採用するなど、


可能な限り難民キャンプ内で
調達できる資材を利用した
世帯別トイレを導入する予定です。


これにより、事業終了後も
難民自身が建てたトイレを
メンテナンスできるようになります。



写真1.jpg


(クレ難民キャンプのADRA敷地内にある新型の世帯別トイレ(試作品))




ほかにも、クレ難民キャンプ内の
小学校5校(うち1校は中学校と合同)
にある水衛生クラブの活動支援
および手洗い場の整備を
計画しています。


新型コロナウイルスの感染者は
キャンプ内でも確認されており、
キャンプ人口の約30%を占める
子どもたちが集まる学校の
感染症対策は不可欠です。


今現在の学校内の手洗い場は
標準とされる数を満たしていないため、
子どもたちが水衛生について
必要な知識を得て、
より安全に学校に通えるよう
支援していきます。



写真2.jpg


(難民キャンプ内の学校にある手洗い場。
水源から水が届かず、水が出ない状態で放置されている。)




また、前事業に引き続き
衛生啓発活動や難民自身が
水衛生啓発を行う自治組織の体制支援、


難民が自力で入手できる代替衛生用品
(石鹸の代わりに灰など)を普及する
活動支援にも力を入れ、


人材育成や難民組織の体制強化のほか、
身近な物資の利用に重点を置いた内容で
事業を進めていきます。



写真3.jpg


(ADRAスタッフ(中央)と研修に参加している難民の人々)




現在のエチオピアは、
治安が悪化しており、
支援団体が難民キャンプに行くことは
以前より難しくなっています。


しかし、治安の状況を見ながら、
引き続き情報収集に努め、
関係団体と連携しつつ、
十分に治安に注意して活動を
進めていきます。




今後とも皆さまからの
温かいご支援をよろしくお願いします。


最後まで読んで頂き
ありがとうございました。



*本事業は皆さまからのご支援と
ジャパン・プラットフォームの助成を
受けて実施しています。



(執筆:エチオピア事業 現地事業統括:辻本俊平)


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Posted by ADRA Japan at 10:37 | 南スーダン便り | この記事のURL | コメント(0)