(1/17) 1月17日は防災とボランティアの日。阪神・淡路大震災から25年が経ちました。 [2020年01月17日(Fri)]
1995年1月17日5時46分に発生した阪神・淡路大震災。 あの時、たくさんの方々が 「自分にできることを」と ボランティアとして現場にかけつけました。 その数は1年間で137万人とも言われています。 被災地にいかなくても、 それぞれの場所でできることを考え、 活動した方々もいることを考えると その数はもっと多くなるでしょう。 そのため、1995年は「ボランティア元年」とも呼ばれています。 ADRA Japanが 国内での支援活動をはじめたのも、 この阪神・淡路大震災でした。 毎週、東京からボランティアバスを出し、 被災者支援活動をおこなったのです。 <夜の炊き出しをするボランティア> あれから四半世紀。25年がたちました。 この25年の間に、 災害ボランティアのルールや 活動環境の整備等が求める声が大きくなり、 2004年の中越地震からは 社会福祉協議会による災害ボランティアセンターが設置され、 災害ボランティアの受け入れをおこなうようになりました。 高速道路の無料化や ボランティア休暇の導入など 社会がボランティア活動を後押しするようになりました。 ボランティアが効率よく活動ができるように 様々な組織ができ、ルールができてきました。 一方、ボランティアの募集・活用だけでなく 私たちは被災地で活動する者として 大切なことを忘れてはならないと思うのです。 それは、私たちがやりたいことではなく 「被災された方々の立場にたって考え、行動する」 ということです。 支援者や支援団体が主役になってはいけません。 今、日本は地震だけでなく、 水害、風害等々、 大規模な自然災害に見舞われることが多くなりました。 「ボランティア元年」から25年。 被災された方々の目線で考える、 寄り添った活動をしていきたいと思います。 (執筆:国内事業課) ADRA Japanのホームページはこちらです ADRA Japanフェイスブックページ ADRA Japan Twitterアカウント |