(7/19)【スタッフのつぶやき】新しい場所、自然と坂と猫の生活。 [2013年07月19日(Fri)]
事業部の須原です。
私事ですが、少し前に引っ越しました。赤い犬のゆるキャラがいた県から、特にコレといって県を挙げて推しているゆるキャラがいるわけではなさそうな県への移動です。最初はバタバタしていた生活も、だんだん落ち着いてきました。 同じ南関東の中での移動のうえ、元いた場所も今いる場所も歴史ある街というわけではないので、食文化や建物の雰囲気が大きく変わったということもないのですが、そこはそれ、引っ越ししてすぐの頃は、何であっても珍しく見えてしまうものです。 ということで、今回は自宅周りのちょっとした風景をご紹介したいと思います。どの写真も、自宅から自転車で5分ぐらいの場所での撮影です。 まずは自宅の目の前の風景。駅からすぐなのですが、写真の左側には鬱蒼とした森を敷地内に持つ家があったりして、自然あふれる環境です。引っ越してすぐの頃は、ウグイスが何羽もまとめて鳴いていて、なかなか賑やかでした。 道に覆いかぶさるように生い茂る森の木々 坂が多い町のようで、家から駅に向かうまでの間にも、大小さまざまな坂に出くわします。坂マニアのタレントさんが見たら小躍りしそうです。 自宅近くにある、どこに続いているかまだ見に行っていない坂 そんな街をしばらく自転車でウロウロしていたら、公園を見つけました。植わっているのはほとんどが桜の木のようで、少し気が早いですが来年の花見の時期が待ち遠しいです。 遊具もある公園。木陰もあり、家族連れに人気のようでした この公園の周辺も、やはり坂・坂・坂…。自転車で登るには辛い道も多々あります。 下り坂で加速をつけないと、登り坂の途中できっとくじける 坂の上には小学校。この坂を登って毎日通学する子ども達は偉い 中には、車が通れる道にするのを諦め、単純にショートカットをすることだけを目的にした階段もあったりします。バリアフリーとしてスロープがついている階段もあるのですが、自転車や車椅子でこのスロープを使って下りたら、間違いなく途中のどこかで大空に向けて飛び立てるでしょう。 先ほどの公園の脇の坂を登ったところにあった、階段とスロープ 見通しの悪いカーブの道でも坂になっている場所が多いためか、恐らく「自宅用」と思われる、こんなものを売っているお店もあります。 MyカーブミラーやMyカラーコーンは必須なのか 土地柄、車を使う人が多いからか、駐車場もやたらにあります。自宅から駅までの徒歩5分ほどの間に三ヶ所ある駐車場のうち、一ヶ所はなぜか野良猫の溜まり場のようになっているようで、駐車してある車の下にはたいていいつも、長く伸びた猫がいます。 猫好きには堪らないですが、そこはやはり野良猫、こちらを向くものの警戒心はそれなりにあるようで、滅多に近寄ってはきません。 たいてい、数匹で固まって寝ている 中には警戒心のカケラもない姿のヤツも 土地の起伏が激しい、と聞くと敬遠される向きもあるのかもしれませんが、どうやら若い世代が集まる街のようで、ベビーカーを押す若いご夫婦や、子どもを乗せて自転車のペダルを力強く踏み込むお母さん達によく遭遇します。森や公園もほどよく点在しているため、子どもを育てやすい環境なのかもしれません。 今のところ、坂の風景ばかりが目についてしまっていますが、夏が近づくと緑がもっと濃くなり、秋になればコオロギなどの虫の合唱も聞こえてきそうです。「そこそこの田舎」で育った身として、家の近くに自然がある街での生活は嬉しくもあり、楽しくもあります。 あとは、冬に雪が降って坂道が使えず駅に辿り着けない、なんて悲劇にならないことを祈るのみですが…。 自宅近くの畑に並んでいた、風に揺れるヒマワリ。今年は夏が早いですね 皆さんの家の周りには、どんな風景がありますか? 関東は熱中症を気にしなければならないほどの暑さに見舞われていますが、たまにはふらっと外を歩いてみてはいかがでしょうか。普段は気づかない風景が目に飛び込んでくるかもしれません。 (文責:事業部 須原敦) |