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(1/17)「1月17日は防災とボランティアの日」 [2023年01月17日(Tue)]


本日、1月17日は何の日かご存知でしょうか?
そうです。
阪神・淡路大震災が発生した日です。

この阪神・淡路大震災をきっかけに
災害ボランティアや
防災活動について認識を深め、
備えるための日として
現在は「防災とボランティアの日」としても
認識されています。

今から28年前
1995年1月17日に
兵庫県淡路島北部沖を震源として
マグニチュード7.3の
とても大きな地震が発生しました。

5時46分52秒
早朝に発災したものですから、
多くの住民は自宅で寝ていたため
そのまま建物が倒壊し、
下敷きになってしまった方が
数多くいました。

それでも、ご近所同士で助け合い
命を救われた方が数多くいらっしゃいます。

そして、
当時被災した人々に対して
何か力になることができればと、
全国から多くのボランティアが駆け付けました。
震災後1年間で約137万人もの市民が
ボランティアに参加したことから、
1995年は、ボランティア元年と呼ばれるようになりました。





スライド10.JPG

(2017年 九州北部豪雨東峰村 災害ボランティアが土砂清掃をしている様子)



それ以来、各地で地震や豪雨災害が起きると
多くのボランティアが被災地に駆け付け、
被災した方々のサポートをしてきました。

この数年は、新型コロナウィルスの
まん延の影響により、災害ボランティアは
「県内在住の方のみ」や「市内在住の方のみ」
といった制限が課せられるようになり、

何か力になりたくても活動できない歯がゆさを
抱えている方も多くいます。


実際には動くことができなくても、
気持ちを持ち続けてくださっている方の存在は、
被災地支援に取り組む私たちにとっても
大変心強い限りです。

今後、新型コロナウイルスの収束状況に応じて
ボランティアの移動制限も解除されることを
期待しています。





スライド11.JPG

(ADRAスタッフが災害被災地域に入る際には、状況に応じて、PCR検査や抗原検査などの感染症対策を徹底しています)



さて、
1月17日は阪神・淡路大震災が発生した日ということで、
防災についても認識を深める日です。

対策をしなければ…と思いながら、
あと延ばしになってしまうことが多いのが
防災対策ですが、
災害はいつ起こるかわかりません。


1月17日の前後数日間、1月15日〜21日は
「防災とボランティア週間」となっています。
これを機会に、災害に対して
ひとつでも備えていくことをお勧めいたします。

例えば、家族との安否確認。
万が一、家族と離れ離れの状況であっても
無事であることを確認できる手段があるということは
心の安心材料のひとつになります。

実はこの1月15日〜21日の期間は、
いつ起こるかわからない災害に備えるために、
NTTの災害用伝言ダイヤル(171)を
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
体験利用することができます。


災害伝言ダイヤルは、発災時に
電話がつながりにくい状況になっても
ご家族と連絡を取ることができる
大事な手段のひとつです。


いざというときは、気持ちも焦って
使い方に戸惑ってしまうことも多いので、

まだ使ったことがない方は、
この機会にぜひ練習してみてくださいね。

スマホからでも「171」とダイヤルするだけで
体験することができます。





スライド12.JPG



今日は1月17日「防災とボランティアの日」を
紹介させて頂きました。

皆さんもこれを機会に
災害ボランティアや防災について
認識を深めていただけたらうれしいです。


(国内事業課 三牧晋之介)



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Posted by ADRA Japan at 13:08 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(9/1) 災害へ備えるための「防災の日」  [2022年09月01日(Thu)]


ブログをご覧の皆様、
本日は何の日かご存知でしょうか。
そう、9月1日は防災の日です。


10万5千人もの死者・行方不明者が出てしまった、
関東大震災が発災した日でもあります。


防災の日は、日本に暮らしていると
避けられない地震や
この時期に多い台風や豪雨による災害について
認識を深め、

災害に対する心構えや備えを
見直す日として制定されました。




近年、日本では毎年災害が頻発し、
各地に被害をもたらしています。



丸森町_ADRA.jpg


2019年に発生した台風19号の被害(宮城県丸森町)




特にこの時期は、
太平洋高気圧の影響で
台風が日本列島に上陸しやすくなっています。


最近では、線状降水帯という、
局所的に豪雨を発生させる現象も起こりやすいです。
これは発達した積乱雲が複数集まっている状態です。


通常の積乱雲は、数十分から1時間程度、
急な雨を降らせて消滅しますが、
線状降水帯のように列を成した積乱雲は、
数時間に渡って非常に激しい雨を
局所的にもたらします。


これらが河川の上流で発生すると、
下流地域では川が氾濫し、
堤防が決壊して家屋が浸水してしまいます。



佐賀県武雄市_ADRA.jpg


通常はとても穏やかな川だが、令和3年8月の豪雨では、
堤防が決壊するほど水があふれた(佐賀県武雄市)



怖いのは豪雨だけではなく、地震もです。


東京でも近いうちに首都直下地震が起きると
言われています。


今年の3月には福島県沖で
とても大きな地震がありました。


宮城県や福島県を中心に、
住宅の屋根瓦が崩れ落ちたり
骨組みが歪んでしまったり、深刻な被害が出ました。


1年前にも同規模の地震が
ほぼ同時期に発生した場所でもあります。


地震は繰り返されているため、
今から少しずつ、災害に対する備えをしていく事が
重要です。



宮城県山元町_ADRA.jpg


地震の影響で屋根瓦が崩れてしまっている民家
(宮城県山元町)




自然災害による被害をゼロにすることはできません。


しかし、私たち自身の努力次第では
被害を最小限に食い止め、
より早い復興へと繋げることが出来ます。


普段から、今、災害が起きたらどうなるか…
という事を想定して、


食料や飲み水を備蓄したり、
ガスが使えなくなった時のための
卓上コンロやガスボンベを用意したり、
家具の転倒防止策を施したり、

身近なところから確認し、
自分で自分の身を守れるように、
今日起こるかもしれない災害への備えに
取り組んでみましょう。


ADRA Japanでは、
災害への備えや災害ボランティアについてお伝えする、
防災・減災講座を行っています。


また、皆さまの職場や団体、
ご自宅の災害への備えについて、
個別相談も承っております。



防災・減災講座_ADRA.jpg


災害ボランティアについて講演するADRA Japanスタッフ




備蓄するならどんなもの?何日分くらい必要なのだろう…

最近テレビで聞くローリングストックって?

水が止まったらトイレも使えないよね…代わりになるものは?

家族の安否はどうやって確認すれば?

大きい災害があったら避難所に行かないといけないのかな?


などなど、
皆さまの身近な疑問にわかりやすくお答えします。


ADRAの防災・減災講座や個別相談を活用し、
今ある疑問や不安には、
早めに対処していきましょう。


講座の内容は、
子ども向けや大人向けなど、
幅広い内容で調整が可能です。


お問い合わせをお待ちしております。



特定非営利活動法人 ADRA Japan
(アドラ・ジャパン)
事務局 Tel: 03-5410-0045



(執筆:国内事業課 三牧晋之介)


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Posted by ADRA Japan at 13:22 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(4/7) 4月7日は世界保健デー。今年のテーマである「私たちの地球、私たちの健康」が保健につながる理由とは? [2022年04月07日(Thu)]


皆さん、こんにちは。
ネパール事業担当の大西です
本日、4月7日は世界保健デーです。


世界保健デーは
WHO(世界保健機関)憲章が
初めて制定された日を記念として、
定められました。
世界保健機関憲章の内容はこちら




毎年テーマが決められており、
今年は人々と地球
両方の健康を保つことが
重要であるとして、


「私たちの地球、私たちの健康
(Our planet, our health)」


というテーマになっています。




なぜ、
「私たちの地球」と
「私たちの健康」が、


保健(健康を守り保つこと)に
つながるのでしょうか。




実はWHOによると
大気汚染や地球温暖化による
気候変動を含む環境要因によって、


肺がんや気管支喘息、心疾患、
またデング熱のような蚊が媒介する
感染症に繋がっており、
世界中で毎年1300万人以上が
亡くなっているのです。


特に、大気汚染が原因で心疾患や肺がん、
脳卒中などになり、
毎年700万人が亡くなっています。


これは世界中で毎分13人が
死亡していることになります。




また、WHOによると現在


「世界で少なくとも20億人が
汚染された水源を飲料水として
使用している」


と発表していますが、
その割合が温暖化などの
原因による洪水で、
さらに広範囲に及び、


汚染された水源を
飲料水として利用している人たちが
下痢、コレラ、赤痢、腸チフス、
ポリオなどの疾患によって、
命の危険にさらされています。




そのため、
今年は人々と地球、
両方の健康を保つことが
重要であるとして、


「私たちの地球、私たちの健康
(Our planet, our health)」


というテーマになったようです。




今日の世界保健デーをきっかけに、
私たちが「地球の健康」のために
身近に取り組めることは何かないか、
目を向けてみるのもいいかもしれません。



※ADRA Japanではネパールにて
保健事業を実施しています。

ぜひこちらをクリックして、
ブログをご覧ください。



(執筆:ネパール事業担当 大西由香)

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Posted by ADRA Japan at 23:27 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(1/17) 頻発する災害。私たちの在り方は【1月17日は防災とボランティアの日】 [2022年01月17日(Mon)]


1995年1月17日に発生した
阪神・淡路大震災。


あの時、多くの人々が
「自分にできることを」
との思いから、


ボランティアとして
現場に駆けつけました。


その数は1年間で137万人
とも言われています。


そのため、1995年は
「ボランティア元年」
とも呼ばれています。




2011年3月11日に発生した
東日本大震災では
さらに多くのボランティアが
全国各地から駆けつけ、


定期的に現地に通う人や
長期滞在して活動する人も
いました。


災害ボランティアの内容も
泥出しや片付け、
炊出しだけではなく、


看護、鍼灸、美容などの
専門性を生かしたものから
誰でも参加できるサロン活動や
足湯ボランティアまで
さまざまでした。




そして2020年、
私たちの生活環境が
ここまで変わると
想像もしていなかった
新型コロナウイルス感染症流行下で、


令和2年7月豪雨が
熊本県を中心に
九州や中部地方など
日本各地で発生しました。


感染拡大防止のため、
災害ボランティアの募集範囲が
市町村内あるいは県内に
限られたことで、


ボランティアに駆け付けられる人の
数が限られたことも、
復旧・復興に時間を要したことの
一因となったと言われています。


ボランティアの力の重要性が
強調された一方、


ボランティアはあくまで
自発的なものであり、
業務として行うものではない
という意味で、
その限界も明らかになったように
思います。
 



そして今、世界の至る所で
災害が頻発しています。



米国_竜巻.png


米国での竜巻被害 (https://www.afpbb.com/articles/-/3380648より)



ドイツ_水害.png


ドイツの水害 (https://www.cnn.co.jp/world/35173986.htmlより)



フィリピン台風.jpg


台風により被害を受けたフィリピンのシアルガオ島




多発する災害への備えを
考える上では、
各家庭における備蓄や
避難経路の確認、


地域や職場での助け合いに加え、
身近なつながりを超えた
災害ボランティア活動を通しての
支え合いを強化していく
必要があります。


私たちは、
備えることで、
繋がることで、
強くなることができるのです。


しかし、今後さらに
災害が頻発すれば、


あるいは新たな感染症が
まん延することがあれば、


ボランティアの力に頼ることも
難しくなるでしょう。




ボランティア活動に
参加する上では、
その時の状況にもよりますが


原則的には自分自身が
被災しておらず、
家族の安否も確認できている
必要があるからです。


つまり災害の規模が
大きくなればなるほど、
ボランティア活動も
制限されることになるのです。


その意味では、
災害が今以上に多発しないために、
地球環境の保全を目的として、


私たちの現在の日常生活を
根本から見直す視点を持つことが
不可欠であると思います。




国連のIPCC
(気候変動に関する政府間パネル)
は昨年8月に報告書を公表しました。


その中で



「人間の影響が大気、
海洋および陸域を
温暖化させてきたことには
疑う余地がない」



と記し、


私たちの便利な生活が
地球温暖化を招いているとする
断定表現を初めて用いました。




スウェーデンの環境活動家、
グレタ・トゥーンベリさんは、
IPCCの報告書の公表に合わせて
次のように訴えています。



「報告書は何をすべきかを
教えてくれるわけではなく、
解決策を示してくれるわけでもない。


決断するのは私たちだ。


私たちは未来の生活環境を
維持するために
行動を起こす準備ができているのか。


危機は拡大し、刻々と深刻化している」




令和3年8月豪雨.JPG


2017年九州北部豪雨で被災した東峰村に集まったボランティア




現状を知った上で、
何をすべきかを考え判断するのは
私たち自身です。


私たちの、

私たちの子どもの、

孫の、

そのまた先に生まれてくる
子どもたちの未来のために、


今、私たち一人ひとりに
できることが問われています。




防災とボランティアについて
考えるこの機会に、
ご自身の在り方を振り返るとともに、
今後の世界について
考えてみていただけたら幸いです。



(執筆:国内事業課チーム)


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Posted by ADRA Japan at 13:49 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(10/6) 身近な人を大切にすることが国際協力になるたった1つの理由 [2021年10月06日(Wed)]


今年も残り87日。
今日、10月6日が何の日か
ご存じでしょうか。


インターネットで検索すると


「同日2018年築地市場の
営業が終了」


「天むすの日」


「漫画ONE PIECEの
キャラクター‘たしぎ’の誕生日」


などが私の目に入ってきました。




いろいろな日がありますが、
今回のブログでは
「国際協力の日」を
取り上げたいと思います。




「国際協力の日」は、
1954年10月6日に、

日本の政府開発援助(ODA)が
開発途上国のための国際機関
コロンボ・プラン
(アジアや太平洋地域の国々の
発展を支援する協力機構)

に参加したことにちなんで
日本政府によって定められました。


この日を機会にして日本では、
多くの方たちに国際協力に関する
理解を深めてもらおうとする
取り組みがなされています。




「国際協力」と聞くと、
あなたはどんなことを
イメージしますか?


井戸掘りなどを
イメージする方が
多いのではないでしょうか。


私自身、2011年に
最初のアフリカへの赴任が
決まったとき、

実際に取り組んでいたことは
体育指導でしたが、
周りの友達には、


「井戸を掘っている」





「稲作を普及している」


と思われていました。


また、無償で何かをしてあげる
ことが国際協力だという風に
捉えている方も少なくないように
感じます。




けれども国際協力というのは
井戸掘りや稲作の普及
ばかりではありませんし、


「与えること」


だけが支援ではありません。


支援の形はたくさんあり、
支援方法は、
その時の状況によって
変えていく必要があります。




いくつか場面の例を
挙げていきますので、


「わたしがもしそこに居たら…」


と想像しながら読み進めて
頂けたら幸いです。




<場面@>


写真1.修正.jpg



車を運転していると、
物乞いの男性が近づいてきました。


あなたは、
お金を与えることもできるし、
職業トレーニングの機会を
与えることもできるとします。


このどちらも
「支援」であることには
変わりません。




<場面A>


写真のような綿花の生産を
生活の糧としている農家に
会ったとします。


あなたは、農家の方から
「収入が安定せずに困っている」
と相談を受けます。


収穫が安定するような栽培方法を
教えることもできるし、
コットン(綿)を繊維にして、
縫製ができる機械を
与えることもできるとします。


どちらも「支援」です。



写真2.jpg


<収穫された綿花。綿花栽培はジンバブエの主要産業のひとつ>





<場面B>

あなたはジンバブエの地方で、
学校の校舎がなく青空のもと
埃まみれ、砂まみれになって
勉強をしている子ども達を
見たとします。


体を清潔にできる手段を
提供することもできるし、
快適な環境で学べるように
校舎を建設することも
できるとします。


どちらも「支援」です。



写真3.jpg


<木とワラでできた簡易的な教室で学ぶ子ども達>





<場面C>

もしあなたが、
インフラ整備が整っておらず、
移動するのに何時間もかかるような
生活をしている人を見たとします。


ぬかるんだ道でも走れる車で
送迎することも、
道路や橋を整備にむけて
地元政府に働きかけることも
できるとします。


どちらも「支援」です。



写真4.jpg


<雨で泥だらけの道に行く手を阻まれている男性>





<場面D>

ジンバブエでは、
毎月の収入が20米ドル(約2,200円)
と少なく、生活に困っている人が
多くいます。


あなたはニワトリの育て方を
知っていて、ひよこもたくさん
持っています。


養鶏・養卵によって収入を得る
方法を教えることもできます。


また、生活費を援助することも
できるとします。


どの方法をとったとしても
「支援」になります。



写真5.jpg


<養鶏・養卵事業の雛鳥。ある1人の女の子は、ADRAが支援したひよこを大切に育て、育った鶏が産んだ卵を売って、中学校の制服と教科書を買うことができました>





支援には、
さまざまな方法があります。


支援の方法によっては、
一時的な助けで終わってしまう
ものもありますし、

成果を長く残し、
自立を促せる方法もあります。


相手をよく知り、話を聞き、
問題の解決策を共に考え、
そのときの状況に合わせて
柔軟に対応することが大切です。


そして、少し視点を変えて
考えてみて欲しいことがあります。


それは、身近な人に対しても
同じように接することは
できるということです。


身近な人とは、
家族や好きな人、職場の人、
学校の友達だと思います。


「おはよう」の挨拶を
交わしたり、
相手を受け入れて話を聞いたり、

困っていたら「大丈夫?」と
声をかける。


これは、国際協力の現場と
共通します。


国際協力は、
身近な人を大切にすることから
始まると思います。


ジンバブエでは、
みな当たり前のように
家族を大切にしています。


ショナ民族が多く住んでいる
ジンバブエでは、
ショナ語が使われています。


例えば、朝の挨拶に


「元気に起きたかな?」


という意味を表す


「Mamuka sei(マムカセイ)」



という言葉があります。


こう聞かれたら、


「しっかりと起きて
みんな元気だよ」


の意味である


「Tamuka mamukawo
(タムカ マムカヲ)」


と答えます。




主語である‘Ma’は‘あたな’を
意味し、答えるときの‘Ta’は
‘私たち(家族)’の意味になります。


このように、日常会話の中に、
家族のことも含めて返答する
文化があります。


それくらい家族とのつながりが
強いことが分かります。


ジンバブエでの生活を通して、
人々から家族や仲間の大切さを
教えてもらっています。




あなたの住んでいる場所は、
支援を必要とする人とは
物理的に距離が
遠いかもしれませんが、

それでもきっと普段から
一番身近な人を
大切にしたいという想いは
持っておられることと思います。


国際協力はその気持ちから始まり、
距離は関係なく、
誰にでもできることがあると
私は思っています。




今年も残り87日。


今日の国際協力の日をきっかけに
身近な人を大切にすることを
より一層心掛けて過ごし、

新しい年を迎えるのも
いいですね!



写真6.jpg


<ジンバブエ・ゴクウェ地区の朝日>




ジンバブエ事業は、
皆さまからのご寄付のほか、
日本NGO連携無償資金協力の助成も
受けて実施しています。


引き続き、ADRAの活動を
応援していただけますと幸いです。




‘ADRA Japan(アドラ・ジャパン)
スタッフのツイッター’で
ジンバブエ情報も発信しているので
ぜひ、いいね、リツイート、
登録をお願いいたします。


ADRA Japan(アドラ・ジャパン)
スタッフのツイッターはこちら



(執筆:ジンバブエ事業 現地事業責任者 小松 洋


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Posted by ADRA Japan at 13:45 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(1/19) 1月15日〜21日は「防災とボランティア週間」。災害伝言ダイヤルを練習してみませんか? [2021年01月19日(Tue)]


こんにちは。

事業部の鈴木です。



皆さんはどのような年末年始をお過ごしになったでしょうか。

私は、帰省を自粛したために比較的時間がありました。

この機会に災害時の「家族の安否確認」ができるよう、災害伝言ダイヤル(171)を体験してみることにしました。



災害伝言ダイヤル(171)とは、地震、噴火などの災害の発生によって被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。

電話でメッセージを録音する以外に、災害用伝言板(web171)というインターネットで伝言の登録や確認ができるシステムもあります。



<災害伝言ダイヤルの詳細はこちらをクリック>




災害伝言ダイヤルでは、災害発生に備えて利用方法を事前に覚えられるように、体験利用日が設けられています。

正月三が日も体験利用日だったので、私はそれを活用しました。

トライしたのは夫と、同居をしている私の母です。



私は仕事で以前に災害伝言ダイヤルを体験したことがあったので、大体の流れを把握できており、録音・再生ともに手間取ることなくできました。



しかし母は、


「被災地の方はご自宅の電話番号、または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。被災地以外の方は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を、市外局番からダイヤルして下さい。」


というガイダンスが瞬時に理解できず、すぐに次の操作に入ることができませんでした。



<災害用伝言ダイヤル(171)伝言の録音方法はこちらをクリック>



母は私が最初に録音した、


「会社にいます、無事です。帰宅できそうならまた連絡します。」


というメッセージを確認することはできましたが、その返答として


「わかりました。気を付けてください。」


という返事を残していました。

このメッセージでは、母が生きているということは分かるものの、職場から帰宅できずにいる私や夫としては、もっと多くの情報を知りたい状況にあります。

そこで母に対して、自宅がどうなっているか、自分自身が無事なのかどうかも知りたい録音して伝えてほしい、というリクエストをしました。



また、保育園に通っている子どもを誰が迎えに行くかという話し合いもしました。

地方に住む夫の家族にも、東京が被災した場合は災害伝言ダイヤルに録音したメッセージを聞いて、私たちの状況を把握してほしいと伝えることもできました。



実際に災害が起きパニック状態に陥った中で、まず災害伝言ダイヤルの存在を思い出し、更に活用するためには、事前に体験をしておくことがとても有効だと感じました。

メッセージを録音する前に進行のイメージを持つことができ、頭の整理と心の準備が可能となります。



【災害伝言ダイヤル体験利用提供日】
・毎月1日,15日 00:00〜24:00
・正月三が日(1月1日00:00〜1月3日24:00)
・防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00〜1月21日17:00)



1月15日〜21日は「防災とボランティア週間」で、災害伝言ダイヤルを1週間体験できます!

みなさんもこの機会に、大切な家族や友人と災害伝言ダイヤルを試してみてはいかがでしょうか?



<災害用伝言ダイヤル(171)体験利用についてはこちらをクリック>



(執筆:事業部 鈴木知子)



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Posted by ADRA Japan at 11:52 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(1/17) 1月17日は防災とボランティアの日 [2021年01月17日(Sun)]


1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災。

あの時、たくさんの方々が「自分にできることを」との思いから、ボランティアとして現場に駆けつけました。

その数は1年間で137万人とも言われています。

そのため、1995年は「ボランティア元年」とも呼ばれています。



2011年3月11日に発生した東日本大震災ではさらに多くのボランティアが全国各地から駆けつけ、定期的に何度も現地に通う人や長期滞在して活動する人もいました。

災害ボランティアの内容も泥出しや片付け、炊出しだけではなく、看護、鍼灸、美容などの専門性を生かしたボランティアから誰でも参加できるサロン活動や足湯ボランティアまで様々でした。



そして昨年、私たちの生活環境がここまでかわると想像もしていなかった新型コロナウイルス感染症流行下で、令和2年7月豪雨が発生しました。

ボランティアは地域内の限定募集となり、私たちのような県外から被災地へ入りたいと考える支援団体も、当初は慎重な姿勢をとらざるを得ませんでした。



今回、令和2年7月豪雨の被災地における復興の遅れが生じているのは、ボランティア数が少なかったからだという声も一部では聞かれます。

2019年の台風19号により全国各地の広範囲に被害が及んだ際も同様で、ボランティア不足が一部で問題視されました。

確かに、ボランティアの力は非常に大きく、人手としてだけではなく、ボランティアが現地を訪れるだけで住民の方々が勇気づけられるという側面もあります。

しかし、ボランティア不足を問題視することについて、特に毎年のように災害ボランティアに参加している人からは複雑な想いが聞かれました。

というのは、ボランティア活動は、その語源が示すように、「自分自身の意志をもって始める活動」であって、誰かに強制されて義務として行うものではないからです。



ADRA Japan としては、コロナ禍において活動が制限されることを思うともどかしい気持ちになりますが、これまで災害ボランティアに参加してきた方々の想いが途切れないよう、また、まだ参加したことのない方々にもボランティア活動の素晴らしさを感じていただくことができるよう、機会を作っていきたいと考えています。



1_ADRA_東日本大震災.jpg


(東日本大震災被災者支援活動における炊出し)



2_ADRA_熊本地震.jpg


(熊本地震被災者支援活動における看護師による避難所巡回)




3_ADRA_佐賀_九州豪雨.jpg


(秋雨前線による豪雨で被災を受けた佐賀県での足湯およびサロン活動)




4_ADRA_鋸南_台風15号_台風19号.jpg


(2019年の台風15・19号で被害を受けた千葉県鋸南町での作業)




5_ADRA_令和2年7月豪雨_熊本_修繕_vol2.jpg


(令和2年7月豪雨の被害を受けた家屋の床の修繕作業)




今年もまだコロナ禍は続きそうです。私たち一人ひとりに何ができるのかが、今、問われているのかもしれません。

皆さんと一緒に、できる支援を増やしていきたいと思います。


(執筆:国内事業課 三原千佳)



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Posted by ADRA Japan at 07:00 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(10/16) 明日10月17日は貧困撲滅のための国際デー [2020年10月16日(Fri)]


明日、10月17日は国際連合が制定した「貧困撲滅のための国際デー(International Day for the Eradication of Poverty)」です。

今日はADRA Japanが教育環境改善活動を行っているジンバブエから、貧困撲滅について考えてみたいと思います。



世界銀行によると、ジンバブエにおいて1日1.90ドル未満で生活する最貧困層は2011年の21.4% から2019年には40% まで上昇し、2020年には経済状況や失業等によってさらにこの割合は上がるだろうと言われています。



ADRA Japan が教育支援事業を行っているゴクウェ・ノース地区は、特に貧しく、多くの家庭が十分な収入を得られないため、子どもの学費を支払うことができていません。

それにより、学校の収入も減り、学校を運営する学校開発委員会の活動は制限されています。

ADRA Japanはこの地区の3つの学校にて収入を確保するための生計向上活動を支援しています。

今回はその生計向上活動について、現地スタッフのJoseph John(ジョゼフ ジョーン)が紹介してくれます。



@Joseph_John.jpeg


「Joseph John」:アシスタント フィールドオフィサー
*彼のADRAでの仕事に対する思いについては、バックナンバーのブログ「ADRA Zimbabweで働くスタッフたちの想い」を参照してください。




ゴクウェ・ノース地区は、ジンバブエのミッドランド州ゴクウェ・ノースにある行政区です。

同地区は綿花栽培が盛んで、この地域の多くの人が綿花栽培で生計を立てています。



A綿花の様子.JPG


(ゴクウェ・ノース地区の綿花)



ゴクウェ・ノース地区は雨季もありますが、一年を通じて暑く、乾季は特に気候が厳しいです。

ADRA Japanは、この地区のクシンガ、チリサ、ネニュンカという3つの小学校で活動をしています。

これらの学校は、政府からの資金援助がほとんどなく、子どもの保護者の多くが貧困のため学費を支払えません。

その結果、学校は教育インフラを整備する資金が不足しており、子どもたちは枝や土でつくられた小屋や木の下などで授業を受けています。

そのため、ADRA Japanは、教育支援の一環として、学校独自で校舎建設や教材の購入など教育環境が改善できるように活動をしています。

今回は学校の生計向上を目的とした養鶏・養卵活動のためにブッシュベルトと言われる種類の鶏を学校に搬入しました。



B養鶏場の様子@.JPG


(養鶏場の様子)




ブッシュベルトは、養卵用とされる現地の土着の鶏で、厳しい環境にも耐え、比較的少ない飼料でも生き延び、病気にも強いという特徴があります。



C養鶏場の様子A.JPG


(養鶏場の様子)




しかし、学校側はロードランナーと呼ばれる放し飼いの鶏には慣れていましたが、より管理が必要なブッシュベルトの養卵には慣れておらず、管理が十分でないことなどから鶏が病気で死んでしまうということもありました。

鶏の病気には現地の伝統的な薬を用い、また、鶏の世話についての研修も行った結果、管理の仕方は大きく改善されました。

この養卵による収入で、校舎等の建設に使う砂利を運ぶためのトラックを借りることも出来ました。



D砂利の採取.jpg


(砂利を運ぶためのトラック)




更に、この養卵による収入で、学校のセキュリティも強化されました。以前は資金がなく警備員を雇うことができませんでしたが、収入が増えたことで雇用が可能となり、子ども達がより安心して学べる場となりました。

また、学校開発委員会は、特に財務管理の知識がないため、学校財務管理の仕方も含めて、学校の運営管理能力強化のための研修も行いました。

この研修により、学校開発委員会は定期的に会合を持つようになり、学校の発展のために何を購入すべきか、どのように養卵事業を運営すべきかなど教育環境改善のための具体的な活動に取り組むようになりました。



E店先に並ぶ卵.JPG


(店先に並ぶ卵)




特筆すべきことは、学校は地元の市場や店で卵を売って得た資金で、ヤギも飼い始めたことです。

卵は10個で1ドルですが、ヤギを飼育して売れば、より収入が増え、その資金で学校を開発していくことが出来ます。

これは、養卵によって、しっかりとした収入の基盤が出来たからこそなし得たことと言えます。

支援対象の3つの学校は、以前とは違って、先生も子ども達も活き活きとしています。



Fシアクーバ・ティノテンダさん.JPG


(養卵の鶏を笑顔で抱く特別学級の保護者(養卵事業の管理に関わっている))
 



G購入したヤギ.JPG


(購入したヤギ)




コロナ禍の影響で、ジンバブエの教育環境改善活動は制限された中での実施となっていますが、9月末には最高学年から学校が再開されるなど、状況は少しずつ改善されています。

学校再開後も、生計向上活動で得た収入を使いながら、子どもたちが安心して学べるよりよい教育環境を、学校開発委員会が中心になり作っていってくれることを我々は信じています。



引き続き、ジンバブエの人たちの生活が改善されるように活動していきますので、どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

是非、質問やコメントがありましたら、下記のコメント欄に投稿をお願いいたします。

また、ADRA Japanはスタッフ用ツイッターである「ADRA Japan(アドラ・ジャパン)スタッフ」を開設しましたので、フォローをお願いします。


※この事業は、皆様からのご寄付のほか、日本NGO連携無償資金協力の助成も受けて実施しています。



(日本語訳・執筆:ジンバブエ現地事業責任者 小松 洋



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Posted by ADRA Japan at 11:04 | 今日は何の日? | この記事のURL | コメント(0)
(10/6) 10月6日は国際協力の日 [2020年10月06日(Tue)]


皆さん、こんにちは!

10月6日は何の日か知っていますか?



正解は、日本が定めた『国際協力の日』です。

1954年、日本が初めて国際協力の援助国として、アジアや太平洋地域の国々を支援する国際組織「コロンボ・プラン」に加盟した日が10月6日でした。

今回は、国際協力に関連したトピックとして、世界の難民数とADRAが実施しているエチオピアでの難民支援についてご紹介します。



現在、住み慣れた場所から避難を余儀なくされている人々が世界に何人いるか知っていますか?



2019年末時点で7,950万人です。

これは日本の人口の60%以上になります。

このうち、母国を離れ、国外に避難している難民は2,600万人います 。

特に多くの避難民が出ている国はシリア(556万人)、アフガニスタン(237万人)、南スーダン(225万人)などです。



ADRA Japanは2014年からエチオピアで南スーダン難民への支援活動をしています。

南スーダンは2011年7月にスーダンから独立しました。

しかし、大統領(ディンカ族)派と副大統領(ヌエル族)派による政府内の派閥抗争から民族間の争いのような状況となり、2013年以降に数万人の死者と190万人の国内避難民、200万人以上の国外避難民を出しました。

その後は停戦合意とそれを覆す戦闘が繰り返され、2018年6月にようやく恒久的な停戦合意がなされ、2020年2月に暫定政権が発足しました。



ADRA Japanは、9月から南スーダンと国境を接するエチオピアのガンベラ州クレ難民キャンプで衛生状況を改善するための活動を行っています。

エチオピアには現在、約35万人の南スーダン難民がおり、2020年になってからも1万人以上の南スーダン難民が流入しています 。



写真1 クレ難民キャンプ_logo.jpg


[エチオピアと南スーダンの国境近くにあるクレ難民キャンプ]




クレ難民キャンプには約45,000人の南スーダン難民が暮らし、女性と子どもが人口の約80%を占めています 。

キャンプは開設から6年が経過し、長く使用できる衛生施設が必要となっています。特にトイレは、排泄物を一か所にまとめるので、野外排泄による感染症を防ぐことができます。

ADRAは、キャンプ開設後に設置されたプラスチック製の公共トイレから、難民の世帯ごとのトイレへの移行をサポートをしています。

女性と子どもにとって、公共トイレや野外排泄には安全上の危険がありますが、家から距離が近く、施錠ができる世帯トイレはこれらのリスクを軽減することもできます。 



写真2 世帯別トイレ_logo.jpg


[過去事業で建設した世帯ごとのトイレ]




難民はこれまでに住んでいた村の生活習慣から、手洗いをしないことや野外で排泄をしてしまうことが課題です。

さらに、新型コロナウイルス感染症が拡大しており、エチオピア国内の感染者数は7万人を超えています。難民キャンプ内での感染拡大を予防する必要があります。

そこでADRA Japanは、世帯トイレの建設と新型コロナウイルス対策手洗いキャンペーンなどの衛生啓発活動により、難民キャンプの衛生状況を改善し、住民がより衛生的な生活を自立的に送れるように支援を行っていく予定です。



写真3 手洗キャンペーン_logo.jpg


[過去の手洗いキャンペーン]
※ソーシャルディスタンスを保った上で、活動を実施する予定




世帯トイレの設置では技術のある難民がトイレの建設作業を行い、穴の掘削作業は難民がボランティアで行います。

また、衛生啓発活動では難民たち自身がキャンプ内で積極的な推進を担っています。

こうした難民の活動参加により、難民が自身の能力を高め、避難生活が長期化する中で、支援に依存してしまうことを防ぐことができると考えています。



これからもADRA Japanは難民キャンプの衛生環境の改善に努めていきます。

皆さまからの温かいご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。


*本事業は皆さまからのご支援とジャパン・プラットフォームの助成金で実施しています。


(執筆:エチオピア事業担当 鈴木昌則



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Posted by ADRA Japan at 09:40 | 今日は何の日? | この記事のURL
(9/21) あなたにとって「平和」とは何ですか? 〜今日は国際平和デー〜 [2020年09月21日(Mon)]


本日、9月21日は国際平和デー(International Day of Peace)です。

国際平和デーは、国連が国際平和を祈念し、推進していく日として制定した「停戦と非暴力の日」です。



なぜ9月21日なのか、知っていますか?

国際平和デー提唱者のジェレミー・ギリー(Jeremy Gilly)さんは、



「私の祖父は戦争捕虜として長崎にいました。

国際平和デーを21日にしたのは、祖父の友人で長崎から祖国に帰ることができたのが
21人だったからです。

祖父と日本は、自分に平和へのインスピレーションを与えてくれた存在です」



と話しています。



「平和」に関して改めて思いを巡らせる機会は、日々の生活を送る中ではあまりないかもしれません。

また「平和」と聞くと、どこか遠い世界、もしくは過去のこと、と身近に感じにくいと思う人もいるかもしれません。

しかし、国家間の紛争も、内戦も、その火種となった暴力も、発端となった出来事は些細なことだったりします。



「平和教育」「平和構築」などの単語を頻繁に使う仕事をしていても、いかに家族や友人、自分のごく身近にいる人たちと平和な関係を築くこと、あるいは自分の中に平穏な心を保つことが難しいことであるか、時として大いに実感します。

でも、国際平和は結局のところ、そのような個人個人の平穏・平和から繋がり、作られていくものだと思います。



あなたにとって「平和」とは何ですか?



私たちが教育事業を行っているジンバブエとミャンマーの子どもたちに、「あなたにとって平和とは?」と投げかけてみました。



1._Mibsomme_Siamatuミブサム・シアマトゥ.jpg


「平和とは、有力者がその地域で私欲のために権力をふるわず、人々が抑圧を受けることなく住めること。平和であれば、人は制限を受けることなく、働きたい場所で働くことができる。」
ミブサム・シアマトゥ(ゴクウェ・ノース、ジンバブエ・17歳)




2._Chrystabel_Gonkaクリスタベル・ゴンカ.jpg


「平和とは、何の問題もなく他の人たちと一緒に住めること。そして、外部からの妨害を受けることなく、教育を受けられること。」
クリスタベル・ゴンカ(ゴクウェ・ノース、ジンバブエ・17歳)




3._Ashely_Ncubeアーシリー・ヌベ.jpg


「平和とは、紛争のない自分たちのコミュニティに住めること。そして、必要なときに、両親から無制限の援助を受けられるとき、平和を感じる。」
アーシリー・ヌベ(ゴクウェ・ノース、ジンバブエ・15歳)




4._Naw_Kit_Kit_Pawノー・キ・キ・ポー.jpg


「私にとって平和とは、戦争がなく、逃げ惑う必要もなく、どこにでも自由に行くことができて、平穏に暮らせる世界。」
ノー・キ・キ・ポー(ヤンゴン、ミャンマー・14歳)




5._Saw_Bwe_Mooソー・ブウェ・ムー.jpg


「平和とは、自由に、何の心配もなく暮らすことができること。」
ソー・ブウェ・ムー(ヤンゴン、ミャンマー・13歳)




住む場所、置かれている環境が違えば、平和の捉え方も違います。

それぞれが思う「平和」は人の数だけあると思いますが、それでも暴力のない世界、紛争のない世界を望む気持ちは誰でも一緒ではないでしょうか。



未だに争いが絶えないこの世界において、一日でもそのような国に平和が来ることを願い、そしてまずは身近な人たちとの関係から、平和を築いていく、そのような気持ちを新たに、個人としても団体としても活動を続けていきたいと思います。


(執筆:ミャンマー/ジンバブエ事業担当 堀 真希子)


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Posted by ADRA Japan at 07:49 | 今日は何の日? | この記事のURL
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